悩んでいる息子に母親は何をしたらいいか?
「息子が仕事のことで悩んでいて、とても落ち込んでいるようです。話を聞こうとしても、話したがりませんし、最近お酒の量も増えたり、生活が不規則になっているようで気になります。(母親として)息子にはどんなアドバイスをしたらいいのでしょうか?」
そんなお話をしていただきました。
大変遅くなったのですが、今回はこの場をお借りして僕が思ったことについて書かせていただきたいと思います。(※ご質問いただいても記事として書けないこともございます)
悩んだ時の男性と女性の違い
息子さんにお母様がどんなアドバイスをしたらいいか、どんなことをしてあげればいいのか・・・
ということは、これはそのご家庭の事情もあると思いますし、息子さんがどのような思いで仕事をしてきたのか・・・ということもわかりませんので、こうした方がいいのでは・・ということは言えません。(すみません)
ただ、あくまでも一般的な男性の傾向というか、特徴と言いましょうか、そういう視点で考えると、男性は悩んだり、落ち込んだりした時、自分の世界に閉じこもりたくなる・・・そんな傾向があるかも知れません。
女性はそんな時、どちらかというと話を聞いてもらいたいと思うかも知れませんが・・男性はそういう時は話をしたがらない傾向にあるかも知れません。
だから、お母様が話を聞こうとしても嫌がるのであれば、それはある意味、男性特有の反応なのかも・・知れません。
もしそういう男性なのであれば、話を聞こうとしたり、無理に相談に乗ろうとしたりするのは逆効果かも知れません。
また、生活が不規則になったり、お酒の量が増えた・・・ということですが、この点についても、お母様から(女性から)注意されたり、小言を言われるのは、男性は嫌がるかも・・知れません。
お母様は太陽に
じゃあ、何もできないのではありませんか・・・と思われるかも知れませんが、同じ男性の立場で考えると(同じ男性として僕であれば)・・・こんな時は、少し離れたところから、温かく見守ってもらえることが何よりも嬉しいことかも、知れません。
わかっているけどできない時ってあるものだと思うんです。
落ち込んでしまった時とか、うまくいかずに悩んでしまった時は、どうしても他のことが疎かになってしまいがちで・・
そういうことはわかってはいるけど、できないというか・・
そんな時に一番嬉しいのは、温かく見守ってもらえること・・・なのかなと。
お母様が温かい笑顔でいる、言ってみれば、そのご家庭の太陽のような存在でいてあげると言いましょうか。
あえて、仕事のことにも、お酒のことにも、生活のことにも触れずに、温かい笑顔で接してもらえた時、男性は、もうこんなことを続けちゃいられないな・・・と、自分から気づいて動き出してくれるかも、知れません。
そんな時、ちょっとでも変わろうとした時に、例えば、お母様から「頑張ってるね。すごいね。」という言葉をもらえたら・・・男性はもっとできるはずだと、そう思うかも知れません。
男性に力を与えられるのは女性だけ
男性に力を与えられるのは女性だけ・・・ちょっと大袈裟かも知れませんが、勿論、男性が男性に力を与えることもできるのですが、一番男性に影響力があるのはどうも女性のようです。
それもその男性にとって近い存在の女性、例えば、母親、彼女、妻・・・という女性は大きな影響力を持っているようです。
男性はそんな女性から認めてもらったり、称賛されたり、信頼されることで、力を発揮したり、能力を開花させたり、または時には元気が出たり、やる気が出たり・・・するようです。
だから、母親から「あなたなら大丈夫。」「あなたのこんなところはすごい。」「私はあなたのことを信じているよ。」・・・例えばそんなことを言われ続けると、男性は力を発揮しやすいようです。
男性で天才と呼ばれる人達であったり、何かの分野で大きな活躍をしている人であったり、そういう人は、母親から褒められて育ったということが多いようです。
男性はそうやって、(自分にとって大切な)女性から褒められたり、認められたり、信頼されたりすることで、それを自分の大きな力に変えることができるようです。
冒頭の方のご質問の答えにはならなかったかも、知れませんが、僕は息子さんと同じ男性として、そんなことを思いました。