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イライラ・怒りを抑えるために簡単にできる4つのとっておきの方法

前回、イライラしない方法と原因のまとめでは、イライラの原因とイライラしないための方法についてご紹介しました。

イライラというのは、原因があって湧き上がってくるものですが、前回はその根本的な原因となっているものは何か?また、その理由を知った上でイライラしすぎない自分になるためにはどうしたらいいか?

・・ということについてお話させていただきました。

前回は主にイライラが湧き上がる前にできることについてのお話でしたが、今回はその後、イライラが沸き起こってしまった後にできることについてのお話になります。

それでは早速見てゆきましょう。

1)とっさにできる、両手を合わせるイライラ抑制法

何かが起こって、湧き上がってきたイライラを抑えるための良い方法の1つが両手を合わせることで「たなごころ」に触れるという方法です。

「たなごころ」とは掌、つまり、手の平のことですが、ここを刺激してあげると不思議と自分の中のイライラを抑えることができたり、イライラを鎮めることができたりします。

やり方は簡単で、両手を合わせる形で手の平に触れるようにします。

合掌するようにして両手を合わせることで手の平に触れてもいいですし、両手を組むようにして手の平を合わせてもいいです。

どのやり方でもいいのですが、

・・がポイントになります。

お寺や神社に行って手を合わせる(合掌する)と不思議と心が落ち着く感覚になり、たとえイライラしていたとしても、そのイライラがすっと薄れてゆくことがあると思います。

それはお寺や神社の雰囲気がそうさせてくれたのかも知れませんし、または、合掌するという行為そのものが心を落ち着けてくれるのかも知れません。

それに加えて、両手を合わせることで「たなごころ」に触れたことも関係しているのかも。

突然イライラが湧き上がってきた時などは、両手を合わせることで自分の中の攻撃的な部分が薄れてゆき、イライラがおさまることもあるので、よかったら試してみてください。

とっさにできて、とても簡単な方法なのでおすすめです。

2)イライラは、自分で観察できると薄れてゆく

イライラや怒りは感情の一種ですが、感情が湧き上がってくる時、人は必ず「あるモード」になっています。

それはどんなモードかというと、主観的モードです。

人が感情的になっている時は必ず、主観的に物事を見たり考えたりしています。

反対のことを言うと、主観的にならなければ、感情的にもなれないということになります。

じゃあ、この場合、イライラを抑えたいと思った場合に主観的ではなくて、その反対の客観的になるにはどうしたらいいか?

というと、その方法の1つは、イライラしている自分を否定せず、肯定もせず、ただ、「あぁ、今、私はイライラしているんだな」と観察すること、になります。

「あぁ、今、私はイライラしているんだな」

と自分自身をありのままに観察してみます。

イライラをどうにかしようとするわけでもなく、ただ、その感情をありのままに感じ取ってみる、または、観察しようとしてみると、不思議なことに少し客観的になれます。

「あぁ、今、私はイライラしているんだな」

と自分を観察するということは、自分をもう一人の自分の視点で見ているわけですが、そうすることで、主観的な自分から瞬間的に抜け出すことができて、少し客観的になれるのです。

もっとも、イライラが湧き上がってきた瞬間というのは、すごいエネルギーが湧いている状態なので、いきなりそれをゼロにすることはできないかも知れません。

ただ、少し客観的になれると、その分だけ冷静になれます。

すると、イライラがおさまってゆくことがあります。

この自分の感情をただ観察するということを続けてゆくと、本当に怒るべきことなのかとか、本当に不安に思うべきことなのか・・ということがわかるようになっていって、実は不必要だった感情を捨てることができるので、特に感情的になってしまうことが多い人にはおすすめだと思います。

3)相手をマンガの脇役キャラにしてみる

人間関係でイライラしてしまうこともあるかも知れません。

例えば、嫌な人がいて、イライラしてしまうことがあった場合ですが、そんな時にイライラを抑えるよい方法(?)があります。

それが、そのイライラしている相手を漫画の脇役キャラにしてしまうという方法です。

自分はその漫画の主人公。イライラさせる相手は、そのマンガに登場する脇役キャラです。

相手が礼儀のない人であれば、その脇役キャラも礼儀のないキャラ。相手が嫌味ばかり言う人であれば、その脇役キャラも嫌味ばかり言うキャラにします。

そうやって、相手を自分が主人公の漫画に登場する脇役だと思ってみます。

これもある意味、先ほどと一緒で客観的に見る方法になると思いますが、そうやって、漫画という設定の中で考えると、相手はしょせん、自分という物語の中に登場してくる一脇役にしか過ぎないじゃないか、と思えてくるかも知れません。

嫌な上司も・・

(イラスト:もものすけさん)

・・なんて言ってこないかも知れませんが、彼もまた、自分の人生というドラマに登場する脇役の一人です。

そして、実際にそうなのかも知れません。

この人生は自分が主人公で、自分の周りに登場する人たちはその自分という物語に登場する脇役です。

脇役は主人公を引き立てるために、何かをしてくれるわけです。

いいことばかりじゃありません。ちょっと嫌な脇役もこの物語に変化をつけるため、主人公に成長を促すために登場するかも知れません。

もし、嫌な人がいて、イライラしてしまった時はそんな風にして、自分が主人公なのだと思ってみてもいいかも知れません。

そんな風に考えてみることで、そのイライラの原因となった相手や出来事に対する感じ方が変わってくることもあるかも、知れません。

4)こんな時、自分の理想の人だったら

何かや誰かにイライラしてしまったり、怒りが湧いてきた時にできることがもう1つあります。

それが「こんな時、自分の理想の人だったらどうしているだろう?」と考えてみる・・ということです。

自分の理想の人でもいいし、自分が憧れている人、または、この状況に対して上手に対処していそうな人でもいいですが、そういった人なら「こんな時、どうしているだろう?」と考えてみます。

イライラは、イライラしている対象の何かについて考えるほど増してゆきますので、何か別のことを考えるだけでもイライラを抑える効果があります。

それに加えて、自分の憧れているあの人なら、または自分が尊敬するあの人なら、こんな時どうしたかな?と考えてみると、これも先ほどと一緒で客観的になれます。

客観的になれたのは、視点を変えたからです。

これも繰り返しになりますが、自分の視点、つまり、主観的に考えると感情が湧いてきやすいのですが、他者の視点、つまり、客観的に考えると感情はあまり湧いてこなくなります。

この「自分の理想の人なら・・」と考える方法はまた、その人に近づく一番簡単な方法でもあると思います。

ちなみに「自分の理想の人」に直接「どうしたらいいですか?」と聞くのはNGです。自分で「あの人ならどうしただろう?」と考えないと、視点が切り替わらないためです。

イライラするだけだと、なんだか自分がただ損をしたような感覚になるかも知れませんが、この方法はイライラを自分を磨くきっかけにするような方法でもあると思います。

どうせイライラするのであれば、こんな風にして、それを何か自分のために生かせたらいいのかも知れません。

そのための方法はこれ以外にも色々とありそうです。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。