嫌なことを考えない方法とは?
他人に言われた嫌な一言だったり、嫌な思い出、失敗したこと、悔しい思い出、切ない出来事・・・そんな考えたくもないのに思い出してしまうことってあるかも知れません。
そういう嫌なことに限って忘れられなかったり、つい考えてしまう。それで嫌な気分になる・・・。
どうしたらそんな思い出したくもないこと、嫌なことを考えずに済むのでしょうか。
脳を納得させないとダメ?
脳は不条理であったり不合理を認めない・・・そんな特徴があるようです。
自分にとって嫌なこととは、やはり納得がいかないことであったり、それはおかしいだろう、と思うことだと思います。
だから、納得いく答えが出るまでは脳は考え続けようとします。
つまり、自分で納得できる答えが出なければ、いくら忘れようとしてもその嫌なことを考えてしまうことになるのかも・・・知れません。
答えを出すこと
それがわかると、嫌なことを考えないようにする方法が浮かんできます。
それは、自分が納得する答えを出すことだと思うんです。
例えば、他人から言われたひどい言葉。これをただ考え続けても、答えはでないし、考えようとしなくてもまた思い出してしまうかも知れません。答えが出ていないからです。
答えを出すためにはどうしたらいいか。
それは・・・単純ですが、答えを探すことだと思うんです。
嫌なことがあった、それについて「自分はどうするのか?」を考えることだと思うんです。それは悩んだりすることとは全く違ったアプローチだと思います。
悩むのではなくて、答えを出す。
答えが出たら、脳は納得してくれます。そうすれば、ついそのことについて考えてしまうこともなくなるのではないかと思います。もしくは、頭にそのことが浮かんでも、さっと流せるようになります。
どうやって答えを出せばいいのか?
嫌なことに対する答えの出し方というのは実は何十通りも、何百通りもあると思うんです。
例えば、誰かが何度も僕を傷つけたとします。自分の期待を裏切ったり、思いやりのない言葉かけられたり・・。
この人の言った一言は嫌なこと・・・になるわけですが、ここに答えを出そうとまずは自分で考えてみます。答えはいくつもあります。でも自分で納得するものでなくてはいけません。
僕はさんざん考えた末にこんな答えを出します。その人と付き合うことを一時お休みする・・・という。会わない、連絡もしないことにする。
これはこれで1つの答えです。
これで僕は恐らく悩み続けることはなくなります。
でも、もし僕が相手のことをどうしようか、どうやってわからせようか・・・と相手を変えようとしたり、変わることを期待していたら・・・ずっと悩み続けることになると思うんです。
思い通りにならないと思い定める
嫌なことって、たいていの場合、人間関係の問題だったりします。
そんな人間関係の悩みは辛いものです・・。それは思い通りにならないものが人間関係だから・・・かも知れません。
そこで苦しむのは、その思い通りにならないものをどうにかしようとしたから・・・かも知れません。
諦められないことも、中にはあると思うんです。でも、自分以外の人は、思い通りにはならないと思い定めてしまうことができたら、きっと人間関係の悩みはなくなります。
勿論、そんな完璧に思い定めてしまうことなんて、とてもできないと思います。
でも少しでもそういう考えが自分の中にあるだけでも、悩むことも嫌な思いをしてしまうことも、きっと少なくなってゆくのだと思うんです。