「幸せに生きる」という望みを叶えたい時は「この3つ」を一致させてゆく
「幸せに生きる」
自分の中にある色々な望みであったり、願いであったり、そういったことを深く掘り下げてゆくと、最後は幸せに生きたいという1つの望みにたどり着いたりします。
人間関係の悩みを解決したいという願いも、幸せに生きたいという望みを叶えるためだったりするし、お金持ちになりたいという願いも、結局は幸せに生きるためだったりして。
だけど、この幸せに生きるということがなかなか難しいわけで、幸せになりたいと望んでいても、なかなかその望みを叶えることができなかったりします。
ただ、望みというのは、どうも叶え方、もしくは叶えるコツのようなものがあるようです。
ところで、世の中には自分の望みをどんどん叶えている人がいる一方で、望みが全く叶わないという人もいます。
じゃあ、その人達の違いは何なのか?
ということですが、自分の望みを叶えている人達には、ちょっとした共通点のようなものがあるようです。
今回は、そんな共通点について、また、「幸せに生きる」という望みを叶えたいと思った時、どうやったらその望みを叶えることができるか?ということについて見てゆきたいと思います。
望みがどんどん叶っている人達が持っていた共通点とは?
自分の望みが沢山叶っているという人達にはどうも共通点のようなものがある。
先ほどはそんな風に書かせていただきました。
じゃあ、その共通点って何なの?
・・ということなのですが、望みがどんどん叶っている人達は、「この3つ」があって、そしてそれが自分の望みと一致している・・ということがどうも多いようです。
「この3つ」とは何なのかというと、それは
- 1)思い
- 2)言葉
- 3)行動
になります。
そして、望みがどんどん叶っているという人はこの3つ(の内容が)が自分の望みに対して一致しているということが多いようです。
これはどういうことか、また、どうやってこの3つを一致させてゆけばいいかについて、次に具体的に見てゆきたいと思います。
1)思い。「私は幸せになる」という思いを持つ
例えば、「もう不幸な人生はまっぴらだ。」と思ったとします。
そして、これからは幸せに生きたいと思ったとします。
この時、この幸せに生きるという望みを叶えたいと思った時、まず大事になってくるのは「幸せになる」という思いを自分の中に持つことかも知れません。
でも、幸せになりたいと思っている人であれば、「幸せになる」という思いは既に持っているんじゃないの?
・・と思われる方もいるかも知れませんが、幸せになりたいと願いつつ、「幸せになる」という思いが自分の中になかったり、自分の幸せの邪魔をする思いが自分の中にあったりする場合も多いです。
例えば、幸せになりたいと願いつつ「自分には無理かも知れない」という思いを持っていたり、「自分には不幸なことばかり起こる」という思いを持っていたり。
そういう思いがあるということは、自分の中に「幸せになる」という思いがないということになります。(もしくは、「幸せになる」という望みの邪魔をする思いが自分の中にあるということになります)
これだと、幸せに生きるという望みは叶えられないかも知れません。自分の中に「幸せになる」という思いがないのですから。
この場合はまず、自分の中に幸せになるという思いがないこと、もしくは自分の幸せの邪魔をする思いがあるということを自覚することがとても大事なことで、それを自覚した上で、改めて「幸せになる」という思いを自分の中に持つことが大事だと思います。
「でも、私は幸せになれないかも知れない。」
例えば、過去に辛いことがあったせいで、そんな風に思ってしまうこともあるかも知れません。でも、そんな時はそんな思いや不安に負けてはだめです。
もし、そんなマイナスな思いに負けそうになったら、
「私は幸せになる」
・・と自分に何度も何度も、言い聞かせてみてください。
また、「私は幸せになる」を自分なりにアレンジしてみるのもいいかも知れません。例えば・・
「私には幸せになる権利がある」
「私には幸せになる可能性がある」
でもいいし、
「私は自由に生きることができる」
でもいいかも知れません。
どんな形でもいいのですが、不安やマイナスな思いが湧いてくる度に、そんな風にして自分に言い聞かせてゆきます。
思いにはどうも、不思議な力、強い力があるようです。
おかしなことを言うかも知れませんが、自分の中で思い描くことができることは、実現させることができる可能性があります。
だから、幸せに生きたいと思った時は、「幸せに生きている未来の自分」を思い描こうとしてみるのもいいかも知れません。
ここまでを少しまとめると、
①「幸せになる」という思いを持つ
②マイナスな思いが湧いてきたら「私は幸せになる」と自分に言い聞かせる
③「幸せに生きている未来の自分」を思い描いてみる
ということが大事なのかなと思います。
③「幸せに生きている未来の自分」を思い描く際ですが、できそうなことからやってみるといいかも知れません。
例えば、いきなり大金持ちになっている自分を思い描こうとすると、「いやいや・・無理でしょ・・」という思い(マイナスの感情)が湧いてきたりするので、まずはもっと身近なところから、例えば、レストランで美味しいものを食べながら楽しんでいる自分を思い描いてみるのもいいかも知れません。
もし、その未来の自分を思い描いた時、プラスの感情(嬉しい、楽しい、ありがたい、幸せ・・etc.)が湧いてきたら、それは、上手く思い描けた証拠になります。
そうやって少しづつ、色々な場面で「幸せに生きている未来の自分」を思い描いてゆけるといいかも知れません。
2)言葉。幸せ言葉を使う
幸せに生きるという望みを叶えたいと思った時、思いの次は言葉が大事になってくるように思います。
自分の望みをどんどん叶えている人達が共通して使っている言葉があります。それが「幸せ言葉」です。
幸せ言葉とは、どんな言葉かというと、
ありがとう
ついてる
嬉しい
楽しい
幸せ
といった言葉です。他にも自分の気持ちを明るくしてくれる言葉であれば、それは自分にとっての幸せ言葉になります。
例えば、幸せに生きたいと願いながら、「ついてないなぁ・・」という言葉を頻繁に使うのはよくありません。「ついてない」は幸せ言葉の真逆になりますから。
また、幸せに生きたいと願いつつ、「ついてない」という言葉を口にする・・・これは、望みと言葉が一致していないということになります。
この場合は、自分の望みと言葉を一致させる必要があります。
幸せを感じながら生きている人達を見ていると、ほぼ全員が幸せ言葉を頻繁に使っているのがわかります。そういった人達は幸せ言葉が口癖になっているようです。
もし、幸せ言葉をこれまであまり使ってこなかった場合は、幸せ言葉が口癖になるまで、意識して使い続けてゆくといいかも知れません。
どうやって使ったらいいかわからない場合は、「ありがとう」「ついてる」「嬉しい」「楽しい」「幸せ」とそのまま口にしてみるといいと思います。
1日に何度もそうやって、ただ口にしてみます。
そうやっているうちに自然と幸せ言葉が口に出てくるようになります。
また、脳は矛盾したことが大嫌いなので、突然「ありがとう」なんて言葉を口にすると、つじつまを合わせるために「ありがたい理由」を勝手に探そうとしてくれます。
だから、「ありがとう」が口癖になると、ありがたいことが身の回りに溢れてきます。(そう感じるようになります)
もし、いつもニコニコしていて、幸せな人生を生きている人に出会ったら、その人が普段、口にしている言葉に注意を向けてみてください。恐らく、幸せ言葉を沢山口にされていると思いますので。
「言葉」について簡単にまとめると・・
幸せに生きるという望みを叶えるためには、自分の望みと一致する言葉、すなわち、「幸せ言葉」を使うことが大事になってくるように思います。
面白いものですが、口にした言葉はまた口にしたくなるようにできているようです。
例えば、「ありがたいなぁ」と口にしていると、また、「ありがたいなぁ」と思うことが起こったりします。
「ついてない。ついてない」と口にしている人を見ていると、年がら年中「ついてない」と言っていることに気づきます。それは「ついてない」と口にし続けているために「ついてない」ことが起こり続けているのかも。
自分が望む未来を手にするためには、その自分が望む未来に見合った言葉を(望みが叶う前の段階である今から)使うようにすることが大切なのだと思います。
3)行動。自分が今、やれることをやれる範囲から
3つ目が行動です。
幸せに生きるという望みを叶えるためには、自分の行動もそこに一致させてゆく必要があります。
これはどういうことかというと、例えば、幸せに生きたいと願いつつ、悲しい歌を聴いてばかりいるのは行動が一致していないことになります。
例えば、幸せになりたいと願いつつ、不安だからという理由で自分が本当にやりたいことをしようとしないのも行動が一致していません。
幸せに生きるという望みを叶えたいと思った時、まずはできる範囲から自分の行動をそこに一致させてゆく必要があるように思います。
具体的には、自分がやりたいと思ったことをやれる範囲からやってみる。自分が行きたいと思った場所の中で、今、行けそうなところから行ってみる、でもいいです。
いきなり大胆に変えたり、いきなり全部の行動を変えようとしなくてもいいと思います。
ただ、今の自分にできることを、できる範囲から少しづつ、やってゆけるといいかも知れません。
「行動」について簡単にまとめると・・
幸せに生きるという望みを叶えるには、その望みに見合った行動をしてゆく、具体的には、今の自分にできることをできる範囲からやってゆく・・ということが大事なのだと思います。
ところで、「行動」が3番目に来てるけど、行動って一番大事なんじゃないの?と思われるかも知れません。
確かに、行動することは大事なことだと思うんですね。
ただ、望みを叶えるという意味では、まず最初に「思い」と「言葉」をその望みに一致させた方が、行動に移した時にその行動が良い方向に向かいやすいと言いますか、色々なことがうまく回り出すということが多いように思います。
また、「思い」と「言葉」が自分の望みに一致した後は、行動しやすくなると思います。やってみようと自然と思えてくるというか。
だから、自分には行動力がないと思い悩んだ時は、その行動しようとしている何かに対して、自分の思いと言葉は一致しているか?と考えてみてもいいかも知れません。
思い描くことができて、尚且つ、明るい気持ちになれることは、きっと実現する
1)思い
2)言葉
3)行動
という3つについて見てきましたが、この3つをそれぞれ「幸せに生きる」という望みと一致させてゆく・・ということが大事なのかなと思います。幸せに生きるという望みを叶えるためには。
今回は「幸せに生きる」という望みをテーマにしましたが、自分の望みを叶えている人達、望みがよく叶うという人達は、1)思い、2)言葉、3)行動のそれぞれがその望みと一致しているということが多いようです。
自分の望みを叶えたい。
そう思った場合は、その望みに見合った思いを持ち、その望みに見合った言葉を口にして、その望みに見合った行動をしてゆく・・ということが大切なのだと思います。
また、この中でつまずくことが多いのは「思い」なのかも知れません。
自分が望んでいることと相反する思いが自分の中にあるために、望みが叶わない・・ということがとても多いように思います。
ただ、そんなことに気づき、自分が望まないものではなくて、自分が本当に望んでいることに意識を向けてゆくことで、一気に物事が好転してゆく・・そんなこともあります。
先ほど、自分の中で思い描くことができることは、実現させることができる可能性がありますと書かせていただきました。
そこに少しだけ付け加えると、自分の中で思い描くことができて、尚且つ、明るい気持ちになれることは、きっと実現するのではないかなと、思います。