夫婦関係がうまくいくコツ。夫婦関係を良くするには5つの方法がある
夫婦関係がうまくいくコツがあるとしたら、それはどんなことだと思いますか?
今回は、
- うまくいっている夫婦が心掛けていたこと
- 冷え切ってしまった関係を改善させたある方法
- うまくいかない原因になっているものは何か?
- 夫婦関係を良くするために簡単にできること
といったことについて見てゆきたいと思います。
目次
ネプチューンの名倉潤さんが語った言葉にあった夫婦円満の秘訣
明治安田生命が行う「理想の有名人夫婦」ランキング上位に顔を出すなど、夫婦仲が良いことで知られる名倉潤さんと渡辺満里奈さんのお二人ですが、ある時、名倉潤さんがこんな風に語ったことがありました。
「結婚16年目になるんですけど、ほんとに僕、ご飯が出てくることが当たり前やと思ってないですからね。座ってて、お金を払ってるわけでもないのにご飯が出てくることに、ありがとうしか思わない。」
夫婦関係がうまくいくコツは何かと考えた時、名倉さんのように当たり前と思わないこと、もっと言うと、夫や妻がやってくれていることは当たり前のことではなくて、感謝すべきことだと思って相手と向き合うことはとても大切なことなのかも知れません。
不思議なもので、当たり前だと思った瞬間に幸せな気持ちが薄れてしまったりします。ただ、反対にそれは当たり前ではなくて、ありがたいことだと気づいた時、幸せな気持ちが戻ってきたりする。
当たり前は幸せを奪い、ありがとうは幸せを与えてくれるのかも知れません。
ただ、夫婦として暮らしてゆく中で、何か、例えば、夫が働いてくれていることであったり、妻が料理を作ってくれることが日常になって、いつの間にかそれがどこか、当たり前のことになってしまうことがあります。
そうなってしまった時から、何故か夫婦喧嘩が増えたり、すれ違うことが増えていったりすることがあります。
そんな、当たり前に思っていたことを見つけて、それをありがたいことに変える・・ということも夫婦関係を良くする1つの方法だと思います。
やり方は簡単で、下のような順番でやってゆきます。
1)当たり前に思っていることはないか?と自分に問いかける
2)それが当たり前ではない理由を探す
3)自然と感謝の気持ちが湧いてくる
もう少し詳しく書くと・・
1)当たり前に思っていることはないか?と自分に問いかける
当たり前に思っていることを探すには自分に「問いかける」ということがとても効果があります。
脳は問いかけにはよく反応してくれる・・そんな特徴があるので、「当たり前に思っていることはないか?」と自分に問いかけてみると、当たり前に思っていることが見つかったりします。
2)それが当たり前ではない理由を探す
ここが大事なステップなのですが、当たり前に思っていることが見つかったら、それが当たり前ではない理由を探します。
どうやったら、それが当たり前ではないと思えるかというと、例えば、今よりも悪い状況であったり、自分よりも大変な思いをしている人であったり、そういったことに思いを馳せてみるのも一つの方法です。
例えば、妻が料理を作ってくれる。これを当たり前だと思っていたことに気づいたら、次はそれが当たり前ではない理由を探します。
この時、今よりも悪い状況を考えます。
例えば、「独身の頃は自分で料理を作っていたなぁ・・あの頃は仕事で疲れて料理を作りたくないこともあったっけ。」という風に今よりも悪い状況だった頃に思いを馳せてみます。
すると、「あぁ、料理を作ってもらえるのは当たり前じゃなかったんだな・・」と気づけたりします。
3)自然と感謝の気持ちが湧いてくる
この3つ目のステップは自動で行われるので、自分では何もする必要はなくて、当たり前ではなかったと気づくと、自然とありがたいなと思えてきたりします。
すると、なんだか少し良い気持ち、幸せな気持ちが湧いてきたりします。
こうやって、当たり前を見つけてゆくことを習慣にしてゆくと、どんどん幸せが増えていきます。
当たり前に思わないこと、当たり前をありがとうに変えてゆくこと。
それが夫婦関係がうまくいくコツだと、僕はそんな風に思っています。
冷え切った関係を改善させた「ある方法」
少し話は変わりますが、もし、夫婦の関係が冷え切ってしまっている場合はどうしたらいいでしょうか?
そんな時に夫婦の関係をもう一度良くするにはどうしたらいいでしょう?
これは1つの事例ですが、あるところに一組のご夫婦がいました。
このご夫婦は、最初は趣味も好きなことも一緒でお互いに大好きで結婚したのですが、いつの間にか、夫婦関係がうまくいなくなってしまい、関係が完全に冷え切ってしまっていました。
ところがある時、そんな関係がどうにかなるならと旦那さんの方がある専門家に相談したところ、こんなアドバイスをもらったそうです。
「気持ちを込めなくてもいいので、奥さんへの発言に対してありがとうの枕言葉を付けてください。」
旦那さんは、「え?気持ちを込めて・・の間違いではないですか?」と聞き直すと「気持ちは込めなくてもいいです」とのこと。
旦那さんは、そのアドバイスに従って「ありがとう」とボソボソと言うようになったのだとか。
そうやって、奥さんに対してありがとうの枕言葉(例えば、「ありがとう。料理を作ってくれて」)を付けることを実践していくと、奥さんが昔よく作ってくれた大好物の料理を作ってくれるようになったそうです。
そうやってとにかく3週間、「ありがとう」を実践していったところ、旦那さんは「ありがとう」と言うことが習慣になって、意識しなくても、いつでも「ありがとう」が出てくるようになったのだとか。
すると夫婦関係は少しづつ改善していった。
今では、毎月二人で温泉旅行に行くようになったそうです。
先ほども書かせていただきましたが、夫婦になるとつい色々なことが当たり前になってしまいがちだと思うのです。
だけど、よく考えたら、当たり前のことは何もなくて、例えば、旦那さんが働いてくれるのも、奥さんが料理を作ってくれるのも、本当はありがたいことだと思うのです。
当たり前のようにやってくれているけど、当たり前じゃないことが夫婦関係にはとても多いような気がします。
もし、夫婦関係がうまくいかない時は、先ほどのように当たり前になってしまったことはないかと考えてみて、それをありがたいことに変えてみる。
そして、実際に「ありがとう」と口にしてみるのもよい方法かも知れません。
先ほどのご夫婦ではないですが「ありがとう」と口にすることで関係が劇的に変わってゆくカップルも多くいらっしゃるようです。
それから、「気持ちは込めなくてもいい」ということについてですが、気持ちは言葉の後に自然とついてくることが多いものだと思います。
「ありがたいなぁ」
と口にしてみると、不思議とありがたいことが見つかったり、ありがたいと感じられるようになったりします。
だから、最初は心はこもっていなくても、口にし続けることが大切なのだと思います。
「期待がうまくいかない原因だった」
「私は夫にどこかで○○してくれるだろうと期待していました。だから、夫にいつも不満を抱えていたのだと思います。」
そんな風に話してくださった方がいました。
旦那さんに○○してくれるだろうとどこかで期待していて、そして、その通りにならなかった時に不満を感じてしまっていた、と。
だけど、この方はその不満の原因はずっと旦那さんにあると思っていて、まさか自分が旦那さんに「期待」していたことが不満を生んでいたとは思いもしなかったそうです。
夫婦関係というのはやっぱりどうしてもお互いがお互いに何かを期待してしまうものかも知れません。
例えば、自分が疲れている時は、気を使ってくれるだろうと期待することだってあるかも知れませんし、それは夫婦であれば、期待して当然のことだと思うんですね。
ただこの期待は、先ほどの方が話してくださったように、時に相手への不満の原因にもなったりする。
だから、期待が高すぎたり、多すぎたりすると、その分だけ相手に対しては不満を感じやすくなってしまうかも知れません。
そんな時は少し期待を下げてしまうと、何かしてくれた時に素直に嬉しい気持ちになれたり、感謝の気持ちで相手と向き合えるかも知れません。
これは夫婦関係だけではなくて、他の色々な人間関係でも言えることかも知れませんが、できるだけ期待をしないということが、円満な関係の秘訣なのかも知れません。
意識を向ける先を変えると、現実も変わってゆく
夫婦関係がうまくいくコツは何か?ということについて見てきましたが、もう1つ、良い関係でい続けるため、もっというと、どんどんと良い関係になってゆくためのコツがあります。
それは何かと言うと、二人の関係の中でうまくいっていることに意識を向けてゆくということです。
うまくいっていないことではなくて、うまくいっていることに意識を向けてゆく。
簡単なことのようですが、そうすることで夫婦関係がどんどんうまくいくようになることがあります。
これは夢物語だと思って聞いていただければ幸いなのですが・・
この世の中はどうも自分が意識を向けたものが自分に引き寄せられてくるようにできているようです。
だから、うまくいっていないことや不満に思うことに意識を向けていると、またうまくいかないことや不満に思ってしまうことが現実として引き寄せられたりします。
だけど、反対にうまくいっていることや感謝していることに意識を向けていると、また良いこと、ありがたいことが現実として引き寄せられてくる。
これは「引き寄せの法則」なんて呼ばれたりしますが、どこに意識を向けるか・・ということはこの引き寄せの法則はなしにしてもとても大切なことだと思うのです。
何故かというと、意識を向けたものの先に自分の感情が生まれるから、です。
良いことに意識を向ければ、良い気分になりますが、悪いことに意識を向ければ、気分が悪くなります。
すごく単純なことのようですが、ただ、人は黙っているとマイナスなことに意識が向いてしまったりします。それは自分を守るための習性だったりします。
ただ、良い関係を築いてゆくためには、プラスのこと、例えば、うまくいっていることやありがたいと思うこと、満足していることや嬉しいと思うこと、足りていると思うこと・・そういったことに意識を向けてゆく必要があるように思います。
そして、そういったプラスのことに意識を向ければ向けるほど、さらにプラスなことが現実として自分に引き寄せられてくるようです。