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人の目を見れない、人の目を見て話せない

人の目を見れない、人の目を見て話せない・・・そんなお話をお聞きすることがあります。

人の目を見れない・・・というのは視線恐怖症の1つとも言われていて、正視恐怖症とか自己視線恐怖症などとも言われます・・。

恐怖症などと言うととても大きな問題のように聞えてしまいますが・・・考え方を変えてみることで、気にならなくなる方もいます。

ずっと目を見て話さなくてもいい

その前に少し・・・目を見て話すということについて考えてみたいと思います。

人の目を見て話せない・・・と思って苦しんでいる方はきっと、人の目を見て話さなければならない・・・と考えていらっしゃるのかも知れません。

そういった思いがあって、はじめて人は悩んだり苦しんだりするものですので・・。

ただその・・接客のプロと言われる人達も人の話を聴いたりする時は、実はずっと目を見ているわけでは・・・ないようです。

勿論、そういう方もいらっしゃるでしょうけれど、そうではない方もいます。

全日空でCA(客室乗務員)を長年続けられて、その後は企業研修の講師をされている三上ナナエさんという方がいらっしゃって、その方は著書の中で相手の目を見続けるのは5秒程度にとどめる・・・と書かれています。

実は相手も目を見続けられると疲れてしまう・・・と。

だから5秒以上は見ないで、目を見ない時は鼻やのどのあたりを見ると相手も安心して話すことができるのだそうです。

目を見なくてもいい・・・そういう風に考えてみると、案外楽になれるかも知れません。

視線恐怖症であったりそれに近い方は、完璧に何かをこなしたいという思いも強いのかも・・知れません。

ただ、自分の中にある「こうしなければならない」という思いを「そうすればいいけど、そうできないこともある」「そうしない方が良い場合もある」という風に、変えてゆくことで、自分が楽になれることもあるのかも・・知れません。

何故、人の目を見て話せないのか?

もっと根本的なことになりますが・・・何故人の目を見て話せないのでしょうか・・?

例えば、好きな異性ができたとします。もう好きで好きでたまりません・・。そんな相手の目はなかなか見れなかったりします・・。

でも、その相手が自分のおじいちゃん、おばあちゃんだったら・・どうでしょうか?

例えば、好きな女性とおばあちゃん・・・同じ女性であることに変わりはありません。でも、おばあちゃんの目は見れるけど、好きな女性の目は見れない・・。

何が違うかと言うと、おばあちゃんは孫が好きです。だから、おばあちゃんは自分のことをどう思うだろうか?とは考えないわけで・・。だから、目を見れます。

だけど、好きになった女性は、自分をどう思っているかわかりません・・だから見れないのだと思います。

少々極端な話になりましたが・・・人の目を見て話せないのは、相手に自分をどうみられるかが気になっているから、だと思います。

つまり、「自分をどう思われるかな」と考えないで済む相手の目は見れます。

例えば、赤ちゃんの目は見れると思います。小さな子供の目も見れます。人ではないですが、犬の目も見れます。

それは相手にどう思われるかなと考えないから・・・です。

これは以前に書かせていただいた、あがり症と一緒の仕組みで・・・相手の目に映った自分が気になっているから、相手の目が見れないのだと思うんです。

もっと言うと、自分のことを気にしているから、相手の目を見れないのだと思います。

どうやったら相手の目を優しい眼差しで見れるか?

ここからが本当に大変なのかも知れませんが・・じゃあ、どうやったら相手の目を優しい眼差しで見られるのでしょうか・・・?

それにはきっと先ほどとは逆のことをすればいいのだと思うんです。

自分のことを気にしているから、相手の目を見れない・・・のだとしたら、自分のことを考える代わりに(相手の目に映った自分を気にする代わりに)、相手のことを考えてみる・・・ということをしてみます。

また極端な例になりますが・・・先ほどの好きな人の話に戻ります。

この人にどう思われるかな・・・と思う時、相手に自分がどう思われるかな?と思っていることになり・・・目は見れなくなります。

そんな時は反対のことをします。

つまり、相手のことを考えます。相手が「歌手の○○さんが好きなんです」・・・と話してくれます。この時、「自分は誰が好きだと言ったらよく思ってくれるかな・・」と思った途端に目が見れなくなると思います・・。

そんな時は相手のことを考えてみて、「何故この人はその○○さんが好きなのかな?」と考えながら話を聴こうとしてみます・・。すると相手を見れると思うんです。

それはその話を聴きながら、自分のことを考えていないから・・・だと思います。

どんなやり方でもいいんだと思うんです。

ただ、少し自分の視点から抜け出して、相手の気持ちになってみたり、相手のことを考えてみたりすることで相手の目は見れるようになるかも・・知れません。

その時にちょっとしたコツがあるのかなと思います。

それは相手にちょっとした言葉を心の中でかけながら話を聴いたり、話をしたりする・・・ということです。

その言葉は例えば・・・「お疲れ様です」でもいいし、「ありがとう」でもいいし、「大変ですね」でもいいですし・・。

その心の中で話す言葉は相手を思いやる言葉だといいのかも知れません。

その言葉は自分から相手へと気持ちを移してくれると思うんです。

いつも記事をお読みいただいて、ありがとうございます。
感謝。