味方がいない。どうやったら自分の味方になってくれる人を作れるか?
味方がいない。自分だけ孤立しているように感じる。
例えば、職場であったり、または、何かの集まりであったり、組織の中であったり、そんな特定の場所で味方がいない・・そんなこともあるかも知れません。
そんな時、どうやったら、自分の味方を作ることができるでしょう?どうやったら、自分の味方を増やすことができるでしょう?
例えば、職場などでも味方が多い人もいます。
そんな人達にはちょっとした共通点があるようです。
その共通点がわかれば、自分の味方になってくれる人を作れるかも、知れません。
今回はそんな、味方が多い人が実践していたことについてや、味方を作るため、増やすためにどんなことをしてゆけばいいか?ということについて見てゆきたいと思います。
また、記事の最後には、自分の居場所、自分に合う場所、合わない場所についても少し、書いてみたいと思います。
人は「わかってもらいたい」と思っている
突然ですが、人は、自分のことを「わかってもらいたい」と思っているものだと思います。
ただ、人を「わかってくれようとしてくれる」人は案外少なかったりします。
だから、「わかってくれる」人の存在は貴重で、人はそんな風に、自分のことをわかってくれる人が好きで、そして、そんな人の味方でいたいと思うものだと思います。
味方が多い人の共通点の1つは、「わかってもらう」ことより先に、相手のことを「わかろうとしている」ということのようです。
ただ、不思議なことに、人をわかってみようとすると、わかってもらえるようになることがあるようです。
周囲のことを気にかけている人は、味方が多い
味方が多い人がやっているもう1つのことは、周囲の人達のことを気にかけている・・ということのようです。
これも先ほどのわかろうとすることに通じるものがあるかも知れませんが、例えば、職場でも味方が多い人は、常に、周りの人達のことを気にかけていて、相手を気遣うということをしていることがどうも多いようです。
多くの人がそうかも知れませんが、やっぱり、自分のことを気にかけてもらえると嬉しいと感じるものだと思います。
そして、そんな人がもし、困っていたり、何か助けが必要な時は、自分がその人の力になってあげたいと思うものだと思います。
これも先ほどと似ていて、気にかけようとすると、気にかけてもらえるのかも知れません。
「求める」より先に「与える」ことを実践している人は人気がある
職場で味方が多い人であったり、人気がある人はどうも、「求める」より先に「与える」ということを実践していることが多いようです。
「こうして欲しい」「あぁして欲しい」と相手に求めるより先に、自分に時間がある時は、同僚の仕事を手伝ってあげたり、自分が得た情報を惜しみなく、みんなに与えたり。
周りに対して、求めることよりも先に与えるということを実践している人は、人気があり、味方も多いようです。
言い換えると、何かを得るためには、何かをまず、自分から与えてみるのが一番よい方法なのかも知れません。
ここまでご紹介してきた、自分からわかろうとしてみる、周りを気にかけてみる・・というのも、与えているということになるのかなと、思います。
味方がいない時にできるたった一つのこと
味方がいない。
そんな風に思った時に、できることを1つ教えてくださいと言われたら・・・
それはきっと、「誰かの味方になってみること」なのかなと、思います。
わかろうとしてみる、気にかけようとしてみる、与えようとしてみることも、言ってみれば、相手の味方になろうとしていることと一緒かも知れません。
誰かの味方になってみる方法はまた、他にもあるかも知れません。
自分がされたら嬉しいだろうなと思うことを誰かに実践してみることもそうかも知れませんし、色々なやり方があるかも知れません。
ただ、どんなことでもいいのですが、誰かの味方になってみようとすることで、自分の味方が増えてゆく・・ということはあるように思います。
その反対は恐らく殆どないに等しい。つまり、先に求めても与えられることは、殆どないかも知れません。
まずは、与えることからなのだと思うのです。
それは、思っていることと逆のことだと思います。味方が欲しい時は、何かを得たいわけです。
だけど、何かを得よう思った時は、まず、自分から与えてみる必要があるのかも知れません。
与えると、返ってくる。
人間関係はどうも、そんな風にできているようです。
自分に合う場所、合わない場所
ここまで、味方が多い人が実践していることは何だったか?味方を作るには何をしたらいいか?ということについて見てきました。
ところで、冒頭で、自分の居場所、自分に合う場所、合わない場所という風に書かせていただきました。
自分の居場所がないと思った時に考える3つのことでも書かせていただきましたが、人には自分に合う場所というものがあるようです。
また、その一方で、自分には合わない場所というものもあるようです。
ここまで味方を作ったり、味方を増やしたりするためにできることについて見てきましたが、それは、本当の意味では、自分に合う場所で実践してゆく必要があるのかも知れません。
人には波長があると言われています。
波長とは目には見えないものですが、それぞれが持っているもので、人は自分と同じような波長を持った人と一緒にいると、居心地がいいと感じ、そうではない人と一緒にいると居心地が悪いと感じるようです。
グループや職場のような集団、組織の中にも波長は流れていて、多くの場合、そこには、似たような波長を持った人達が集まっています。
勿論、違う波長の人達も職場には入社してきたりするのですが、波長があまりにも違う場合は、自分だけが浮いていると感じてしまうこともあるかも知れませんし、それで退職してゆく人もいます。
そのグループや組織の中で、自分だけが浮いていると感じたり、自分だけが孤立しているように思うこともあるかも知れません。
そんな時は、ここまで書かせていただいたように、自分がまず誰かの味方になってみようとしてみるのも一つの方法だと思います。
ただ、それでも合わないと感じた時は、それは自分が浮いている、孤立しているというより、その場所がただ、自分の波長には合わなかっただけ、なのかも知れません。
そんな風にして自分には合わない場所というものは、世の中には案外多く存在するかも、知れません。
ただ、その一方で、自分が居心地がいいなと感じる、ここが自分の居場所だと感じられる場所も必ずあります。
先ほどの記事にも書かせていただきましたが、人の波長は、オリジナル度100%、似たものが全くない・・なんてことはなくて、どこかに、自分と似たような波長を持った人は存在するものです。
その数は、波長の種類によってはそんなに多くはないということもあるかも知れませんし、または、違う場所に自分と似たような波長の人が多く存在する・・ということもあるかも知れません。
いずれにしても、多いか少ないかは別にして、自分と似たような波長を持った人は必ずいて、自分の居場所もどこかに必ずあるように思います。
どこまでも自分の味方でいてくれる人は世の中に存在する
これは以前に少しお話させていただいたことがありましたが、世の中は面白くできていて、色々な法則のようなものが存在しているようです。
その一つが2:2:6の法則です。
これは何かというと、世の中にいる人の20%は自分をいいと言ってくれる人。20%は自分をいいとは言ってくれない人。残りの60%はどちらでもない人・・という不思議な法則です。
ちなみにこれは数ではなくて、割合です。
沢山の人に好かれている、人気があるような人の場合でも、その人のことを強烈に嫌ってくる人もいるかも知れません。割合にすると、20%、20%、60%なのです。
自分の味方がいない・・というお話に戻りますが、世の中には、自分の味方でいてくれる人も20%存在するようです。
繰り返しますが、これは割合なので、場合によってはその数が少ない・・ということもあるかも知れません。
だけど、そういう場合は、どこまでも自分の味方でいてくれる人がいたりします。
「自分には味方がいない」
もし、そう思ってしまっても、それは、本当に味方がいないのではなく・・まだ、そんな人に出会っていないだけなのかも、知れません。