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理不尽なこと、不条理に思うことをどう乗り越えるか?

自分にとって納得のいかないことがあったり、理不尽に思えること、不条理に思うことが起こって、それに自分がずっと苦しみ続けてしまうこともあります。

「自分が望まない人事異動にショックを受け、苦しみました」と、話してくださった方がいらっしゃいました。(Rさん、ありがとうございました)

職場での人事異動、自分が納得できるならまだしも、そうでないこともやっぱりあるのだろうと・・思います。

本当に不条理な世の中だなあ・・・そう思うこともあります。

ただ、僕はそういった苦難は、それを乗り越える力のある人にしかやってこないように、思うんです。

それはマザー・テレサもそう語っています。「神様はその人が乗り越えられないものを与えたりはしない」・・・と。

物事には必ず二面性がある

僕はいわゆるリストラをされた経験があります。みじめな思いをしましたし、言いたくても言えなかったことも、沢山ありました。

冒頭のRさんもきっと同じような思いをされたのかな・・と思いました。

ただ、僕は今、仕事がなくて、辛い思いをした経験は自分にとってはよかったと思っています。そのお陰で・・・というのはおかしな言い方ですが、今、仕事をしていて、苦しいと思うことは殆どなくなりました。

その思いにたどり着く前に、仕事がなくて、みじめな思いをしていた頃が必ず頭に思い浮かぶんです。すると、仕事が大変だ・・・と思う前に、仕事があるだけでラッキーだと思えます。

でも最初からそうだったわけではなくて、それまでは何故自分の首が切られなければならなかったのか・・・という思いに苦しみました。何故?どうして?・・・そう思いはじめると苦しくなるのです。

だから、冒頭の話をしてくださった方に、「こう捉えた方がいいですよ」「すべては考え方次第ですよ」・・・なんてとても言えませんし、そんなつもりもありません。

ただ、苦しむ一方でその経験が後になってから、そうやって自分を支えていることにも気づいたんです。

物事には必ず二面性があるのだと思うんです。仕事を失ったこと・・・それは最初はどう見てもマイナスなことにしか僕の目には映りませんでした。

でも、そこにプラスのことを見つけた。
二面性があった・・・ということなんだと思います。

物事のプラスの面を見て生きることにした

僕はそうやって、仕事を失ったという現象にも二面性があることに気づきました。

みじめな思いや悔しい思いをしたことがマイナスの面であれば、プラスの面は、仕事が苦しいとは思わなくなったことでした。

僕はこれはどんな物事にも言えることなんだと思います。どれだけマイナスに見えることであっても、または、どれだけ幸せに思えることであっても、必ず、プラスの面とマイナスな面があります。

人の気持ちは案外単純だったりして、プラスの面を見たり、考えた時には気分がよくなって、マイナスの面を見たり、考えた時には、気分は悪くなるようにできています。

大事なのは、そのマイナスの面だけでなくて、プラスの面を見つけること、そして、自分はそのどちらを見て、何を考えるか・・・ということなんだと思います。

僕はその仕事を失ったことの「プラス側」見て生きていこうと決めました。それは自分のために・・・です。その方が楽しいから、僕はそちら側を見ていこうと思ったんです。

みじめな気持ちや悔しさは非常に辛いものです。だから、相手にわからせてやりたいと思ったりしてしまうことがあります。でも、相手はきっとわかってはくれません。

楽になるには、諦めてしまうことだと思ったんです。

でも、自分が諦めてしまうことで自分が何だか損をしたような、負けてしまったような気持ちになることが以前はありました。

ところが、みじめな気持ちを味わうことにさえ、やっぱり二面性があることに気づいたんです。そのみじめな思いは僕の幸せを感じるためのハードルを下げてくれました。

すべてうまくいく人生なら、僕は幸せに鈍感になっていたかも知れません。今、自分が囲まれていることを当たり前に思ったりして、何を得ても、いつまでも不幸だったかも知れません。

自分がそういう苦しい思いをした時、失うことだけじゃなくて、得るものもやっぱりあって、僕にとっては、その得たものというのは、生きるのが楽になったことなのかなと思います。

転んでもただでは起きない

僕はこのサイトで根性という言葉はあまり使いませんが、「転んでもただでは起きないぞ!」・・・そんな根性が僕にはどこかあって、ネガティブなことが起こった時は、そこから自分は何を得られるだろう、どうやったらこの経験を自分のために使えるか・・と考えることがあります。

悔しさはマイナスな感情で、できればそんなことを感じなければそれに越したことはないと思うんです。

でも、その感情は自分の力にもなることがあります。
劣等感なんかも同じで、それを力に変えることだってできます。

人は転んで立ち上がる時に成長するもの・・・僕はそう思ってます。

だから、転んだら、ただでは起きない(笑)。そこに落ちてるものは全部残さず拾って立ち上がってやる・・・転ぶことは多かったけれど、僕はいつもそうしてきました。

僕は無理に頑張った方がいいとは思いません。
頑張れない時には、どうか頑張らないでください。

ただ、悔しさや、やるせない思いがあったなら、それはプラスにもマイナスにも、どちらにも使うことができて、どうせなら、自分のために使ってみてもいいのかも知れません。

時にはそんな気力で駆け抜けることだって、人生では必要なのかも知れないと思うんです。

いつも記事をお読み下さり、ありがとうございます。
感謝。