夢と目標について。違いは?どっちが大事か?ないといけないものか?
夢と目標。
何だか似ているようでちょっと違うのがこの夢と目標ですが、今回の記事では、
・夢と目標はどう違うのか?
・夢と目標はどっちが大事か?
・どちらを先に見つけたらいいか?
・夢や目標はないといけないものか?
・夢と目標で大事なことは何か?
といったことについて見てゆきたいと思います。
夢は大きく、目標は小さく
夢は、憧れのようなもの。
そこにたどり着けるかどうかは今は関係なくて、遠くにあって見えないものでもいいし、いくら大きくてもいいものだと思います。
今の自分には届かないものが夢なので、今の自分に届きそうなものは夢ではなくて、目標ということになります。
目標は、標識のようなもの。
だから、目標は見えないとダメで、今の自分ではたどり着けないようなものでもダメです。
目標は大きすぎると今の自分ではたどり着けなくなってしまってダメですが、いくら小さくてもOK。むしろ小さい方が良い場合が多いと思います。
今の自分に届きそうなものが目標なので、今の自分には届かないようなものは目標ではなく、夢ということになります。
夢を叶える確かな方法はないが、目標を辿ってゆくと夢が叶うことはある
夢を叶える確かな方法というのは、恐らくありません。
ただ、目の前の目標をたどってゆくうちに夢が叶うということはあるかも知れません。
だから、夢そのものも大事だけれど、夢を叶えるためには、目標を持つことが大事で、もっというと、目標をどう設定するか?ということが大事になってくると思います。
夢に近づけるかどうかかは、目標の設定方法にかかっていると言っても過言ではないかも知れません。
夢と目標。どっちが大事?
夢だけだと、目指すものが大きすぎて(夢は今の自分には見えないもの、届かないものなので)、自分が進むべき道を見失ってしまったり、途中で諦めてしまいやすいかも知れません。
だから、自分が進むべき道を見失わないためには、目標という標識が必要なのだと思います。
夢と目標、どっちが大事かというと、どっちも大事だと思います。
夢があるから前に進もうと思えるし、そのためには目標という目印が必要で、この場合はどちらが欠けてもよくないわけです。
ただ、あえてどちらが大事かを選ぶとしたら、目の前の目標の方が大事なのかなと思います。
その理由については次で見てゆきたいと思います。
夢と目標がない。どちらを先に見つけたらいい?
夢を見つけるのは、案外大変だったりします。
何せ、今の自分には見えないものが夢になることが多いので、具体的にイメージできなかったりします。
また、今の自分には届かないものが夢になるわけなので、自分にはできないと思ってしまいやすいわけです。
もし、夢も目標もない。だけど、どちらかを見つけたいと思った時は、目標の方を先に見つけるといいかも知れません。
ただ、夢もないのに、無闇に前に進んでも意味がないのでは・・と思ってしまいますが、目の前の何かを目標にして、そこに進んでゆくうちに、その目の前の目標をたどってゆくうちに、夢が見つかることもあります。
その進んでいる道の先に見つかることもあれば、その斜め前に何かがふと見えたりするかも知れません。
進んでいると景色が変わってゆくわけですが、その中で、ふと夢が見つかるということはあるようです。
また、(その目標に向かって)一生懸命になっているうちに夢が見つかることもあります。
夢はじっとして考えるよりも、何かに一生懸命になっている時に見つかりやすいのかも知れません。
先ほどの夢と目標はどちらが大事かという話に戻りますが、もし、どちらもない場合は、まずは目の前の何かを目標にしてみることが大事なのかなと思います。
夢と目標はないといけないものか?
なくても構わないと思います。
夢や目標はないけど、毎日を楽しんでいたり、充実した毎日を送っている人達も大勢います。
夢も目標もなくてはならないものじゃないと思います。
夢や目標は、究極のことを言ってしまうと、人生を楽しむための1つの手段なのかなと思います。
勿論、例えば、会社のような組織の中で設定する目標はまた違った意味があるかも知れませんが、個人的に持つ夢や目標というのは、この人生を楽しむための1つの手段なのかな、と。
そして、人生を楽しむための手段は他にもあるわけですから、夢や目標は、なくてはならないものではないように思います。
ただ、中には生まれつき冒険心のようなものが強い人達もいると言われています。
何かを目指して自分を高めてゆきたいという生まれ持った、本能のようなものを持っている人達というか。
そういう人にとって、夢や目標は喜びや楽しみを与えてくれるものであることが多いので、もし、毎日の中に充実感がないと感じていたり、楽しいと思えないような場合は、夢や目標、少なくとも一生懸命になれる目標があってもいいかも知れません。
夢と目標で大事なことは何か?
夢は、叶えることも大事ですが、そこまでの道のりもとても大事だと思います。
夢を叶えたその瞬間はすぐに終わってしまいます。そこまでの道のりの方が圧倒的に長いわけです。
だから、その道のりも大事。
その過程を楽しめるかどうかが大事。
もっというと、その過程を楽しむ工夫をすることが大事で(そのために目標が生きてくるわけですが)、過程を楽しめれば、努力を努力と思わずに済みます。
そういう風に、過程を楽しむことで努力を努力を思わない人が夢を叶える・・ということは多いように思います。
目標で大事なことは3つあると思います。
それは、1)いくつも設定すること、2)今の自分にはちょっと難しいかな位のところに設定すること、3)無理なく続けられることの3つです。
1)いくつも設定すること
目標はいくつもあった方がいい場合が多いと思います。
1つの目標だけだと、それを見失ったらそこで迷ってしまうので、いくつも標識を立てておくと、自分が進む道を見失わずに済みます。
2)今の自分にはちょっと難しいかな位のところに設定する
目標は、簡単すぎると飽きてしまいやすく、難しすぎるとやる気を失ってしまいやすいので、ちょっと難しいかな位のところに設定するのがポイントです。
ちょっと難しいかな・・位であれば、ちょっと頑張れば手が届きます。
ただそれでも、その目標を達成すると達成感が生まれます。達成感は大きな目標を達成しても生まれますが、小さな目標を達成しても生まれるもの。
大事なのは、この小さな達成感を積み重ねてゆくということだと思います。
3)無理なく続けられること
人は恐らく、無理なく続けられることしか続けることができません。
夢を叶えるためには、または目標を達成するには継続することが大事ですが、そのためには、無理なく継続できることを続けてゆくということが大事なのかなと思います。
夢や目標を諦めたくなったら?
目標を諦めたくなった場合は、その目標が大きすぎるのかも知れません。
その場合は目標の設定方法を少し変えてみるといいかも知れません。
夢を諦めたくなった場合ですが、夢を諦めることは何も悪いことではないと思います。
夢を諦めるなんていうと、挫折したように感じてしまうかも知れませんが、それは挫折ではなくて、方向転換なんだと思うんですね。
ただ、夢を諦めたくなった時は、自分自身で納得できる決断をするということが大事だと思います。
これについては夢を諦めるべきか迷う時、後悔しないための決断方法にて詳しく書かせていただいているので、よかったらそちらを参照ください。
最後まで記事を読んでいただいて、ありがとうございました。