孤独感から抜け出す5つの方法とは?
孤独感というのは・・・とても辛いものです。孤独感は一人でいるから感じるものだけではなく、集団の中にいても感じることがあります。
勿論、一人でいることで孤独になります。でも、それよりも辛いのはわかってもらえない、わかりあえないことの孤独感だったりすると思うんです。
でもそう感じている人は実はたくさんいらっしゃるんです。
だから、もし孤独を感じてしまうことがあれば・・・そう思っているのは自分ひとりではないんだと・・・そう思うことで気持ちも少し楽になれるかも、知れません。
1.わかりあえない、わかってもらえない
誰かといても孤独・・・ということがあります。それはわかりあえないから・・・かも知れません。そういうことってあると思うんです。
わかりあえない理由は勿論、相手の問題だったりもしますし、それは自分の中にある問題かも知れません。
自分の中に問題があるとすれば、それは、相手に対して心を開いていないこと・・・かも知れません。
わかりあえないことも、わかってもらえないことも、もしかしたら、自分が心を開いていないから・・・かも知れません。
対人関係とは面白いもので、自分から心を開かないと相手も心を開いてくれないようです。でも、自分から心を少しだけでも開いてみようとした時に、何かが変わってくることがあります。
2.わかってもらおうとするより、わかってあげる
誰かとわかりあいたい・・・そう思うことがあります。そんな時にやってしまうのが、自分をわかってもらおうとしてしまうことかも知れません。
そして、気づくと、わかってもらおうとするだけで、自分から相手をわかってあげようとするのを忘れてしまうことも・・・僕にはあったんです。
気づいたら、自分のことばかりで、わかって欲しいとばかり思っているだけで、相手のことを理解しようなどとは、思っていませんでした。
でも、人はわかってもらいたいと思う時に孤独を感じ、わかってあげようとする時には孤独じゃない・・・そんな風にできているのかも知れないと、ある時思ったんです。
孤独感から抜け出すには、わかってもらうことより、わかってあげることの方が大切なのかも・・・知れません。
3.与えようとした時は孤独じゃない
わかってもらいたいと思う時に孤独を感じ、わかってあげようとする時には孤独じゃない・・・と先ほど書きましたが、これはつまり、人は与えようとしている時は孤独ではなくなるということなのかも、知れません。
わかってもらおうとすることが得ようとすることであったなら、わかってあげようとすることは与えようとすることでもあるのかも知れません。
与えるといっても、そんなに大袈裟なことではなくてもいいのかも知れません。
誰かの気持ちをわかろうとするだけでもいいかも知れませんし、同じように孤独を感じている人に「わかるよ」と伝えるだけでも・・・いいのかも知れません。
孤独を感じるからこそ、できることも僕はあると思っています。
寂しい時に聞くと元気になれる歌があります。その歌詞は自分に寄り添ってくれているかのようで、とても温かい気持ちになれたりする。
何故、こんなに人に寄り添える歌詞が書けるのだろう・・・と思っていると、それはそのアーティストさん自身が感じていたことを歌にしたものでした。
それはきっと歌だけではなくて・・・色々な生かし方があるのかも知れません。
4.一人でいる時間を楽しめるかどうか?
寂しがり屋ですという人もいれば、一人でいてもそんなに寂しくはないという人もいます。
何が違うのだろうと思って、あれこれと調べていたことがあります。そして、話を聞いてゆくなかで気づいたことがありました。
それは何だったかというと、それほど寂しさを感じないという人は一人でいる時間を楽しめているようでした。
寂しさをあまり感じない人もそんなに友人が多いわけではないようでした。むしろ、友人がすごく沢山いる方の方が寂しがり屋だった・・・そんなこともあります。
一人でいる時間を楽しんでいた人は意識してかどうかはわかりませんが・・・楽しむ工夫をしているようでした。
そして、大きな楽しみがある・・・というよりも、小さな楽しみのようなものを沢山持っていることに気づいたんです。
そういう小さな、だけど沢山の楽しみがその人を支えているのかも知れません。
5.寂しさを誰かに癒してもらおうとするともっと寂しくなる
これはまた別の機会で詳しく書いてみたいと思っていますが、寂しさを誰かに癒してもらおうとするともっと寂しくなる・・・どうもそんな風にできているようです。寂しさというものは。
それはきっと先ほどのわかってもらおうとするより、わかってあげるということと似ていて。
寂しさを感じている時に誰かを求めると、つい・・・相手に求めすぎてしまうことがあります・・
だから、寂しさを感じている時は人間関係がどうもうまくいかなかったりして・・
そんな時はこれもまた先ほどの一人の時間を楽しめる人ではありませんが・・・まず、自分で自分の寂しさを癒せるようになる必要があるのかも知れません。
そのためにできることって結構色々あって。
例えば、夢中になれることとまではいかなくても・・何かに挑戦してみたり。ただ、小さな挑戦を続けているうちに、夢中になれることもあります。
例えば、体を動かしてみたり。汗をかいてみると、何だか寂しさが薄れてゆくことがあります。
寂しい気持ちはそうやって汗に変わって自分から出てゆくこともあるようです。
例えば、子供の頃や学生の頃好きだったけど、自分には無理だと思っていたものに挑戦したり。
人は変わってゆくものなので・・以前はできなかったことでも今ならまた違った感じになるかも、知れません。
きっとできることは沢山あるはずだと、僕はそう思っています。