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あがり症はどうやったら治すことができるか?

人には絶対に言えないし、隠しておきたいことってあったりします。

僕にとってのそれは「あがり」でした。あがり症・・・です。
といっても誰も知らないし、気づかなかったかも・・知れません。

隠すのだけは・・上手なんです。(笑)

あがり症の方はみんなそうだと思いますが、あがったりするところを見られるのを極端に嫌います。恥ずかしいから・・です。

僕が正にそうでした。ところが、30代になると、大勢の人前でスピーチする機会が増えたり、仕事で人前で話すことが日常になってしまいました・・。

上手に隠して、「人前に出るのが平気なんですね」・・なんて言われても、実は震えを必死にこらえていたりする自分がいるんです。

でも、このままではまずい・・と思いました。
あがり症なのに、毎日のように人前で話す・・・地獄のようなもので・・。

そんなことで・・10年ほど、避け続けてきたものをどうにかして治さなければならなくなりました。

それからどの位経ったでしょうか・・・僕は友人の結婚式でスピーチをしていました。

会場は穏やかな笑いに包まれて、僕も笑って話していました。もう震えを我慢する僕ではなくなっていたんです。

それまでやったことやわかったことはこのサイトの緊張に関する記事で少しづつご紹介させていただいてきましたが、今回は「あがり」について僕がしたことや気づいたことをまとめてみたいと思います。

あがらなくなる方法を見つけた

人の目が気になるから、あがってしまう・・・僕はそう思っていたんです。もし、その場にいるのが僕一人なら・・・あがったりはしません。

だけど、人の目が気になるからあがるというのは、他人が気になっているからあがるのとは・・・ちょっと違っていたようです。

他人が気になるのではなくて、他人の目に映る「自分」が気になっていることに気づいたんです。

「どう思われるだろうか?」

・・・と思うことは一見、他人のことを気にしているように思ってしまいます。でもこれは、他人のことを気にしているようで、実は自分のことが気になっているからこそ・・・出てくる思いだと思うんです。

「自分が」どう思われるか・・・が気になっている時に出てくる思いなんだと気づいたんです。

もし本当に人のことを気にしているのであれば・・・

「伝わるだろうか?」

・・・例えば、そんなことを思うかも知れません。これは「相手に」伝わるだろうか・・・と思っているわけで、気になっているのは「自分」ではなくて、「相手」ということになります。

僕は「自分のことを考える」ことをやめて、「相手のことを考える」ことをしたら、あがらなくなるのではないかなと・・・思ったんです。

そして、それが面白いことに、緊張し過ぎない自分にもしてくれることに気づいたんです。

自分のことを考えることをやめる

友人の結婚式の話に戻りますが・・・僕はその時、それまでとは違って震えを隠しているわけでも、緊張に押し潰されそうになっているわけでもなくて・・・会場の方と一緒になって笑って話していました。

緊張しなかったわけではありません・・・でも、それは適度な緊張で済んで、震えをこらえる必要もなかったんです・・。

僕はその時、あることを考えて会場に向かっていました。

それは、先ほどの「自分のことを考える」ことをやめて、「相手のことを考える」・・・ということを実践してみよう・・・ということでした。

つまり、「どう思われるだろう」という気持ちを捨てて、その友人におめでとうを伝えよう、その友人夫婦のことを思って会場を盛り上げよう・・・そう思っていました。

そして、そう思って何を話そうかと考えてゆきました。

以前の僕は、(自分が)「どう思われるか」ばかりが気になっていたので・・例えば、あがっていると思われないように・・・自分に十分な知識のある分野について話そうとか、仕事であれば、仕事上の自分の役になりきって役者さんのように演じようとしていました。

それはそれでよい方法なのかも知れません・・。だから、上手に隠すことができたんだと思います。

でも、震えと緊張にはずっと悩まされていました。

その友人の結婚式の時は、それまでとは全く違っていたわけで、ある意味、あがってしまうことや緊張、震え・・・のようなものを諦めてしまった上で・・・自分を半分捨てて、友人のことを思って、その場に来ていらっしゃるみなさんのことを思って、何を話したらいいのかなと・・・考えたんです。

会場で待っている間も、そのことだけを考えていました。

名前が呼ばれて、壇上に上がった僕は笑っていました。
以前は引きつった笑顔しか作れなかったんです。

あれ?震えてない?あれ?言葉が出てくる?・・・不思議な感覚でした。

それが僕のターニングポイントになりました。

あれから仕事やプライベートで色々な場所でスピーチさせていただく機会がありました。大勢の人が集まる場所でお話させていただくこともありました。

緊張はするんです。もともと人見知りです。
だから、できれば、人前には出たくはないわけで・・。(笑)

だけど、もうあれから、震えを必死にこらえる僕はいなくなっていました。緊張はしても、緊張しすぎてしまうことがなくなりました。

これからも緊張しなくなることはないし、スピーチはお断りするつもりですが(笑)、でも、人前に出ることが「怖い」自分はもういません。

もう少し細かく僕がしたことについてまとめようとは思ったのですが・・少々長くなりましたので、それはまたの機会にさせていただきたいと思います。

最後までお付き合いくださって、ありがとうございました。
感謝。