ホーム > 人生の悩み >

人生の選択、自分が選ばなかった方を選んだ人がうらやましい

今の自分の代わり映えしない日々、単調な仕事の繰り返し、刺激のない毎日を見て、他の人がやっていることがうらやましいと思ってしまうことがあります。

他人はもっとバリバリ働いていたり、刺激のある中で仕事をしているのに、自分は何だか同じことの繰り返しで、毎日を無駄にしているような、もったいない日々を過ごしているかのような気持ちになってしまうことだって、あるのかも・・・知れません。

ただ、本当にそうなのかというと・・・それは違うのかなと思うんです。

人をうらやましいと思うか思わないか、それはどこをどう見ているか・・・それだけの違いなんだと思います。

人は自分が選ばなかった方に憧れるもの

どんな道を選ぶにしてもそうですが、人は自分が選ばなかった方に憧れるもの・・・です。

何故かというと、全てを見ていないから・・かも知れません。選ばなかった道に見ているのは理想だけなので・・・どうしてもそちらがうらやましいと思ってしまうし、そちらの道に進んでいる人がうらやましいと、そう思ってしまうのかも知れません。

だから、自分が選んだ道は間違いだったとは限らないと思います。

自分が選ばなかった方を選んだ人がうらやましいと思った時、僕はその人の一部だけではなくて、もっと全体を見るようにすると感じ方も変わってくるように思っています。

一部だけ、良いところだけ見たら、人は間違いなく相手がうらやましくなりますし、自分がみじめに思えてきてしまいます。

でも、相手が選んだ道にも、今の自分の道に見ているようにマイナスの部分というのはあるわけで・・・。

以前、僕に「会社を経営してバリバリ働いている友人が羨ましくて、自分は何をやっているんだろうと思ってしまいます」・・・そう話して下さった方がいました。

彼女は主婦をされていて、小さいお子さんがいます。
以前はキャリアウーマンとしてやっぱり、バリバリ仕事をされていたようです。

以前の同僚がどんどんキャリアを積んだり、活躍されている姿と今のご自分とを比較して、悔しくなってしまう・・・と。

僕は彼女はきっとご友人のそのバリバリ働いている一部分しか・・・見ていないのではないかなと思ったんです。その輝いている一部分だけを見て、それをうらやましいと思われていると思うんです。

だけど、どうせ見るなら、もっと全部を見た方がいいのかも知れません。

会社を経営するとなると・・・色々と負担も増えます。
責任の多さというのは、常にプレッシャーになります。

また、経営者というのは、孤独なものです。
誰にもわかってもらえないことも多かったりします。

バリバリ仕事をされている元同僚の方だって、良いことばかりではなくて、仕事には必ず上司や部下、同僚などとの人間関係の悩みがついてくるものだし、指示されれば、やりたくないことだってやらなければならない時もあるわけで・・。

人を見る時は、その人の光が当たっている部分だけでなくて、その光の裏にある影にあるものも見ようとした時・・・もしかしたら、うらやましいという気持ちや悔しさのようなものはなくなるのかも・・・知れません。

それはきっと、相手の一部分だけじゃなくて、全部を見ないと見えてこないものです。相手の輝いている一部分だけじゃなくて、影の部分を見ようとすることで、やっぱり今の自分でいいかなと、思えてくるかも知れません。

そしたら、今、お子さんと掛け替えのない時間を過ごすことができている、その大きな幸せに気づかれるのかも・・・知れません。

逆に、主婦業をされているご友人がうらやましいとおっしゃる方もいます。

そんな時も自分がいいなあと思う一部分だけじゃなくて、もっと全体を見られてはどうかなと・・思うんです。

主婦業は大変です。仕事量が多いわりには会社と違ってそれを評価してくれる人がいなかったりすることも・・あります。同僚がいるわけではないので、仕事は自分一人でする必要があります。

そうやって、うらやましいと思う一部分だけじゃなくて、全部を見た時・・・今の自分も悪くないかなと思えてくるかも・・知れません。

人は刺激を避けて安定したものを求める

人は刺激を避けて、安定したものを求める傾向にあるのだと思うんです。

作詞家、放送作家、プロデューサーなど色々な顔を持つ、秋元康さんは、人は潜在意識として、どんな刺激的な仕事であっても安定させようとするもの・・・といったことを自身の著書の中で語られていたことがありました。

例え秋元さんのように色々な仕事をしていて、刺激的に見えても、自分の仕事は最初は刺激的でもいずれ単調になってくるものと語っています。

だから、仕事とはもともと単調なものであると。

僕もそうなのかなあ・・・と思うことがあります。単調になるものだからこそ・・・自分なりの工夫というものが大切になってゆくのかも知れません。

仕事はどんな仕事であっても、営業職でも主婦業でも秋元さんのようなプロデューサーであっても、もともと単調なものである・・・ということを前提に、じゃあ、どうやって楽しむのかという工夫が必要なんだと思います。

安定して単調というのは、実は人がもともと求めていることであるなら、利点だって勿論あるわけで・・。刺激的というのは、一時的にはいいことですが、もともと安定を求める人間にはそれが大きなストレスへと変わってゆくこともあって。

大事なのは、どこをどう見るか・・・ということなのかも知れません。

今、自分が選んだことを見て、他の人がうらやましく思えてきても、自分がその道を選んだのにはちゃんと理由があると思いますし、そこには良いことだって沢山あるのかも知れません。

勿論、人生の方向転換だってありだと思います。でも、それはある意味、いつでもやろうと思えばできるので、今の自分が囲まれている中に良さを見つけようとしてからでも遅くはないのかも・・・知れません。

最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございます。
感謝。