他人のことで悩まないコツ【人間関係の悩みが軽くなる考え方】
こんにちは。おかしな幸福論のモリです。
今回は、他人のことでイライラしたり、悩んだりしない自分になるための考え方について、お話ししていきたいと思います。
他人のことで悩まない自分になるには?
人間関係にも色々な関係がありますが、今回は親しい人以外の人達、例えば、知り合い程度の人であったり、または、殆ど面識がない人、全く面識が人、そういった人達のことで悩まない、イライラしないためにはどうしたらいいか?ということについて、見ていきたいと思います。
さて、他人に対する悩みにも色々あるわけですが、ただ、どの悩みも、その原因を探っていくと、その根っこの部分には「あること」が隠れていたりします。
そのあることって何だと思いますか?
それは、相手に対する「期待」なんですね。
例えば、挨拶をしない人や挨拶を返さない人にイライラしてしまう。
そんなことがあったとします。
だけど、同じようなシチュエーションでも、例えば、相手が小さな子供だったり、または海外の人だったりした場合は、きっとそんなにイライラしないと思うんですね。
これは何が違うのかというと、最初のケースでは相手に期待していたと思うんです。
挨拶はするだろう、挨拶を返すくらいはするだろうと。
では後者のケースではどうだったかと言うと、きっと相手には期待していなかったと思うんです。
相手が小さな子供だから、相手が海外の人だから(日本語ができないから)、挨拶はできないだろうと思ったからです。
他人に関する悩みには、この「期待」が深く関係していて、他人のことで悩むことが多い人は相手に期待してしまっていることが多いんですね。
反対に他人のことで悩まない人は、他人にはあまり期待していないことが多いです。
先ほどの例でも、挨拶をしてくれるだろうと、挨拶を返す位はするだろうと期待するから、その期待を裏切られて、イライラしてしまうわけですね。
じゃあ、この場合、相手のことで悩まないためにはどうしたらいいか?
ということですが、「挨拶はしないだろう」「挨拶は返ってこないだろう」そう思ってみた時、挨拶しない人がいても、イライラせずに済んだりします。
先ほど、小さな子供が挨拶をしなくてもイライラしなかったのと一緒ですね。
イライラの裏には、何らかの期待が隠れています。
だから、イライラしないためには、期待をどうにかする必要があります。
ただ、その期待をどうにかすること、つまり、期待を捨てることが難しいんですよね。
何故かと言うと、多くの場合は、期待して当たり前のことを期待しているだけ、だからです。
どういうことかと言うと、例えば、先ほどの挨拶を返すということも、多くの場合、大人であれば誰でもできること、当たり前のことだと思うんですね。
そして、それを、挨拶が返ってくることを期待するのは、別に特別なことじゃなくて、それも言ってみれば当然のことだと思います。
ただ、これは言ってみれば、当たり前のことを当たり前にできる人が基準になっているんですね。
そして、そういう人、当たり前にできる人を基準にした時、誰かに当たり前のことを期待するのは自然なこと、当然のことだと思います。
ただ、一つ問題があって、それは何かと言うと、自分にとって当たり前のこと、もしくは多くの人にとって当たり前のことができない人も、世の中にはいるということです。
そして、そういう人に出会った時、期待が裏切られて、イライラしてしまったり、その相手のことで悩まされてしまったりするわけですね。
だから、もし、そういう人達に一々イライラする自分を変えたいと思った時は、当たり前にできる人を基準にするのではなくて、当たり前のことができない人を基準にするといいかも知れません。
先ほどの例でいえば、普通に挨拶できる人を基準にするのではなく、挨拶できない人を基準にしてみるわけですね。
挨拶できない人を基準にすると、挨拶しない人がいても、それほどイライラせずに済むようになります。
これはつまり、自分の中にある期待のレベルを下げてみる、ということです。
当たり前のことを当たり前にできる人ではなくて、当たり前にできない人を基準にすると、人にあまり期待せずに済みます。
また、そんな風に考えていると、笑顔で挨拶してもらった時、すごく嬉しい気持ちになるんですね。
当たり前ではないことが起こったからです。
もっとも、先ほどお伝えしたように、人はどうしても期待してしまうものだと思います。
特に世間の常識のようなことに対しては、期待して当然だと思うんですね。
ただ、もしその期待が自分を苦しめていると思った時は、自分の中で基準にしているものをもう一度見直してみて、そして、その基準を下げてみると、つまり、期待を少しやめてみると、その分だけ、他人のことで悩むことは減っていきます。
期待は全部捨てなくていいと思います。
ただ、少しだけ捨ててみるだけでも違います。
それだけで人間関係の悩みは、ぐっと減ります。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。