他人はガッカリさせてもいい。人の期待を裏切ることで感じる罪悪感について
こんにちは。おかしな幸福論のモリです。
期待に応えようと頑張る。
それは素晴らしいことだと思うんですね。
期待されることって嬉しいことだったりします。
だから、その期待に応えたいと思うわけで。
ただ、時に、期待に応えようとし過ぎてしまって、自分を見失ってしまったり、期待に応えようと頑張りすぎて、疲れ果ててしまったり・・
または、「応援していたのにがっかりしました」そんな言葉に傷ついてしまったり・・
そんなこともあるかも知れません。
そんな時はどうしたらいいでしょうか?
今回は、人の期待に応えようと頑張りすぎてしまうことについて、また、本当は他人の期待には無理をして応えなくてもいいということについて、お話ししたいと思います。
本当はね、他人はガッカリさせてもいいんです
「応援していたのに、がっかりしました」
「期待してたのに、残念です」
「やってくれると思ってたのに、がっかりです」
そんな風に言われて傷ついたり、そんな、期待に応えられなかった自分を情けなく思ったり・・
または、人をがっかりさせてしまったことに対して、申し訳ない気持ち、罪悪感のようなものを感じてしまうこともあるかも知れません。
人の期待に応えたいと思うこと。
それは素晴らしいことだと思うんですね。
責任感の強い人や人に対して、真摯に向き合おうとする人ほど、人の期待に応えようとするものだと思います。
それに、期待してもらえるのって、やっぱり嬉しいことですよね。
だからこそ、人の期待には応えたいと思うもので。
ただ、そういう風に思う人にとって、「がっかりです」「残念です」という言葉は何よりも悲しい言葉だと思うんです。
ただ本当は、人に期待に毎回応える必要はないんですよね。本当はね。
勿論、期待に応えようとすることは素晴らしいことだと思うんです。
ただ、期待に応えたいと思うだけで十分。
実際に期待に応えるかどうかはまた別の話。
僕はそんな風に思うんですね。
何故、そんな風に思うか?
その理由の前に、少しご紹介したい言葉あります。
これは、ツイッターで人気の精神科医、Tomy先生が自身の著書の中で語った言葉です。
「他人はがっかりさせてもいい。
自分のやりたいことを貫けば、どこかの誰かはガッカリする。一番モノのわかった人はガッカリしない。2番目にモノのわかった人はガッカリしても言わない。
1番わかっていない人が「君にはガッカリした」と言う。そういう人を気にする価値はない」
(出典:精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉」 精神科医Tomy 著)
本当にあなたのことを応援してくれる人は、ガッカリしない
本当は、人に期待に毎回応える必要はない。
期待に応えたいと思うだけで十分。
実際に期待に応えるかどうかはまた別の話。
先ほどはそんな風に言いました。
何故、僕がそんな風に思うのかと言うと、2つ理由があって、1つは、人は自分自身のために誰かに期待するものだから、2つ目は、あなたのことを本当の意味で応援してくれている人は、ガッカリしたりしないから・・なんです。
人は自分自身のために誰かに期待する
人は自分自信のために誰かに期待する。
・・ということですが、あるスポーツ選手がいました。
彼はある人に「期待していたのに、がっかりしました」と言われて、傷ついたそうです。
でも本当は、自分が苦しんでまで人の期待に応えようとする必要はないかも知れません。
というのも、人は自分自身のために期待するものだからです。
期待って、相手のためではなくて、自分のためにするものなんですね。
先ほどのスポーツ選手に期待していた人も、自分のためなんですよね。期待したのは。その人が活躍することで自分にとって何かいいことがあるから、期待するわけです。
もっとも、期待してもいいと思うんですね。でも、自分の思い通りにならなかったから、相手にがっかりしました、なんて伝えるのはちょっと違うよねってことなんですね。
それは「わたしの思い通りに動いてくれなくて残念」と言っているのと一緒だからです。
本当の意味で応援してくれている人は、ガッカリしたりしない
「ガッカリ」というのは期待の裏返しですが、本当に応援してくれている人は、実はあまり期待しないんです。
そういう人、本当の意味で応援してくれる人は、結果に左右されるような見返りを求めているわけではないから、期待する必要がそもそもありません。
期待というのは、つまり、見返りを求めている、ということなんですね。
本当に応援してくれている人は見返りを求めていないので、だから、期待する必要がない。
期待していないから、ガッカリもしないんです。
だから例えば、苦しくなるまで無理をして、人の期待に応えようとする必要は本当はないかも知れません。
期待に応えたいと思うこと。
それだけで十分だと思います。
ということで、今回は他人はガッカリさせてもいいということについて見てきました。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。