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色が気持ちに与える心理効果。色の効果的な使い方は?

今回は、前回の好きな色でわかる!色の性格診断テストの続き、色が気持ちに与える心理効果について、また、その心理効果から考える色の効果的な使い方について見てゆきたいと思います。

尚、今回の記事を書くにあたって参考にした文献、資料に関してはページ下部の参考文献の覧に記載します。

目次

色の効果一覧

下の色をクリックすると、それぞれの色の効果を見ることができます。(そのまま下にスクロールすると全部の色の効果が見れます)

不思議な効果を持った色の世界

色に関しては、これまで様々な実験が行われています。

例えば、青一色の部屋と赤一色の部屋の2つの部屋を用意し、同じ温度に設定したところ、青い部屋に入った人は、赤い部屋に入った人に比べて、体感温度で3度も涼しく感じた・・・という実験結果があります。

そして、驚くことに目隠しした状態でも同じような結果が出ています。

また、青い部屋と赤い部屋では、時間に対する感じ方も変わってきて、青い部屋の方が時間が経つのを早く感じると言われています。

その差は、個人差もありますが、およそ倍のスピード!

青い部屋だと1時間いるのに、30分しかいないように感じ、赤い部屋だと、30分しかいないのに、1時間が経っているように感じるそうです。

そんな風にして、色には不思議な効果があります。

ここからは、そんな色の取り入れ方、また、それぞれの色が気持ちに与える心理効果から考える色の効果的な使い方について見てみたいと思います。

色の取り入れ方・使い方

これからご紹介する色の取り入れ方・使い方ですが、その色の服を着るというのが1つの方法です。

ただ、例えば、赤を取り入れたいけど、真っ赤な服はちょっと・・・という場合は、ワンポイントで取り入れたり、もしくは、アクセントカラーとして、服以外の何か、バッグやネクタイ、スカーフなどに取り入れる方法でもいいかも知れません。

仕事の都合上、服に色を取り入れにくいような場合も、例えば、ハンカチなどの小物に色を使ってみるのもいいかも知れません。

お花が好きな方は、その時々の気持ちに合わせて、色(の効果)でお花を選んでみるのも楽しいと思いますし・・

腕時計をする人であれば、違う色の時計をその時々の気持ちに合わせて使い分けてみるのも楽しいかも知れませんし・・

また、パワーストーンのブレスレットのようなアクセサリーとして(色を)取り入れるのもよい方法かなと思います。パワーストーンそのものにも効果があると言われていますので、ある意味、一石二鳥かも知れません。

僕自身は、服の色はそれほど変えたりはしないのですが、いつも自分の机の上にほんの少しですが、その時々の気持ちに合わせた色の花を置くようにしています。

部屋着にも色を?

色の専門家で、「色の性格診断書」「色の心理学」の著者、佐々木仁美さんは著書の中で部屋着についてこんな風に語っています。

部屋着といっても、黒やグレーばかり着ていると気分も落ち込みやすい。安いTシャツでもいいので、カラフルな色ばかりを2、3か月着てみて、また、黒やグレーばかりの生活に戻ると、その感覚の違いに気づくと思います、と。(参考:「色の心理学」 佐々木仁美著)

ただ、(これは僕自身がそうなのですが)もし、いきなりカラフルな部屋着はハードルが高い・・というような場合は、先ほどと一緒で、何かワンポイントやアクセントカラーとして部屋着にも色を取り入れたり、もしくは身の回りの小物などに色を取り入れるのもいいのかも知れませんね。

インテリアに色を取り入れる場合は注意が必要

また、インテリアに色を取り入れる場合ですが、例えば、リフレッシュ効果があるからと、壁紙全体を緑にしてしまうと、逆に圧迫感が出てしまうこともあります。

そういった意味で、インテリアに色を使う場合、特に壁一面など、部屋全体を考えた場合は、また違った専門的な分野になるかと思います。

今回の記事については、そういったことを除いて、身に付けるものであったり、インテリアでもワンポイントとして使うようなケースに絞って、ご紹介してゆきたいと思います。

赤の効果と使い方

赤は、情熱、エネルギー、行動力、生命力、外交的といったことを表す色で、こんな時に使うと効果的だと考えられています。

・やる気を出したい時
・勝負に勝ちたい時
・愛情表現をしたい時
・体の冷えをとりたい時
・エネルギーが必要な時
・人と外交的に接しなければならない時
・体の衰えを感じた時

赤は、エネルギー、情熱の色で、やる気を出したい時、何かのエネルギーが必要な時や、体に衰えを感じた時などに使うと効果的な色です。

また、イギリスの科学誌「ネイチャー」によると、格闘技では、実力が同じ選手同士だった場合、赤いウェアを着た選手の勝率が20%高くなるそうです。

ゴルフで一時代を築いたタイガー・ウッズが最終日に赤いウェアを着ることは有名でしたが、勝負に勝ちたい時には、赤を取り入れてみるのもいいかも知れません。

それから、赤には体を温める効果があると言われていますので、冬に赤を使ってみるのもいいかも知れません。

オレンジの効果と使い方

オレンジは、陽気、社交性、楽しさ、洞察力といったことを表す色で、こんな時に使うと効果的だと考えられています。

・気持ちを前向きにしたい時
・明るい気持ちになりたい時
・社交的になりたい時
・ショックなことが起こった時
・何かにとらわれてしまっている時

オレンジは、ビタミンカラーと言われ、元気の出る色、元気を与えてくれる色です。

そのため、気持ちを前向きにしたい時や、明るい気持ちになりたい時などに使うと効果的。

また、何かショックなことがあって、前に進む気力が出ないような時に使ってもいいかも知れません。

温かみのあるオレンジは、ファミリーレストランなどで使われることが多いそうですが、オレンジには食欲を増進してくれる効果もあります。

ですので、食欲がないような時などに食卓にオレンジを使ってみてもいいかも知れません。

黄色の効果と使い方

黄色は、明るさ、ユーモア、楽しさ、幸せ、希望といったことを表す色で、こんな時に使うと効果的だと考えられています。

・楽しい気持ちになりたい時
・プラス思考になりたい時
・希望を持ちたい時
・注目を集めたい時

ドイツの詩人、ゲーテは「黄色は心を朗らかにする」と語っていますが、黄色は、気持ちを明るくしてくれる色。

そのため、楽しい気持ちになりたい時やプラス思考で物事を考えたい時、または、マイナス思考に陥っているような時に使うと効果的かも知れません。

また、黄色は希望の色、太陽の色と表現されることもありますが、何かに対して希望を持ちたい時などには、黄色の服やアクセサリー、小物などを身に付けるといいかも知れません。

緑の効果と使い方

緑は、バランス、安らぎ、調和、決断力といったことを表す色で、こんな時に使うと効果的だと考えられています。

・安らぎが欲しい時
・気持ちをリフレッシュしたい時
・イライラを抑えたい時
・迷いがあって決断できない時
・人とのつながりが欲しい時

緑と言えば、植物の色。

植物にその力があるように、緑にも安らぎや癒しの効果があるので、疲れている時、気持ちをリフレッシュさせたい時などに使うと効果的かも知れません。

また、緑にはバランスを整える効果もあるので、例えば、イライラがたまってきたなと思った時や考え方が偏っているなと感じた時など、心身のバランスを整えたい時に使うのもいいかも知れません。

それから、緑には自己治癒力を高める力があると考えられているので、疲れがたまっている時などに使うのもよい方法だと思います。

青の効果と使い方

青は、知性、平和、冷静、想像力、忠実、内向性といったことを表す色で、こんな時に使うと効果的だと考えられています。

・気持ちを落ち着かせたい時
・冷静に何かを判断したい時
・心を平和にしたい時
・自分自身と向き合いたい時
・暑さが厳しい時
・食べ過ぎてしまう時

青には気持ちを落ち着かせる効果や集中力を高める効果があり、野球の投手を対象にした実験では、青い的に投げた方が、赤い的に投げるよりも的に命中する確率が3番も高くなるというデータもあります。

気持ちを落ち着かせたい時、冷静になりたい時などに青を取り入れてみるのもいいかも知れません。

また、青は内向性の色と言われているので、周りではなく、自分に気持ちを向けたい時、自分自身と向き合いたい時に使ってみるのもいいと思います。

青にはまた、興奮を抑えて、呼吸を整える、血圧を下げるといった効果があると言われていますので、気持ちを落ち着かせて、心を平和にしたい時に使ってみるのも◎

冒頭でもご紹介しましたが、青は体感温度を下げてくれるという実験結果もあるので、暑い夏に取り入れたい色でもあります。

先ほど、オレンジは食欲を増進すると書きましたが、青は反対に食欲を減退させる色なので、ダイエットしたい時などは食卓のどこかに青を取り入れてみるのもいいかも知れませんね。

ピンクの効果と使い方

ピンクは、愛、優しさ、女性らしさ、繊細といったことを表す色で、こんな時に使うと効果的だと考えられています。

・優しい気持ちになりたい時
・女性らしさを出したい時
・イライラしてしまっている時
・自分の中の女性性を受け入れたい時
・ロマンチックな気持ちになりたい時

ピンクは優しさ、安心感であったり、女性らしさを与えてくれる色。

また、イライラを抑えてくれる色でもあります。

色の専門家、佐々木仁美さんは自身の著書の中で、日本の場合は、幼い頃から女の子は女らしく、男の子は男らしくということを周りから求められる傾向にあり、女性であっても男性であっても、自分の中にある女性性をうまく受け入れられていない場合が多いと語っていらっしゃいます。

その場合、自分の中の女性性を受け入れたい場合は、どこかにピンクを取り入れてみるのもいいそうです。

紫の効果と使い方

紫は、癒し、神秘性、カリスマ性、芸術性、スピリチュアリズムといったことを表す色で、こんな時に使うと効果的だと考えられています。

・癒しが欲しい時
・心にストレスがたまっている時
・悲しいことがあった時、傷ついた時
・心のバランスをとりたい時
・眠れない時

紫は癒しの色で、カウンセラーやヒーラーといった人達にも好まれる色と言われることがありますが、癒しが欲しい時、何か悲しいことがあったり、辛いことがあって、気持ちが沈んでいるような時に使うと効果的かも知れません。

また、紫は古代ギリシャや古代インドでも心身の治療に使われていた色で、自己治癒力を高めたい時、ヒーリング効果を得たい時に使ってみてもいいかも。

茶色の効果と使い方

茶色は、落ち着き、安心、ぬくもり、堅実、包容力といったことを表す色で、こんな時に使うと効果的だと考えられています。

・気持ちを落ち着かせたい時
・安心感を与えたい時
・気力がない時
・自然体の自分でいたい時

茶色は、大地の色、木材の色で、落ち着きや安定、安心といったことを表す色。

そのため、ちょっと気持ちを落ち着かせたい時や、または人に安心感を与えたい時に使うと効果的かも知れません。

また、自然体の自分でいたい時、そのままの自分の魅力を出したい時に使うのもいいかも知れません。

白の効果と使い方

白は、無垢、浄化、純粋、清潔、スタート、正義感といったことを表す色で、こんな時に使うと効果的だと考えられています。

・まっさらな気持ちで何かに向き合いたい時
・清潔感や、純真さを出したい時
・新しいこと、新しい場所で何かをはじめる時
・心機一転したい時
・正直でいたい時

ウエディングドレスにも使われる白は、純真さや清潔感を出したい時などに使うと効果的な色です。

また、「白紙に戻す」という言葉がありますが、何かを一からはじめたい時、やり直したい時、または心機一転したい時に活用するのもいいかも知れません。

日本では、白は神の色として使われてきましたが、身を清めたい時や、自分の中にある何かを浄化させたい時、または、マイナスなエネルギーを捨ててしまいたい時に白を身に付けてみてもいいかも知れません。

黒の効果と使い方

黒は、威厳、強さ、重厚感、フォーマルといったことを表す色で、こんな時に使うと効果的だと考えられています。

・威厳を持ちたい時
・自分の中の強さを出したい時
・フォーマルに接したい時
・感情をコントロールしたい時
・人や周りの意見などに流されたくない時

黒は、強さや威厳を与えてくれる色なので、威厳を持ちたい時や、自分の中にある強さを引き出したい時、または、人や周りの意見に流されたくない時、何かをはっきりと断りたい時などに使うと効果的かも知れません。

また、黒は重さの錯覚を起こさせる色と言われることがありますが、重厚感を与える色なので、フォーマルに人と接したい時などに使うのも効果的です。

ただ、黒の場合は、そういった効果がある反面、人を寄せ付けない色という一面もあるので、人との距離を縮めたい時には、使いすぎない方がいいかも。

目的から色を選ぶ!

さて、ここまでそれぞれの色の効果や使い方について見てきましたが、最後に目的から色を選べるように少しまとめてみたいと思います。

色をクリックしていただいくと、その色の項目に戻ります。

気持ちを明るくしたい、楽しい気持ちになりたい時

気持ちを落ち着かせたい時

やる気がでない、気力がない時

前向き、プラス思考になりたい時

イライラしている時

清潔感を出したい時

心機一転したい時、まっさらな気持ちで何かに向き合いたい時

威厳、強さを出したい時

最後までお付き合いいただいて、ありがとうございました。

「色の心理学」佐々木仁美監修/「他人の心理学」ゆうきゆう著/「人生が豊かになる色彩心理」宮田久美子著/「色彩心理のすべてがわかる本」山脇惠子著