不安が次々と湧いてきた時に、「まぁ、どうでもいいか」と思うには
不安が次々と頭の中で湧いてくるようなことってあったりします。
不安が不安を呼んでくるというか。その湧いてきた不安をどうにかしようとすることで、またそれが自分を余計に不安にさせるというか。
不安とは、受け入れた時に薄らいでゆくもの・・・だと思うんです。
でも、勿論、そんな毎回完璧になんて受け入れられなくて。
そんな時は頭以外のものを使ってみてもいいのかも知れません。
不安に感じていることと現実はイコールじゃない
こうなったらどうしよう、こんなことが起こったら・・・と次々と不安が湧いてくることがあります。
それが何でこんなに苦しいのかというと、人の頭って頭でイメージしたことと実際に起こった現実というものの区別があまりつかないから・・・だと思うんです。
だから、頭の中でイメージするだけで例えば、怖くなったりすることもあれば、楽しくなったりすることもあって。
イメージトレーニングというものがスポーツの世界などで使われることがありますが、それは脳の特徴を上手に捉えた合理的なトレーニング方法なのかも・・知れません。
そう思うと、日頃から何を思うか、何を考えるか・・・ということは、自分の気分にそのまま直結してくるわけで。自分の感じ方や今の気持ちは、実は現実はそこまで関係ないのかも・・知れません。
ただ、そういった頭(脳)の特徴を知っておくと楽になったりします。
不安に感じていることと現実は必ずしもイコールじゃないわけですから。
不安はただ・・・注意した方がいいよ・・・そういうシグナルを発してくれているだけ・・なんだと思うんです。
今に気持ちが向くと、不安がどうでもよくなる
不安って必ずそうなんですけど、今以外のことに対して湧き上がるもので。こうなったらどうしよう・・という風に。
だから、将来のことを考えたり、または過去にあったことを考えたりした時に湧き起ってきて。でもそれは言い替えると、今に気持ちが向けば、不安に思うことが難しくなるのかも知れません。
ということは、自分の気持ちを今に向けることが、次々と湧いてくる不安から楽になれる方法なのかも・・。
そのために、今に気持ちを向けるために、一番いいのは、僕は体を動かすこと・・・だと思うんです。
不安が次々と湧いてくる時・・・たぶん体の動きは止まっていて、頭だけがフル回転している時かなと・・思います。
人って多分、体を動かしながら、頭も同時にフル回転・・・・なんてできないんだと思うんです。そういう意味で頭はそんなに器用じゃないというか。
この体と心(頭)はでも、つながっていて・・・どちらも影響を与え合っていて。
あれ・・少し話がそれてきましたね(笑)
ただその・・・今に気持ちを向けるための一番簡単な方法って、体を動かすことだと思うんです。歩いたり、走ったり・・・そうやって体を動かしながら、不安について考えてみます。
すると、そんなに不安にはなれなかったりします。
体を動かす・・・すると、今に気持ちが向きます。
それは頭がきっとそんなに器用じゃないから・・・・だと思うんです。
そうやって今に気持ちが向くと、不安が不思議とどうでもよく思えて来たりします。
今に気持ちが向いた時に、不安でどうしようもなかった時に気づかなかったことに気づいたりします。
自分は本当はこうやって歩けるだけでも恵まれているんだなとか、家族がいてくれることだったり、友達がそこにいてくれることだったり。
そうやって体を使って考える・・・ということも僕は大事なことなんじゃないかなと・・思っています。
この話の続きなのですが・・・僕がよくやっていることに歩き瞑想・・・というものがありまして、それについては次回、歩き瞑想をすると、不安や悩みが消えてゆくでご紹介させていただきたいと思います。