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【必見】過去の嫌な記憶を思い出す癖を直す方法。こうすると嫌な記憶は湧いてこなくなる!

こんにちは。おかしな幸福論のモリです。

過去の嫌なことを思い出して、堂々巡りのように同じことをぐるぐる考えてしまったり、嫌な気分になって、そこから抜け出せない。

そんなこともあるかも知れません。

今回は、そんな過去の嫌な記憶を思い出す癖を直す方法についてお伝えしていきたいと思います。

目次

過去の嫌な記憶が湧いてくる理由

過去の嫌なことを思い出して、ぐるぐると同じことを考えてしまったり、嫌な気分になってしまって、そこから抜け出せなくなってしまう。

そんなこともあるかも知れません。

実は以前の僕がそうだったんですね。

過去にあった嫌なことをふっと思い出しては、堂々巡りのように同じことをぐるぐる考えて、嫌な気分を何日も引きずってしまう。

そういうことがよくありました。

今はどうなったかと言うと、そういうことがほぼなくなったんですね。

でも何故、嫌なことが湧いてこなくなったか?

ということですが、それは嫌な記憶が湧いてくる本当の理由がわかったからなんです。

実は、過去の嫌な記憶が頻繁に湧いてくるというのは、あなたには抑圧してる感情があるよというサインなんですね。

これは自分の感情を押し殺したり、我慢してきた人に多いです。

どういうことかと言うと、例えば、過去に誰かに自分が一生懸命やってきたことをバカにされたとします。

すごく悔しい思いをしたけれど、イライラしたり、マイナスな気持ちになるのは嫌なので、早く忘れようとしたり、考え方を変えて気にしないようにしたとします。

そうやって起こった出来事に対して考え方を変えたり、見方を変えたりすると、イライラがおさまったり、マイナスな気持ちがすっと薄れていくことがあります。

ただ、その時の悔しい思いとか、イライラの感情は消えたわけではなく、ただ、心の奥に仕舞い込んだことで感じなくなっただけなんですね

つまり、この時の感情のエネルギーは心の中にはまだ残っているわけです。

過去の嫌なことを思い出すという話に戻りますが・・

過去の嫌なことを思い出すというのは、つまり、この心の奥に仕舞い込んだ嫌な記憶、感情のエネルギーが何かの拍子に湧き上がってきたということなんですね。

先ほど、嫌なことを思い出すというのは、自分の感情を押し殺したり、我慢してきた人に多いと言いましたが、そうやって自分の感情を抑圧すると、心の中にその時の感情がどんどん溜まっていきます。

その感情は消えたわけではなく、心の中にはあるわけなので、何かの拍子に湧き上がってきてしまうんですね。

これが過去の嫌な記憶が湧いてくる理由です。

つまり、感情を抑圧していることが、過去の嫌なことを思い出す原因になっているわけです。

もし過去の嫌なことを頻繁に思い出す場合は、それだけ頻繁に感情を抑圧している可能性があるわけです。

嫌なことを思い出す癖を直す方法

じゃあ、どうしたらいいか?

どうしたら嫌な記憶を思い出さなくなるか?

ということですが、それは感情の抑圧をやめることです。

嫌なことがあると、辛いので早く忘れようとしたり、早く気持ちを切り替えたくなったりします。

僕がそうだったんですね。

だけど、そうやって早く忘れようとしたり、早く気持ちを切り替えようとするというのは、実は感情を抑え込もうとしていることになります。

そして、そうやって感情を抑圧すると、その感情が心に溜まってしまうんですね。

もっとも、嫌なことがあった時、考え方を変えたり、見方を変えることも勿論大事なんですが、その前にしなきゃいけないことがあって、それがその時に感じた感情をまずはちゃんと出すことなんですね

感情をしっかりと出してしまえば、心の中には残りません。

心の中に残らなければ、何かに拍子に湧き上がってくることもなくなるわけです。

では、どうしたら感情を抑圧せずに済むか?
どうしたらその時の感情をちゃんと出すことができるか?

ということですが、一番簡単なのは、その時に感じたことを口に出したり、紙に書き出すことです。

例えば、嫌なことがあったら、お行儀が悪くて全然構わないので、「バカヤロー!」とか「コノヤロー!」とか、または、相手に本当は言いたかったこと、例えば「何であんなことを言われないといけないんだ」とか、そういうことを(一人になった時に)口に出したり、紙に書き出してみると、感情のエネルギーが自分の中から出ていきます。

そうやって感情を自分の中に溜め込まないで、その時にちゃんと出してあげると、後になって湧き上がってくるということもなくなるんですね。

それから、これまでずっと感情を抑圧してきた人の場合は、ふとした瞬間に嫌な記憶が湧いてくることも多いと思いますが、その場合も一緒で、その都度感じたことを先ほどと同じようにそのまま口に出してみると、もしくは紙に書き出してみると、それまで抑圧されてきた感情のエネルギーが解放されて、減っていきます。

すると、その嫌な記憶はどんどん湧き上がってこなくなります。

それと、その抑圧された感情のエネルギーが大きい場合は、一度出しただけでは不十分なことがあって、その場合はまたその嫌な記憶が湧き上がってくると思います。

その場合もまた、同じように感じたことを口に出してみると、その感情のエネルギーがまた少し解放されて、減るんですね。

大きな感情のエネルギーの場合はそうやってコツコツと解放していく必要があるのですが、言葉にして自分の中から出す度にその感情のエネルギーは確実に減ります。

すると、その分だけ思い出す頻度も少なくなっていくと思いますし、思い出した時のショックとかダメージも減っていくと思います。

ただし、一つ注意点があって、この過去の感情が非常に大きな場合、大きなトラウマのような場合は、一人でやるとすごくマイナスな気持ちが湧き上がってしまって対処できなくなることもあるので、そういった大きなトラウマの場合は一人でやらずに、専門家の助けを借りるようにしてください。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。