非常識な友人が許せない時の3つの対処法
こんなことをするなんて非常識だ・・・そう思って友人が許せなくなった。
そんなこともあるかも知れません。
それだけイライラしてしまうのは、自分の思いが裏切られたから・・・かも知れません。
そんな相手が許せなくなる時は、相手のことを諦めきれていない時なんだと、思うんです。
どうやって相手にわからせてやろうか・・・という風に相手を変えようとする時に人は悩むし、嫌な気分になります。
それは相手が変わらないから・・・だと思うんです。
だけど、大事なのは相手をどうにかすることではなくて、自分がどうするか?ということなんだと思います。それがこの悩みから抜け出す秘訣だと思うんです。
自分にできる3つのこと
相手のことばかり考えても、余計腹が立ってくるだけだったり・・・します。そんな時は相手よりも、自分がどうするかを考えることだと思うんです。
そこでまず、今の「悩み」を「問題」として捉えてみます。その問題は「友達の非常識な言動や行動」だとします。
それは問題なので、答えを出す必要があります。
答えは3つあります。答えがでたら、そのうちのどれか、またはいくつかを実践してみます。
1.友達に伝える
2.友達と自分の違いを受け入れる
3.友達と距離を置く
1.友達に伝える
一番最初にできることは相手に伝えることです。
もうやめてほしい・・・と。自分が嫌だと思ったことは素直に伝えていいと思うんです。
ただ、相手がやっていることを「非常識だからやめろ」と言われたら、相手は必死になって抵抗するかも・・知れません。それは誰でも同じだと思うんです。自分のやり方を否定されて素直に聞き入れることなんて多くの場合はできないと思います。
それよりも、自分が傷ついていることを素直に伝えてしまうことだと思います。
人が素直に相手の言っていることを受け入れることができる時・・・それは相手も素直になっている時だと思うんです。
自分が傷ついている・・・そう伝えれば、本当の友達であれば、受け入れてくれると思うんです。もし受け入れてくれなければ、それは本当の友達ではないのかも・・・知れません。
2.自分と相手の違いを受け入れる
常識、非常識とは非常にあいまいなものかも・・・知れません。100人いて、全ての人が常識と非常識だと思うことが一致することはないと思うんです。
「常識とは、十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。」
これはアインシュタインの名言ですが、常識とは非常に主観的なものだと思うんです。
人は常識の違いで争いになります・・・でも、本当は常識というのはもともと違っていて当たり前のものなのかも・・知れません。
少なくとも、自分と友達とではお互いに思っている常識が違う・・・そう思っていた方が自分も傷つかなくて済むのかも知れません。
そうやって違いを認めた上で、この人はこういう人なのだ・・・と、自分との違いを受け入れる・・・ということで僕は自分が楽になれると思うんです。
その違いを受け入れた上で、どうしても許せないこともあるかも知れません。その時は許す必要もないのかも知れません。だけど、そういう人なんだと諦めた時にその悩みは悩みではなくなるのだと思います。
悩みとは諦めきれていない時、何かや何かの思いをつかんで離さない時に続くものだと・・・思うんです。
3.友達と距離を置く
そうやって相手と自分との違いを受け入れて、そういう人なんだと諦めてはじめて、じゃあ、自分はこれからどうするか?と自分がすべきことに意識を向けることができるのかも・・知れません。
その違いを受け入れて付き合いを続けるのも1つの方法だと思います。でもその違いがどうしても許せないことだってあると思います。
そんな時は無理に許すこともないと思うんです。相手とは縁を切る・・・でもいいし、距離を置く・・・でもいいと思います。
でも、何か理由があって友達でいた人ならば、縁を切るよりも、まず距離を置いてみてもいいのかも・・・知れません。
離れてみることで冷静になれることもあるし、気持ちも少しづつ変わってゆくことがあります。
人は少しづつ変わってゆくものなので、そうやって時間を置くことでお互いが少しづつ変わることもあります。
そうやっている間に、いつかまた友達でいられる日がやってくるかも知れません。
どうしても許せないのであれば、いがみ合うのではなくて、少し距離と時間を置く方がよいのかも知れません。また自分が笑ってその友人に会える日がくることを信じて。