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頑張っている人にかける言葉。頑張っている人に頑張れと言うのは悪いことか?

頑張っている人にかける言葉

おかしな相談室

「頑張っている人に頑張れというのは良くないと言う風に聞くことがありますが、これは本当にそうなのでしょうか?

私は頑張っている時に頑張れと応援されるのは嬉しいのですが、友人は頑張れと言われると辛いと言います。頑張っている人にはどんな言葉をかけたらいいと思いますか?」

おかしな相談室について

そうですね。頑張っている人に「頑張れ」とは言わない方がいいと言われることもありますね。

また、おっしゃる通り、頑張っている時に頑張れと応援されると嬉しいと感じる人がいる一方で、「頑張れ」と言われると辛くなる人もいると思います。

じゃあ、「頑張れ」と言うことは良いことなのか?悪いことなのか?

ということですが、それは「頑張れ」という言葉がその人の力になるか、ならないかによって変わってくると思います。

今日は、頑張っている人に「頑張れ」と言っていいケース、言わない方がいいケースについて、また、記事の最後には、頑張っている人に「頑張れ」の代わりにかける言葉、頑張っている時にかけられて嬉しい言葉をご紹介したいと思います。

目次

頑張っている人に「頑張れ」と言っていいケース

冒頭の方もそうだと思いますが、「頑張れ」と言われると力が湧いてくる人もいると思います。

その「頑張れ」「頑張ってね」という言葉を自分の力に変えられるような人です。

じゃあ、こういったタイプの人かどうかをどうやって見分けたらいいか?ということですが、それは「頑張りたいと思っているかどうか」「頑張ることができる力があるかどうか」がポイントだと思います。

例えば、マラソン大会で沿道の人達から「ガンバレー!!」と応援されて、それで頑張ることができたという人もいると思いますが、その「頑張れ」という言葉を力に変えることができたのは「頑張りたいと思っていたから」。

また、自分の中に頑張ることができる力が残っていたから、この「ガンバレー!!」という声援を力に変えることができたのだと思います。

だから、例えば、夢に向かって夢中になって頑張っている人に「頑張って」と言うのは、いいことかも知れません。

そういった人達は、その応援を大きな力に変えてくれるように思います。

頑張っている人に「頑張れ」と言わない方がいいケース

一方で、頑張っている人に「頑張れ」とは言わない方がいいケースもあります。

冒頭の方のご友人のように頑張れと言われるとかえって辛くなってしまう人もいます。

じゃあ、こういった人をどう見分けたらいいか?ということですが、先ほどと一緒で「頑張りたいと思っているかどうか」「頑張ることができる力があるかどうか」がそれを見分けるためのポイントになると思います。

例えば、先ほどの例ですが、マラソン大会で沿道の人達から「ガンバレー!!」と応援されても、それを力に変えることのできない人もいるかも知れません。

例えば、調子や体調が悪くて、ここまで頑張ってきたけど、もう頑張れなくなっている人などは「頑張れ」と言われても、これ以上は頑張れないわけで、だから、その声援を力に変えることはできないかも、知れません。

こんな風にして、もう十分頑張っている人や、頑張りすぎてこれ以上頑張る力がない人には、「頑張れ」と言ってもそれを力に変えることはできないことが多く、その言葉でかえって辛くなってしまう人もいるかも、知れません。

心や体の治療をしている人に「頑張って」はダメ?

では、心や体の治療をしている人に「頑張って」と声をかけるのは良くないことでしょうか?

心の病気の場合は、頑張れという言葉はかけない方がいいとよく言われますが、専門家の中には、例えば、うつ病を治すためには頑張らなくてはならないことが多く、頑張らないことが必ずしもいいこととは言い切れないと指摘する人もいます。

体の治療の場合も一緒で、頑張る必要がある場面もあるように思います。

ただ、心の場合も体の場合も、「頑張れ」が逆効果になる場面もあります。

じゃあ、どうやって見分けたらいいのか?というと、これも恐らく、先ほどの2つの例と一緒で、本人が「頑張りたいと思っているかどうか」がポイントになるのかなと思います。

治療を頑張りたい、もっと頑張って治したいと意欲を持って取り組んでいる人の場合は、「頑張って」という声は嬉しいと感じることが多いと思います。

一方で、もう十分に頑張っている人であったり、頑張りすぎてもう頑張れない状態にある人に対しては「頑張れ」という声は届かないかも知れませんし、その言葉をかけられてもかえって辛くなってしまうかも知れません。

少し言い方を変えると、相手の気持ちに寄り添う言葉を掛けてあげるのがいいのかも知れません

頑張りたいという気持ちがあれば、頑張ってという言葉は相手の気持ちに寄り添っていることになります。

反対に頑張りたいという気持ちがない状態では、頑張ってという言葉は相手の気持ちには寄り添っていないわけですので。

そんな風にして、相手の気持ちに寄り添っているかどうかで判断してみるのも、「頑張って」という声をかけるかどうかで迷った時の一つの方法かも知れません。

「頑張れ」の代わりに頑張っている人にかけると喜ばれる言葉

例えば、「頑張って」という言葉が適切ではないなと思った場合は、どんな言葉を相手にかければいいでしょうか?頑張っている人にどんな言葉をかけたら喜ばれるでしょう?

これも先ほどと一緒で、気持ちに寄り添う言葉が相手にとっては嬉しく感じるのではないかなと思いますが、ここでは具体的に「頑張って」の代わりに使える言葉をいくつか挙げてゆきたいと思います。

「よく我慢してるね」

例えば、十分に頑張っているけど結果が出なくて、それでも結果が出るまで辛抱強く我慢している人には、「よく我慢してるね」という言葉が嬉しいかも知れません。

「私も頑張るよ」

「頑張って」というのは、あなたが頑張って・・という意味ですが、ここまで見てきた通り、もう既に頑張っている人には、響かない言葉かも知れません。

こんな時は、「頑張って」ではなくて、「私も頑張るよ」という言葉を掛けるみるのもいいかも知れません。

「私も頑張るよ」・・とても短い言葉ですが、「私も」と言っている時点で相手が頑張っている、頑張ってきたことを認めていて、その上で「私も一緒に頑張るよ」というエールを送っているわけで、この言葉も相手に寄り添うことになるように思います。

「よくやってるよ」

もう十分頑張っている人に対しては、「よくやっているよ」「よくやってるね」という言葉も嬉しいかも知れません。

十分に頑張ってきた人は、「よくやってきた」わけで、それは本人もどこかでその自覚があるかも知れません。

それを人の口から言ってもらえるのはとても嬉しいことだと思うのです。

「お疲れ様」

もうすでに十分に頑張り続けている人に対しては、「お疲れ様」という労いの言葉を掛けてみるのもよい方法かも知れません。

「お疲れ様」

とてもシンプルな言葉ですが、この言葉も相手が頑張ったことを認める言葉でもあって、頑張った人にとっては、掛けられて嬉しいと感じることが多い言葉ではないでしょうか。

「いつもありがとう」

例えば、大変な仕事を毎日一生懸命頑張っている時などは、「頑張ってね」と言われるよりも「いつもありがとう」と言われた方が嬉しいことがあります。

「頑張って」と応援するか、「いつもありがとう」と感謝するか、これもその場面や本人の気持ちによっても違ってくると思いますが、この(大変な仕事を毎日一生懸命頑張っている)例では、感謝された方が嬉しいことの方がどちらかというと多いかも知れませんね。

また、場合によっては応援を力に代えることができない時もあるかも知れませんが、感謝を力に変えることができる場面は沢山あるかも知れません。

「助かるよ」

例えば、家の仕事を頑張ってくれている奥さんに先ほどの「いつもありがとう」という言葉をかけるのもいいかも知れませんし、後は「助かるよ」「いつも助かってるよ」という言葉もいいかも知れません。

または上司から部下に、(頑張ってくれて、上司として)「助かるよ」でもいいかも知れません。

「きっとうまくいくよ」

例えば、何かに向かって一生懸命頑張っている人に「頑張って」もいいですが、十分に頑張った後であれば、例えば「きっとうまくいくよ」でもいいですし、「○○(名前)なら、絶対にうまくできるよ」という言葉もいいかも知れません。

「きっとうまくいくよ」という言葉は、不安な時にかけてもらうと嬉しい言葉かも知れませんし、「○○なら、きっとできるよ」・・・というのは、信頼しているというメッセージにもなって、受け取る方は嬉しいかも知れません。

「すごいね」

(これだけ頑張っていて)「すごいね」「すごいですね」という言葉は、頑張っている人、受け取る側からすればとても嬉しい言葉かも知れません。

人には認めてもらうと嬉しいという気持ちがあるものだと思いますが、「すごいね」「すごいですね」というのは本当にシンプルで、だけど、とても嬉しい言葉かも知れません。

「応援してるよ」

頑張っている時に、「応援してます」「応援してるよ」と言われると、嬉しくなってまだまだできると思えることがあります。

「応援してるよ」という言葉は、「あなたがやることを」応援しているということで、何も要求していません。

「頑張って」という言葉の場合は、受け取り方や受け取る人の精神状態によっては(頑張ることを)要求されているように感じることがあるかも知れませんが、この「応援してる」にはそれがないので、色々な場面で使える言葉かなと思います。

「○○のお陰だよ」

例えば、仕事を頑張ってくれている旦那さんや、家の仕事を頑張ってくれている奥さんに。

「○○(名前)が~してくれているお陰で、こうして暮らしていけるんだよ」とか、「○○が~してくれているお陰で、○○ができるんだよ」とか。

「○○のお陰で~できている」そんな風に言ってもらうと頑張ってよかったと思えて、嬉しくなることがあります。

「よく頑張ってるよ」(現在)「よく頑張ったね」(過去)

「頑張れ」の代わりに頑張っている人にかける言葉ということで見てきましたが、「頑張れ」の代わりに「よく頑張ってるよ」「よく頑張ったね」という言葉も使えるかも知れません。

「頑張れ」というのは、言ってみれば、「これから」頑張ってという意味で、未来のことを言っていることになると思います。

だから、もう頑張りすぎてこれ以上頑張れない人に「これからも」頑張ってという言葉は相手には響かないのかも知れません。

ただ、少し言い方を変えて、「よく頑張ってるよ」「よく頑張ったね」という風にすると、受け取る側としては嬉しい気持ちになることがあります。

「よく頑張ってるよ」は、今、現在のことを言っています。今、よく頑張っていること、相手の今の努力などを認める言葉です。

また、これからも頑張ってとは言っていません。だから、十分に頑張った人にも使える言葉かも知れません。

「よく頑張ったね」は、過去のことを言っています。

これまで頑張ってきたこと、相手のそれまでの過程や努力といったものを認める言葉です。また、「よく頑張ってるよ」と同じようにこれからも頑張ってとは言っていません。

だから、この言葉も十分に頑張ってきた人に使える言葉かも知れません。

頑張ることって、とても大変なことだと思います。

だから、例えば、もう十分に頑張っている人、十分に頑張ってきた人にとっては、さらに頑張ってと言われるよりは、大変だったね、よくやったね、よく頑張ったねと言われる方が嬉しいかも知れません。

さて、ここまで頑張っている人にかける言葉について色々と見てきました。

少しまとめると、こんな形になります:

また、記事の最後では「頑張れ」の代わりに頑張っている人にかけると喜ばれる言葉について色々とご紹介しました。

ただ、そういった相手にかける言葉そのもの、言葉の選び方も勿論、大事だと思いますが、応援したい気持ちや、感謝の気持ち、相手を尊重しようという気持ちとか、そういう気持ちがあることが、相手にとっては一番嬉しいことなのかも知れませんね。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。