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好きなことを仕事をしたいと思った時に考える5つのこと

好きなことを仕事にしたい。

そう思うこともあるかも知れません。

好きなことを仕事にすることは素晴らしいことだと思います。

ただ、色々なケースがあって、好きなことを仕事にしてうまくいった人もいれば、好きなことを仕事にして、その好きなことが好きではなくなってしまった、という人もいます。

それは、何が違っていたのでしょうか?

また、好きなことを仕事にしたいと思った時に気を付けなければならないことは何か?

もし、好きなことを仕事にできなかった場合、他にその好きなことを生かすためには、どんな選択肢があるか?

今回はそんなことについて見てゆきたいと思います。

企業の採用担当者はどう思っているか?【アンケート調査結果】

就職情報サービス、JOBRASSが企業の採用担当者232名を対象に、「好きなことを仕事にするべきか、それとも好きなことと仕事とは切り離すべきか」というアンケート調査を行っています。

以下、参考:好きなことは仕事にしないほうがいい!? 採用担当者が教える、その理由とは【JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査) https://jobrass.com】

【仕事について、あなたはどちらが良いと考えますか?】

・好きなことを仕事にするべき 51.1%
・好きなことと仕事とは切り離すべき 48.9%

企業の採用担当者の意見は真っ二つに分かれました。

それぞれの意見で多かったのは・・

■好きなことと仕事は切り離すべきという人の意見

・「好きなこと」が「キライなこと」になってしまうことがある。好きなことはあくまでも自分の思うままにやりたい。仕事ではやりたくないこともしなければならないから

・好きだからこそ、うまくいかなくなった時に挫折しやすい

・好きなことだと、客観的に考えられなくなるから、仕事には向いていない

・好きなことが仕事になってしまうと、オンとオフの切り替えができなくなる

・好きなことが仕事として向いているとは限らない。例えば、「お笑いが好きということと、笑わせることが得意かどうかは別問題。」

・好きではないことの方が自分を成長させられる

■好きなことを仕事にすべきという人の意見

・好きなことでないと、長続きしない

・好きなことなら、辛くても頑張ることができる

・好きなことは楽しいし、やりがいを感じられる。好きでないと、情熱を傾けることができない

■仕事を好きになる努力も必要

また、どちらの意見の人も「仕事を好きになる努力も必要」と考える人が多いようでした。

・好きな仕事ではなくても、好きな部分を見つけることが大切

・仕事は「やらされる」ものではない

・就いた仕事を好きになるよう、自分なりに努力すること。どうしても好きになれなかったら、それは一生の仕事ではない

 

さて、ここまで好きなことを仕事にすることについて、色々な意見を見てきました。

ここからは、具体的に、好きなことを仕事にしたいと思った時に考えたいことについてご紹介してゆきたいと思います。

その前に、好きなことを仕事に・・ということですが、仕事には大きくわけると2種類あります。

お金を得る仕事と、必ずしもお金を得る必要がなく、お金の代わりに何かお金では得られないものを得る仕事です。

前者は一般的な仕事。

後者は、天職などと呼ばれることもありますが、お金は得なくても、お金では得られない喜びが得られる仕事などがそれにあたります。

例えば、野球が好きだとします。

野球が好きだから、野球関連のスポーツメーカーの営業として働くのは、前者。お金を得る仕事です。

野球が好きだから、週末にボランティアで子供に野球を教えるのは、後者の天職になるかも、知れません。

後者の天職については記事の最後で少し詳しくご紹介したいと思います。

ただ、記事の中では主に、前者、働くことでお金を得るという意味での仕事を前提にしたいと思います。

好きであること以外に考えたい2つのこと

好きなことを仕事にしたいと思った時に考えたい1つ目のことは、その好きなことが「お金を得ることができる技能」であるかどうか?という点になります。

スピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんは、適職とは、「お金を得ることができる技能を生かした職業」であると著書の中でおっしゃっています。

例えば、野球が好きだったとします。
だから、野球に関係することを仕事にしたいと思ったとします。

そこで、野球用品の職人が思い浮かびます。

この場合は、野球用品を作るのが好きで、また、それが得意でもあるような場合(手先が器用であるような場合)は、好きなことを仕事にすることがよい方向に向かう可能性が高いです。

一方、野球が好きだけど、野球用品を作ることは苦手、手先はあまり器用ではないという場合は、好きな分野(野球)の仕事であっても、それがよい方向に向かうとは限らないかも知れません。

ここで簡単にまとめると、好きなことが仕事としてうまくいくかどうかは、好きであるということ以外に、

・・・という2つが、好きであるということ以外に大切になってくるかも知れません。

仕事としてうまくいくかどうか、と考えた場合は。

そう考えて、例えば、野球が好きだけど、用品を作る職人は、自分は手先が器用ではないから、得意ではないし、お金をいただく技能もないし、これからもそこまでの技能を身に付けられるとは思えない。

ただ、自分は、人と接するのが好きだし、人に何かをしてあげることは好きだ。だから、その野球用品メーカーの職人は難しいかも知れないけど、営業職なら、仕事として、うまくいくかも知れない。

・・例えば、そんな風に思えてくるかも知れません。

好きなことの中には、そんな風にして、色々な分野があることだと思います。

好きなことを仕事にしてお金をいただくには、その好きな分野の中で、さらに自分が得意な分野を探してみることも大切になってくるように思います。

好きなことを誰かのために生かしたいと思えるかどうか?

諸説あるのですが、「働く」という言葉の語源は「傍(はた)を楽にする」だと言われています。

「傍(はた)」とは、他者、周りの人のことになります。

つまり、働くということは、誰かを楽にしてあげるということがもともとの意味になります。

言い換えると、働くということは、誰かの役に立つということになると思います

だから、お金を得るためには、必ず、誰かの役に立つ必要があります。

自分一人で完結する仕事は、たとえ、一人でやっている仕事であっても、ありません。

お金をいただくということは、必ず、誰かの役に立っている必要があるわけです。

これはどんな職種であっても言えます。事務職であっても、営業職であっても。

プロスポーツ選手であってもそうです。夢や希望を観ている人に与えることで多くの人の役に立っているわけです。

好きなことを仕事にしたいと思った時、この誰かの役に立つということが大切になってくると思います。

もっというと、好きなことを誰かのために生かしたいと思えるかどうか?ということが大切になってくると思います。

そこを抜きにして、好きなことを仕事にしても、うまくいかないかも知れません。

好きなことを仕事にしてうまくいっている人は、例外なく、その好きなことを生かして、誰かの役に立っています。

好きなことを仕事にしたいと思った時は、自分はその好きなことを生かして、誰かの役に立ちたいと思うか?と考えてみてもいいかも知れません。

そこで、もし、そう思えたのなら、その仕事はうまくいく可能性が高いかも、知れません。

そこで、もし、そうは思えなかったら、自分は誰かのためにそれを生かしたいわけではなくて、その好きなことを自分なりに追及してゆきたいのだと思えたら、もしかしたら、それは仕事にしない方が、その何かを嫌いにならなくて済むかも知れません。

以前、美輪明宏さんが、お給料は「我慢料」だとおっしゃっていたことがありましたが、仕事はいくら好きな分野であっても、自分がやりたいことだけをやれるとは限りません。

また、やりたくないことも仕事であれば、やらなければならないこともあるわけです。

ですので、自分が好きな分野で、そういう思いをしたくないというような場合は、好きなことは仕事にしないというのも一つの考え方かなと、思います。

好きなことは副業としてやってみるのもいい

好きなことを仕事にする、しないという選択肢の他に、好きなことは副業にする・・という選択肢があってもいいかも知れません。

本業にしてしまうと、色々なしがらみができたりして、思うようにやりたいことをやれなくなることもあります。

また、本業にしてしまうと、自由度が低くなったり、思い切ったことができなくなってしまうこともあります。

その点、副業であれば、本業よりは思い切ったことができたり、自分がやりたいことをやれる可能性も広がるかも知れません。

また、思い描いたようにいかないのが仕事です。

だから、やってみないとわからないわけで、好きなことを仕事にするといっても、それが本当に自分に合っているのか、楽しいと感じられることなのかもわからないわけです。

そんな時は、まずは副業から入ってゆくのも1つのやり方だと思います。

また、今ではインターネットなどを使って、個人で手軽にはじめられる副業もあります。

個人で仕事をとってくるのは大変ですが、そういったことを支援してくれるサイトもあります。

色々な形の仕事がありますから、副業として、最初はそんなに多くの収入は望まずに、やりたいことをやるんだという気持ちで挑戦してみるのもいいかも知れません。

そうやって副業から入って、それが本業になったという人も大勢います。

適職と天職の違いとは?

適職と天職の3つの違いとは?でもご紹介しましたが、仕事には大きくわけると2つの仕事があります。

1つが「適職」、もう1つが「天職」です。

適職と天職の3つの違いとは?で詳しく書いたので、ここでは簡単にご説明しますが、適職とは、

得意なこと + 誰かの役に立つこと + お金を得ることができること = 適職

天職は・・

好きなこと + 誰かの役に立つこと = 天職

・・といったことが言えると思います。

今回は好きなことを仕事に・・というテーマで書いてきました。

好きなこと・・・ということを考えると、それはどちらかというと、「天職」に向いているかも知れません。

適職は、言い換えると、働いてお金を得るのに適している仕事ですが、「天職」は必ずしもお金が伴っている必要がありません。

「天職」の場合、お金にはつながらないかも知れませんが、お金では得られないモノを得ることができることが多いです。

例えば、天職は、自分の心を満たしてくれたり、自分の心を喜ばせてくれたりすることがあります。

もっとも、適職は適職で大切なもので、適職があるからこそ、天職というものにも目を向けることができるわけです。

ただ、人には、お金を得るための適職も必要ではありますが、仕事を通して幸せというものを感じるためには、適職だけではなくて、天職というものにも目を向けてみてもいいかも知れません。

また、お金を得る仕事という意味では好きなことを仕事にできなかったとしても・・天職という意味ではまだまだチャンスはあるかも知れません。

適職は経済的な欲を満たしてくれますが、天職は心を喜ばせてくれるものだと思います。

好きなことを適職の方で生かすのも一つの方法ですが、好きなことは、後者の天職として生かすということも一つの考え方ではないかなと、思います。