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独占欲が強い・・を克服する方法、欲の捨て方について

彼氏・彼女に対してもそうですが、夫や妻に対して強い独占欲が出てくることがあります。

独占欲というのは、ある程度は持っていても当たり前のものだと思うんです。それはきっと、程度の問題で。

だけど、独占欲というのは守ろうとした時に大きくなるものだと思うんです。
問題は何を守ろうとするか?ということだと思うんです。

何を守ろうとしているのか?

独占欲というのは守ろうとした時に大きくなるもの・・・だと思うんです。

問題は何を守ろうとするか・・・ですが、独占欲というのは欲の1つです。欲というのは自分のことを思わないと持てないモノ・・・なので、この場合の守ろうとしているものは「自分」ということになると思うんです。

もっと言うと、「彼女、または彼氏を失ってしまう自分」・・・ということなのかも・・・知れません。

これは彼氏、彼女に嫉妬しない方法。やめたいと思っても嫉妬してしまう時はでも書かせていただきましたが、彼女や彼を失ってしまう自分を守ろうとした時・・・出てくる感情が独占欲であったり、嫉妬という感情なのかも知れません。

それはお付き合いをしていれば、誰でも多少は持っていて当然のものだと思うんです。

だけど、その守ろうとする気持ちが強くなり過ぎた時に、相手と喧嘩になってしまったり、傷つけてしまったり・・・するのかも知れません。

独占欲を捨てるには?

そうやって相手を傷つけてしまうような強すぎる独占欲は捨ててしまった方が自分も楽になれるのかも知れません。

でも、欲というのは、捨てるのがとても難しいものだと思うんです。だけど、全部は捨てなくても少しでも捨てることができたら、気持ちはぐっと楽になれたりします。そして、相手を傷つけなくて済むかも知れません。

欲の捨て方を考えた時に、先ほどの話に戻りますが、欲というのは自分のことを思わないと持てないモノ・・・と書かせていただきました。

自分のことを思うほど・・・例えば、彼女を失ってしまうのではないか・・・と思うのは彼女のことではなく・・・彼女を失う自分のことを思っていることになるわけですが・・・そうなると、欲はなかなか捨てられないと思うんです。

それどころか、その欲はどんどん強くなっていきます・・。

じゃあ、どうしたらいいか・・・というと、僕はその反対のことをしてあげることだと思うんです。

自分のことを思った時に出てくるのが欲なら、その反対、相手のことを思う・・・ということなんだと思うんです。

相手のことを思った時、強い欲は持てなくなります。欲があるということは、相手より自分を思う割合が多いということになると思うんです。

自分のこと半分、相手のこと半分で愛情になる

「愛」ってなんですか?

そんな風に聞いていただいたことがあります。僕は「愛」とは人に愛されたいと思うほどに愛されない不思議なルールでも書かせていただきましたが、愛は相手の幸せや喜びを思う気持ち100%の状態のこと・・・だと思ってます。

自分のことがゼロ・・・なんですね。相手のことだけを思う気持ち・・・だけどそれはすごく難しいような気が僕はしていて。人は自分のことだって思うものだと思うんです。

相手の幸せや喜びを思う気持ち半分、自分のことを思う気持ち(例えば、相手を失いたくないとか、この人と幸せになりたいとか・・)半分の状態のことを「愛情」というと思うんです。

この「愛情」があったら、独占欲というものはぐっと少なくなるような気がしています。

相手の幸せや喜びを思う時、欲が浮かび上がってきません。欲とはそういうものだと思うんです。自分以外の人のことを思った時に手放せたりします。

全部は手放せないかも知れません。でも、少しでもいいと思うんです。

そういう相手の喜びや幸せを思う気持ちが自分を守ろう守ろうとする気持ちを少し捨てさせてくれるというか。

ここまで書いてきて最後にこんなことを言うのもなんですが・・・

独占欲の問題というのは、片方にだけあるということは稀なケースなのかも知れません。人間関係なので・・・どちらか片方だけが100%悪いということは少ないように思うんです。

独占欲がとても強かった人が彼女と別れて、違う人とお付き合いしたら、独占欲が薄れていた・・・ということもあります。

だけど人間関係は面白いもので、二人いたら50%・50%で成り立っているわけですが、その50%が変わることでその関係そのものが変わって来たりすることがあると思うんです。

つまり、自分が変わってみることで、相手が変わる、二人の関係が変わる・・・というか。

それは決して、相手を変えようと思ってするものではなく、そうしてもきっと相手は変わらないと思いますが、ただ、自分から変わってみようとすることで、二人の関係が変わってくることはあると、僕はそう思ってます。

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