ホーム > 仕事の悩み >

仕事のやる気が出ない時の気持ちの持ち方、無理のないやる気の出し方

仕事のやる気が出ない。

そういう時もあるかも知れません。でも、仕事だから、そうも言っていられない。

そんな時はどうしたらいいでしょうか・・?

今回はそんなことについて、また、やる気が出てくる仕組みについても、考えてみたいと思います。

目次

やる気がでない時があってもいい

仕事のやる気が出ない時にどうやったらやる気を取り戻せるか・・?ということをこれから書いてゆく上でいきなり矛盾するようなことを言うようですが、やる気というのは、出ない時があってもいいと思うのです。

いつも仕事のやる気に満ちていなくてもいい。やる気が出ない時があってもいいと思うのです。

仕事では、やりたいことだけやれる・・ということはなくて、やらなければならないことも多いわけで、だから、やる気に満ちた状態をずっと保ってゆけることの方が稀なことだと思います。

それに、人の心というのはどうも、常に一定ではなくて、波を打っていて、上がったり、下がったりを繰り返しています。

やる気も同じで、例えば、やる気がでない状態(波が下がった状態)があっても、ずっとそのままかというと、そうではなくて、また、そのやる気はいずれ、上がってきます。

ただ、不思議なもので、波が下がった状態で頑張ろうとすると、自然と上がってくるはずの波が上がってこないこともあります。

そういう意味でも、自分をコントロールしてゆくためには、その気持ちの、または心の波を上手に乗りこなしてゆく必要があるのかも知れません。

気持ちが上がっている時は、ペースを上げても物事はうまくいったりします。だけど、気持ちが下がった時は、その心の状態をあるがままに受け入れて、その波に逆らわずに、受け入れてみることが必要なのかも知れません。

その時の心の波を受け入れて、その気持ちが下がった時なりに、ただ、やるべき仕事をこなしてゆく・・すると、やる気というのは不思議と上がって来たりします。

上がり下がりする心の波を乗りこなしてゆくことは、自分や自分の気持ちをコントロールしてゆく上でも大切なことなのだと思います。

「やる気を出そう」とは思わない方がいい理由

さて、ここからは具体的にどうやったらやる気を取り戻すことができるか?ということについて考えてゆきたいと思います。

突然ですが、仕事のやる気が出ない時、「やる気を出そう」とは思わない方がいいかも知れません。

やる気というのは、出そうと思ってもなかなか・・出てこないもののようです。

これは先ほどの心の波が下がった時に、(心を)何とかしようとしてもうまくいかないことに似ています。

やる気というのは気持ち、心の問題だから、気持ちや心を何とかしようと思うのは、自然の流れだと思うのです。

ただ、心というのは、とても複雑に出来ていて、何とかしようと直接働きかけてもうまくいかないことも多いものだと思います。

もっとも、そんな時に何もできないかと言うと、そうではなくて、できることもあって、例えば、考え方を変える、捉え方を変えてゆくということもできます。

ただ、そんな風にして心に直接働きかける、つまり、気持ちを何とかすることで、やる気を出そうとすることがうまくいかない時は、もっと違ったアプローチでやる気を取り戻す方法もあります。

それはどんなアプローチかというと、心に働きかけることで、心をコントロールするのではなくて、「体を動かすことで心をコントロールする」・・という方法です。

実はやる気というのは、いきなり湧き上がってくるものというよりも、何かをやっているうちに湧き上がってくるもの・・のようです。

仕事についても同じことが言えるかも知れません。

やる前からやる気に満ちていて・・ということもあるかも知れません。新入社員の頃はそんな気持ちにもなれたりします。「やってやるぞ!」という気持ちです。

だけど、長年同じ仕事を続けていると、そういうことは減っていったりする。

そして、どうもやる気がわかないなぁ・・という時も出てきたりします。

それはどんな方であってもそうです。

世界的ブランドとなった「G-SHOCK」を開発した伊部菊雄さんという方がいらっしゃいますが、伊部さんは自身の著書の中で仕事のやる気がわかない、気乗りがしない時もあると語られています。

燃え尽き症候群、むなしさ、心がからっぽになる感覚からの抜け出し方

さて、少し話がそれましたが、次に、「体を動かすことで心をコントロールする」ということについて詳しく見てみたいと思います。

こうするとやる気は自然と湧いてくる

冒頭でも書かせていただきましたが、やる気がでないと思った時はまず、1)やる気がでない自分を受け入れてみることが大切になってきます。

やる気が出ないことは悪いことではありません。そんな時は誰にだってやってくるものだと思います。

ただ、やる気を出さないといけないと、やる気が出ない自分を受け入れないことは、問題かも知れません。

さて、やる気が出ない自分を受け入れたら、次にできることがあります。

それが、2)休むことです。

燃え尽き症候群、むなしさ、心がからっぽになる感覚からの抜け出し方でも書かせていただきましたが、やる気がでない時は自分の心を抑圧しようとせず、少し休んでみます。

仕事を休むこともいいし、休めない時は、無理することをやめて、早めに仕事を切り上げたり、いい意味で、力を抜く工夫をしてゆきます。

やる気がでない時は無理する時ではなくて、休む時、工夫する時なのだと思います。

また、ある日突然、やる気を失う、意味がない、むなしいと感じてしまうで書かせていただきましたが、やる気が出ない時は、そのやる気がでないもの以外の何かを充実させてみるのもよい方法です。

仕事がオンであれば、オフのプライベートを充実させてみるのも良い方法だと思います。

それが結果的には仕事のやる気を取り戻すきっかけになってゆくことがあります。

やる気を取り戻すためには、1)受け入れて、2)休む・・ということをしてゆきます。

その次ですが、やる気が出ないと思った時は、気持ちを高めようとするよりも、体を動かしてみる、つまり、行動してみることが大事なポイントになってきます。

やる気というものは、多くの場合、何かをやっているうちに出てくることが多いものだから、です。

ですので、やる気を取り戻すための3つ目のステップは、3)行動する・・ということになります。

1)と2)のステップの後に、やる気がでないままで構わないので、行動してみます。

この場合の行動するというのは、体を動かして行動する・・ということになります。

考える・・は体を動かしていないのでダメです。

体を動かすので、手や腕、足であったり、体を動かします。

仕事をすれば、殆どの場合は体のどこかを動かすことになると思います。

デスクワークであっても、例えば、パソコンのキーボードを使って入力するのも手を使っているわけなので、体を使うことになります。

そうやって、体を使って行動してゆきます。

この時、やる気が出ないないままで大丈夫です。

むしろ、「やる気を出そう」・・と思うのはダメです。心に直接働きかけるのではなくて・・体に働きかけてゆきます。

そうやって、手や腕、足を動かして、やるべき仕事をこなしてゆくうちに、ふとした瞬間に気持ちのスイッチが入ることがあります。

やる気が戻る瞬間がやってきます。

やる気という気持ちを、体を使って行動することで取り戻すわけですが、これは心理学の世界では行動療法と言われていて、気持ちをコントロールする方法の1つになります。

この方法は実は、色々なところで、色々な人が実践している方法でもあります。

例えば、メジャーリーグで数々の記録を打ち立てたイチローさんも、心そのものをコントロールすることは限界があるので、体を使うようにしているとインタビューで答えられていますが、これも体を使って、心(気持ち)をコントロールしようとしているわけです。

やる気が出ない時には、やる気が出ないことを悪いことだと思わずに、そんな自分を受け入れて、少し休んで、そして、やる気が出ないままでいいので・・体を使って行動してみる。

すると、不思議とやる気というのはまた、戻ってくるようです。

自分はどんなことに喜びを感じるか?

少し話は変わりますが、僕は仕事に行き詰った時、あることをいつも考えるようにしています。

それはどんなことかというと、

「どうやったら仕事が楽しくなるのか?」

ということなんです。

仕事は「楽しい」ということからは遠いもののように感じてしまいます。

そして、確かに、仕事は楽しいことばかりではないと思うのです。

働いてお金をいただくわけで、お金をいただくということは、何らかの形で誰かの役に立っていなければならないわけで、それはどんな仕事であっても、難しいことだと思います。

だけど、仕事を楽しんではいけないとは誰も言っていない。

むしろ、楽しそうに仕事をしている人もいます。

そういう人達を見ていると、意識しているかしていないかは別として、みなさん、楽しむ工夫をされています。

仕事を楽しむためには、工夫が必要なのかも知れません。

そして、仕事が少しでも楽しく思えたら、仕事のやる気が出ないことに困ることも少なくなりそうです。

「どうやったら仕事が楽しくなるのか?」

という話に戻りますが、これは言い替えると、自分はどんなことに喜びを感じるのか?どんなことに楽しさを感じるのか?と考えるということでもあると思うんです。

仕事で言えば、例えば、お客さんの笑顔を見た時に嬉しいと感じる。そんな方もいらっしゃるかも知れません。

または、成績を伸ばすことであったり、技術が向上することに喜びを感じる方もいらっしゃるかも知れない。

何か、自分が「楽しい」または「嬉しい」と感じるポイントがあるはずだと思うのです。

僕自身の話に戻りますが、自分が仕事で行き詰ったり、やる気を失った時は、自分はそのポイントからそれているのではないか?と考えてみます。

進んでいる方向が少し間違っているのではないか?と。

そんな風にして、「自分はどんなことに喜びを感じるか?」ということを思ってみた時に、何か仕事のヒントが浮かんで来たりします。

自分が楽しいと感じるポイント、自分が喜びを感じるポイントも、ほんの少しづつですが、その時々で(年齢だけでなく、心や体の調子によっても)変わっていったりします。

だからこそ、進んでいるうちに何故かやる気が思うようにでない・・ということになるのかも知れませんが。

ただ、いずれにしても、仕事を楽しむためには工夫が必要で、そのためには、自分が楽しいと感じること、自分が嬉しいと感じることは何なのか?と自問自答してみる必要があるのかも知れません。

実際にそうやって自問自答してみると、自分のことなのに、わかっていないことも多いものだなと、そう感じたりします。

人は、自分以外の人のことはよく見えるけど、自分のことは案外見えていない、わかっていないのかも、知れないですね。

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
感謝。