心に溜まった感情、負のエネルギーを吐き出す4つの方法
こんにちは。おかしな幸福論のモリです。
抑え込んだ負の感情は心の中に溜まってゆく。
以前、そんな風に書かせていただいたことがありました。
抑え込んだ負の感情とは、例えば、怒りや悲しみなど、いわゆるストレスの原因になるような感情、エネルギーです。
こういった負の感情、エネルギーというのは、何もしないと心の中に溜まっていってしまうんですね。
今回は、
- 何故、感情や負のエネルギーは心に溜まってしまうのか?
- そういったものを自分の中から出す方法
についてそれぞれ見ていきたいと思います。
目次
心には感情を溜めておくスペースがある
最初に、そもそも何故、感情や負のエネルギーのようなものは自分の心に溜まってしまうのか?
・・ということですが、心には、マイナスの感情や負のエネルギーのようなものを溜めておくスペースがあります。
例えば、イライラするような出来事があっても、その場で怒りをあらわにせずに済むのは、その時感じた怒りをその感情を溜めておけるスペースにしまい込むことができたから・・なんですね。
ただ、1つ問題があって、それは何かと言うと、この感情を溜めておけるスペースには限界があるということです。
だから、マイナスの感情であったり、そういった負のエネルギーのようなものを溜め込み過ぎてしまうと、いずれそのスペースがいっぱいになってしまいます。
そうなると、湧き上がってくる感情を抑えることができなくなってしまい、本当にちょっとしたことで感情的になったり、または落ち込みやすくなったりします。
「こんな些細なことでイライラしてしまう未熟な自分が情けないです」
そんな風に話す方もいらっしゃいますが、それは自分が未熟だから・・ではないかも知れません。
それはただ、心に感情を溜め込み過ぎて、つまり、自分の感情を抑え込み過ぎて、心がいっぱいいっぱいになっているだけ・・かも知れないわけです。
そして、些細なことでイライラする・・という時の多くは、そんな風にして、何らかの原因で心に余裕を失っていることが殆どです。
話を少し戻しますが・・
マイナスの感情であったり、そういった負のエネルギーのようなものを溜め込み過ぎてしまうと、心に余裕(感情を溜め込んでおけるスペース)がなくなってしまいます。
だから、心に溜め込んだ感情や負のエネルギーのようなものは、定期的に自分の中から出してあげる必要があるんですね。
そうやって、溜まった感情を出してあげると、心に余裕が生まれ、それが感情を上手にコントロールすることにつながってゆきます。
感情をコントロールする方法が知りたいという方もいますが、感情を上手にコントロールするために最も効果的な方法は、心に余裕を作る、ということだと思います。
心に余裕がない時、色々なことが許せなくなったりします。
でも、心に余裕ができた時、その許せなかったことが不思議と許せるようになったりします。
心に溜め込んだ感情を外に出す4つの方法
さて、次は心に溜め込んだ感情を自分の中から出す方法を4つ、ご紹介したいと思います。
①ノートに書き出す
1つ目の方法が、「ノートに書き出す」というやり方です。
これは多くの人が実践していて、また、心の専門家の多くがすすめるやり方でもありますが、心に溜まった感情は、ノートなどに書き出すことで、自分の中から出て行って、気持ちがスッと楽になることがあります。
やり方は簡単で、思ったことや感じたことをそのまま、ノートに書き出してゆきます。
簡単なやり方ですが、「書き出す」という作業をすることが、溜まった感情を自分の中から出すとことにつながっていきます。
中には日記に(今日)自分が思ったことを書くようにしたら、感情的になることが減ったとか、感情をコントロールできるようになったと言う人もいますが、そんな形で、普段からノートに思ったことを書くということを習慣にしてみることもいいかも知れません。
それも、普段から心に余裕を作るための良い方法だと思います。
また、これは不安になった時の最強の対処法!不安には実は仕組みがあったでもご紹介しましたが、不安が自分の中に溜まっている時も、その不安に思っていることをノートに書き出すと、不安が薄れてゆきます。
脳の中の扁桃体(へんとうたい)と呼ばれる部分が興奮した状態になった時、人は不安になることがわかっているのですが、書くということがこの偏桃体の興奮を鎮める効果があります。
詳しくは下記の記事の中でご紹介していますので、よかったらそちらをご覧ください。
②話を聞いてもらう
心に溜め込んだ感情を自分の中から出す2つ目の方法が、誰かに「話を聞いてもらう」という方法です。
話をすることで、または話を聞いてもらうことでストレスを解消しているという人もいると思いますが、話すということは「手放す」ということでもあると言われたりします。
つまり、話すことでその感情を手放すことができるわけですが、話を聞いてもらって楽になるのはそのためだったりします。
ただ、1つだけ注意点があって、それは例えば、嫌な出来事を人に話すのは1度だけにする、ということです。
何かマイナスなこと、例えば、嫌なことが起きた時、友達に話を聞いてもらうと、気持ちが楽になることもあると思うんですね。
ただ、これを多くの人に話す・・というのは、その出来事をより強く記憶に残そうとするのと一緒なんですね。
そうやって何人もの人に話してしまっているために、嫌なことを忘れられない・・ということが起きたりします。
ですので、嫌なことを話すのは一度だけにすることが大事です。
③汗をかく、泣く
これは不思議に思われるかも知れませんが、感情というのは、汗や涙になって自分の外に出ていくんですね。
例えば、悲しい気持ちになって、思い切り泣いた後は、気持ちがすっきりしたり、ちょっと前向きになれた・・ということもあると思います。
これは、悲しいという気持ちが涙となって自分の中から出て行ったから・・かも知れません。
じゃあ、怒りの感情でいっぱいになってしまった時はどうしたらいいでしょう?
この場合は、体を動かして汗を流すのも効果的です。
感情は汗となって外に出てくれるものでもあるからです。
例えば、仕事のストレスで心に余裕がなくなっている時に運動をして汗を流したら、気持ちがスッキリしたということもあると思うんですね。
それはもしかしたら、そのストレス(感情)が汗となって自分の外に出て行ったから・・かも知れません。
④運動する
感情というのは、ある種のエネルギーのようなもので、だから、消費してあげるとなくなる・・そんな性質があります。
例えば、怒りの気持ちでいっぱいになった時は、階段を一気に駆け上がってみます。
すると、上まで行って「ゼ~ゼ~・・」言っている時は、階段を上がる前のテンションで怒ったりすることが難しくなっていると思います。
運動してストレスを解消している、という人もいると思いますが、先ほどもお伝えした通り、これもストレスや感情が汗となって流れていくからだったり、または、感情というエネルギーが運動することで消費されるから・・だったりします。
体を動かすことを習慣にしている人の方が感情をコントロールするのが上手だったりするのですが、それは体を動かすことで心に溜まった感情を定期的に自分の外に出しているから・・かも知れません。
ここまで、心に溜まった感情を外に出す4つの方法を見てきましたが、どれか、自分ができそうだなと思ったものを定期的に実践してみると心に余裕が出てくると思います。
もし、よかったら是非実践してみてください。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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