他人軸をやめて自分軸で生きるコツと方法【もう他人を気にしない】
こんにちは。おかしな幸福論のモリです。
今回は、他人軸をやめて自分軸で生きるコツと方法についてお話ししていきたいと思います。
尚、自分軸についてはこういった記事も書いています。
- 自分軸とは?自分軸と他人軸の違い、自分軸で生きる方法とそのメリット
- 自分軸で生きると自分に自信が持てるようになる。他人軸だと自信を失いやすい理由
- 【わかりやすい】自分軸と自己中、自分勝手の3つの違い【自分軸の生き方】
目次
自分軸とは?
まず最初に、自分軸とは何か?ということについて簡単に説明したいと思います。
自分軸とは、「自分がどうありたいか」ということが基準になっている考え方、生き方のことを言います。
自分軸の生き方は、人にどう思われるか、人に勝つこと負けること、人からの評価などは、どちらかというとあまり重要ではなくて、それよりも、自分自身がどう思うか、自分自身がどうありたいかを大切にしてゆく生き方になります。
一方で、他人軸とは、「他人に対して自分はどうなのか」(または他人がどう思うか)ということが基準になっている考え方、生き方のことを言います。
この自分軸、他人軸ですが、100%自分軸とか100%他人軸という人は殆どいなくて、多くの場合はどちらに傾いて生きているか・・ということになると思います。
ですので、例えば、自分軸で生きたいと思った場合も、100%自分軸ではなくても構いません。
少し自分軸に傾いてみるだけでも、色々なことが変わってゆくと思います。
自分軸で生きるコツ
さて、ここからは自分軸で生きるコツについて見ていきたいと思います。
①他人がどう思うかより、自分がどう思うかを大事にする
自分軸で生きるための1つ目のコツが「他人がどう思うかより、自分がどう思うかを大事にする」ということです。
自分軸とは、自分がどうありたいたいかを軸にする考え方、生き方ですが、それはつまり、他人がどう思うかよりも、まず、自分がどう思うかということを大事にするということなんですね。
実は、僕は長い間、他人軸で生きてきました。
その頃の自分は、他人にどう思われるかばかり気にしていて、軸がブレブレだったんですね。
当時の僕は、人に評価してもらうことが大事だと思っていたので、一生懸命、人に評価してもらえるようなことをしようとしていて。
ただ、これは今だから言えることですが・・それの何が問題だったかと言うと、人の評価というのは、曖昧で、移ろいやすい・・ということです。
どう思うかは人によって違って、例えば、同じ映画を観ても面白かったと言う人もいれば、つまらなかったと言う人もいます。
また、生前は全く評価されなかったのに、死後になって高く評価されるようになる人は歴史上に大勢います。
つまり、人の考えというのはわかれやすく、また、移ろいものなんですね。
だから、人にどう思われるかを軸にすると、その都度、自分の軸がブレたり、その都度、自分を変えなければならなくなったりします。
本当はもっと自分基準でいいんですね。
他人がどう思うかはわかりません。でも、自分がどう思うかであれば、自分でわかります。
そして、それでいいと思うんですね。
まずは自分がどう思うかが大事だと思うんです。他人がどう思うかを考えるのは、その後からでも決して遅くはないと思います。
②するべきことではなく、したいことを大事にする
自分軸で生きるための2つ目のコツが「するべきことではなく、したいことを大事にする」ということです。
先ほど、僕が長い間他人軸で生きてきたと言いましたが、その時の僕がいつも考えていたのが、「どうするべきか?」ということでした。
考えていたというより、その「~すべき」という思いに縛られていたと言った方がいいかも知れません。
「~するべき」という考え方の多くは、これまで生きてきた中で、例えば、子供の頃に周りの大人に言われたことであったり、または世間一般が言う正しいことだったり、そういったことに強く影響を受けて、身に付けた考え方であることが多いと思います。
つまり、「~するべき」の多くは他人軸なんですね。
だから、例えば「~するべき」ということを大事にして自分がやることを決めてゆくと、最終的に自分が何をしたいのかがわからなくなったりします。
他人を基準にして、自分がやることを決めているからです。
じゃあ、自分軸で生きるにはどうしたらいいか?
というと「~するべき」だからやるのではなくて、できるだけ、自分がしたいからする、そういうことを大事にすることだと思います。
③自分の評価は自分で決める
自分軸で生きるための3つ目のコツが「自分の評価は自分で決める」ということです。
以前の他人軸だった頃の僕は、自分の評価は他人が決めるものだと思っていました。
だから、人にどう思われるか?ということがすごく大事なことでした。
ただ、人にどう思われるか?と考えること自体が他人を軸にしているわけですね。
だから、自分の評価を他人に委ねている限り、どうしても他人軸になってしまいます。
じゃあ、自分軸で生きるにはどうしたらいいかと言うと、自分の評価を他人任せにしないで、自分自身で決める、ということだと思います。
自分の評価は他人ではなくて、自分自身で決める・・そう思った時、他人にどう思われるかよりも、自分自身がどう思うか?ということの方が大事になってきます。
この他人にどう思われるかより、自分がどう思うかが大事・・というのはまさに自分軸そのものなんですね。
だから、自分の評価を他人任せにすることをやめて、自分の評価は自分で決める・・と思ってみると、自然と自分軸の考え方、生き方になっていきます。
④大事じゃない人を大事にしない
4つ目のコツが「大事じゃない人を大事にしない」ということです。
大事じゃない人を大事にしない。
これは一見当たり前のことのようですが、他人軸で生きていると、これと全く逆のことをしてしまったりするんですね。
例えば、自分を認めてくれない人に認めてもらおうと頑張ったり、自分のことをわかろうとしない人にわかってもらおうとしたり、自分を嫌ってくる人に好かれようとしたり・・
何故、こんなことをしてしまうのかというと、他人にどう思われるかが大事だから、他人軸では自分の評価は他人が決めるからです。
だから、そういう人、自分を嫌ってくるような人にも好かれようと頑張ったり、自分のことを認めようとしない人に認めてもらおうと頑張ったりしてしまうのです。
ただ、本当はあなたのことを認めるつもりのない人に認めてもらう必要なんてないし、あなたのことを嫌ってくる人に好かれる必要もないんです。
そういう人達に受け入れてもらおうと頑張れば頑張るほど、自分を見失って、そして、自分らしさを失ってしまうんですね。
それよりも、あなたをわかろうとしてくれる人にわかってもらうこと、あなたを必要としてくれる人に必要とされることが大事だと思います。
それに、大事ではない人を大事にしようとすると、自分の軸を失います。
そういった人達はあなたが大事にしているその軸を尊重していないからです。
だから、その人達に認めてもらったり、そういった人達から嫌われないためには、違うところに軸を持たないといけない。
それだと、もう自分の軸ではなくなります。
そういった人達を大事にすることをやめると、自分の軸を取り戻すことができます。
自分軸で生きるには、大事じゃない人を大事にしない、そんな勇気が必要なんだと思います。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。