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人の人生にあるたった1つの使命とは?

僕はどうやったら人生を楽しく生きられるか・・・ということを四六時中考えている、ちょっとおかしな人です。(笑)

そんな僕が人生を楽しむために大切だと思うことがあります。その1つが、自分の人生の使命を知って、忘れない・・・ということです。

人生の使命なんて言うと、何だか重苦しいです。とても、楽しい人生とは結びつかないような、その対極にあると感じてしまうようなものです。

だけど、それは本当は人の人生の喜びを増してくれるものであり、輝いている人が持っているものであり、それは誰の人生の中にも共通してあるもの・・・だと僕は思っています。

たった1つの使命とは?

誰の人生にも使命というものはあるようです。それは色々な形があります。スポーツ選手が人に感動を与えること、サラリーマンが人に喜ばれる製品を世に送り出すこと、主婦が家族を支えること。

使命には色々な形がありますが、それをまとめてゆくとたった1つのことになると思うんです。

それが「誰かの役に立つこと」・・・なんだと思うんです。

「誰か」というのは、人数ではないのかも知れません。
それは「大きさ」なんだと思います。

人は自分のことだけを考えていった時に、必ず立ち止まるようにできているのかも知れません。そして、何故か面白くなくなるのです。仕事が、人生が、生きることそのものが。

それは自分のことだけを考えている時にやってくるものなのかも知れません。

人が生まれ持った楽しい・嬉しいと感じる能力が「オン」になる時

仕事は本来楽しいものではないのかも・・・知れません。でも、仕事が楽しいと言っている人を見ると、必ず、誰かの役に立っている人であることに気づくんです。

勿論、そうやって仕事が楽しいと言う人だって、ご自分のために仕事をされていると思うんです。自分が生きてゆくため・・・です。

だけど、自分のために誰かのことを考えてお仕事をされているようです。同じことをするのでも、自分だけのことを考えていると必ず楽しくなくなってきます。

自分のことだけを考えてやっていること、例えば、自分の収入を上げることだけを考えていると最初はいいけれど、どんどんと楽しくなくなっていきます。

人は自分のためだけに頑張り続けることは恐らくできません。
それは楽しいと感じ続けることがその方法ではできないから・・・なんだと思います。

人には嬉しいとか、楽しいと感じる、ある種の生まれもった能力があります。そして、人は人の役に立っていると感じた時に嬉しい、楽しいと感じる1つの本能のようなものがあって、それは神様がそう設計したのかどうかはわかりませんが、でもそのように人はできているようです。

だから、人は誰かのことを思った時、自分が誰かの役に立っているのだと気づいた時に溢れんばかりのやる気であったり、喜びを感じるようになっています。

仕事が楽しいと言う人とそうでない人の小さな違い

仕事でも、自分のことだけを考えるといずれやる気を失って仕事も楽しめなくなります。

でも、今、自分がやっていることが誰かの役に立つと考えることで、それが困難なことであっても、それを乗り越えることで誰かの役に立とうという使命を感じることで、やる気になったり、自分が進むべき道を見失わずに進めるのではないかな・・・と思います。

僕に「仕事が楽しくない。楽しめない。」と話してくれた方がいたんです。その方は会社の社長さんです。考えてみたら、目先の利益しか頭になかったと言うのです。

勿論、会社の社長さんであれば、従業員のため、会社存続のために利益が大切だと思われるのは不思議なことではありません。

でも、仕事をすることが苦しくなってきたのは、もしかしたら、見ているところが間違っていたから・・・かも知れません。

目の前の利益、それは勿論、経営者の方にとってはとても大切なものだと思います。そして、その責任の重さはご本人しかわからないものがあると・・思います。

だけど、もし、それだけじゃなくて、例えば、自分の会社の製品を手に取った人の笑顔を見たいと思えたなら、そういう使命を感じたなら、もしかしたら、その仕事は楽しいものに変わるのかも・・・知れません。

人の人生にあるたった1つの使命、それは誰かの役に立つこと・・・なんだと僕は思います。そして、それは自分の人生をキラキラと輝かせてくれる。

どんなことでも、仕事でも、自分の使命を見つけて、それを見失わなければ、それはもしかしたら、楽しいと思えるようになるのかも知れないと、僕はそう思っています。