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本当の意味でかっこいい人の特徴って何?

男性から見ても、女性から見てもかっこいい人ってどんな人だろう、どんな特徴がある人をかっこいいと思うのだろうか・・・?

そんな風に考えたことがあります。

本当にかっこいい人というのは、顔が整っているとか、スタイルがいいとか・・・そういう見た目だけではなくて、もっと他に人をひきつける何かがあるように思うんです。

かっこよくなりたいと思うほどにそこから遠のいてゆく

かっこよくなりたい・・・そう思うほどに、その逆へと向かってしまうものなのかも知れません。

というのも、本当にかっこいい人は恐らく、かっこよくなりたいとは思っていないものだと思うから・・・です。

かっこいい人というのは、周りが感じるもの、判断するものだとしたら・・・自分よりも周りがどう思うか、何故そう思うかを考える必要があるのかも知れません。

そう考えると、「かっこよくなりたいと思っている人」というのは、周りの人にはむしろ「かっこわるい」と映ってしまうのではないかと思うんです。

例えば、本当に友達思いの人というのは、友達思いだと思われたいから、友達のことを気遣ったりしているわけではなく、自分がそうしたいと思ってやっていることであって、だからこそ、周りの人には「あの人は友達思いのいい人だよね」・・・と言われます。

でも、もしその人が「友達思いだと思われたい」という理由で友達を気遣っていたとしたら、その人のことを誰も友達思いだとは思わないわけで。

「かっこよくなりたい」というのも、「かっこいいと思われたい」という気持ちがそこにあるとしたら、これと同じことなのかも知れません。だとしたら、そう思えば思うほどに逆効果ということになると思うんです。

かっこいい人がしていること?

かっこいい・・・そう思うことは、ある種の憧れなのかなと思うんです。

憧れるという気持ちは、自分自身に力を与えてくれるものだと思います。あんな風になりたいな・・・そう思うことで、力が湧いてくることがあります。

僕は、人は「自分のために誰かに憧れる」ものだと思うんです。
憧れることで・・・得るものがあるから、憧れる・・・のだと。

誰かのこんなところがカッコイイ・・・そう思ったとします。

すごいな、自分もああなりたいな、自分も少しでもいいからそうなりたいな・・・そう思ったら、その憧れは自分を磨こうとする力になったり、それが自分の目標になって、自分を突き動かすエネルギーになったりします。

そう考えると、かっこいい人、憧れの対象になる人というのは、そうやって誰かの見えない力になっている人であったり、誰かに見えない何かを与えている人・・・なのかも知れません。

勿論、容姿がかっこいい・・・そういう風に思われるかっこいい人もいると思うんです。

ただ、憧れという強いエネルギーに変わる本当のかっこよさや人をひきつける魅力のようなものは見た目だけではなくて、もっと他のところに沢山ありそうな気がします。

例えば、謙虚な人、飾らない人は僕はかっこいいなと思ってしまいます。

憧れるからです。自分もそうなりたい、そう思わせてくれて、その思いが自分を磨こうという力になってくれます。

だから、僕にとって謙虚な人や飾らない人は僕にそういう力を与えてくれる人です。

そういう風に考えてゆくと、もっとほかにもかっこいい人がいます。

例えば、思いやりのある人、相手の気持ちになって物事を考えてくれる人。
例えば、何かに一生懸命になっている人、何かを極めている人。
例えば、自分がして欲しいことを誰かにしてあげている人。

これらは僕がかっこいいと思う人の特徴で、他の方には当てはまらないかも知れません・・・色々なかっこいい人の形がそれぞれにあるものだと思います。

ただ、どんな形であっても言えることは、かっこいい人は、見えない何かをそのかっこいいと思った人に与えている人である・・・そういうことだと思います。