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人から好かれる人になる方法

人から好かれる人とそうでない人・・・そこには違いがあると思うんです。だけど、それは案外、そんなに大きな違いではないのかなと・・・僕はそう思うようになりました。

今回は人から好かれる人になる方法について考えてみたいと思います。

自分がされて嬉しかったことを人にしてあげる

人は良くも悪くも良かったことは忘れやすく、嫌だったことは忘れないようにできているようです。それは自分の身を守るため・・・だと思うんです。

危険な目に逢ったら、それを覚えておくことで次回はその危険を回避することができます。

だから、黙っていると、嫌だったこと、問題だったことばかりを覚えていて、これを人間関係に当てはめると、言われて嫌だったこと、不愉快になったことは覚えていても、人からかけられて嬉しかった言葉はすっかり忘れてしまったりします。

人からしてもらって嬉しかったこと・・・どの位思い出せるか。逆にされて嫌だったことはどの位思い出せるか。そう思って思い出してみようとすると、されて嫌だったことの方が圧倒的に多く思い出せたりします・・。

もし、そうやって忘れてしまいやすい、されて嬉しかったことをメモしておいて、そして、今度はそれを自分が人にしてあげたら、自分は喜ばれる人になれるかも知れません。

それをひたすらやってゆく・・・これはちょっとしたゲームです。嬉しいと思えることをいくつ見つけるか、そしてそれを自分でいくつ実践できるか・・・という。

「されて嬉しかったリスト」は大きくなればなるほど、自分も楽しくなってゆくし、人を喜ばせることがそれだけできるようになるように思うんです。

それはまるで魔法のリストです。

自分がされて嫌だったことと反対のことをし続ける

人にされて嫌だったこと、人から言われて落ち込んだこと・・・そんなことって沢山あると思うんです。

でもどうせ嫌な思いをするなら、それを自分のために使いたいと僕は思うんです。どうするかと言うと、自分がされて嫌だったことと反対のことを人にしてあげること。そして、それをただひたすら続けてゆくこと・・・です。

あぁ、思いやりのない人だなぁ・・・と思ったら、自分は思いやりを持って人に接しよう・・・と思う。

どうせなら、これもリストにしたいと思います。

嫌だったことと反対リスト・・・です。自分の話ばかりで私の話を一切聞いてもらえなかった・・・と思ったら、そのリストに、「人の話を聞いてあげよう」と書いておく。

何か贈り物をしたけど、何のお礼もなかった。「なんて非常識な。お礼位言うだろ、普通!」と思うかわりに、「人からいただきものをしたら、ちゃんとお礼を言おう」と、そのリストに書いておく。

このリストもまるで魔法のように、自分を喜ばれる人にしてくれるような気がしています。

好かれる人は心に隙間を作れる人

好かれる人は心に隙間を作れる人・・・なのかも知れません。

人は余裕がない時に人のことを気遣ったりはできないと思うんです。そんな時は自分のことだけで精一杯で、とても人を喜ばせたりする余裕なんてなくて・・。

そう思うと、人から好かれる人になるためには、まず、自分が幸せでいる必要があるのかも知れません。自分が幸せでなければ、人を笑顔にすることもできないし、自分だけでなく、他人のことも自分のことのように思ったりすることなどできないと思うんです。

でも人から好かれたい・・・そう思っている時って自分に何かが足りないと思っていたり、寂しかったり、辛かったり・・・そういう時だったりもします。

もしそんな時があるとするならば、そんな時は、人から好かれることよりも先に、自分が自分を好きになることだったり、自分が楽しめるようになることだったり、自分が幸せになることをまず考えた方が良いのかも知れないなぁと・・思いました。

そうしようとすることが自分の心に誰かのことを思うための隙間を作ってくれるような気がしています。