自分軸で生きると自分に自信が持てるようになる。他人軸だと自信を失いやすい理由
こんにちは。おかしな幸福論のモリです。
前回、自分軸とは?自分軸と他人軸の違い、自分軸で生きる方法とそのメリットでは、自分軸と他人軸の違いや自分軸で生きる方法についてご紹介しました。
今回は、
・自分軸で生きると自信が持てるようになる理由
・他人軸だと自信を失いやすい理由
についてお話ししていきたいと思います。
目次
自分軸とは何か?他人軸との違い
自分軸で生きると自分に自信が持てるようになる。他人軸だと自信を失いやすい理由の前に、そもそも自分軸とは何か?他人軸とどう違うのか?
・・ということですが、自分軸とは、「自分がどうありたいか」ということが基準になっている考え方、生き方のことを言います。
自分軸の生き方は、人にどう思われるかや人に勝つこと負けること、人からの評価・・よりも、自分自身がどう思うか、自分自身がどうありたいか・・そういうことを大切にしてゆく生き方になります。
一方で、他人軸とは、「他人に対して自分はどうなのか」ということが基準になっている考え方、生き方のことを言います。
例えば、自分に自信を持とうとした時ですが、この自分軸と他人軸では大切になってくるものにも違いが出てきます。
また、他人軸で得た自信は失いやすい自信になることが多いのに対して、自分軸で得た自信は失い難い自信、ちょっとしたことでは揺るがない自信になることが多いです。
次に、その理由について見ていきたいと思います。
それから、もし、自分軸と他人軸の違いについてもう少し知りたいという方は、下記の記事にてもう少し詳しくご紹介していますので、よかったらそちらをご覧ください。
自分軸とは?自分軸と他人軸の違い、自分軸で生きる方法とそのメリット
「他人軸」だと自信を失いやすい理由
他人軸とは、「他人に対して自分はどうなのか」ということが基準になっている考え方、生き方のこと、先ほどはそんな風にお伝えしました。
この他人軸の生き方で自信を持つためには、誰かに認めてもらったり、誰かに勝つことが必要になってきます。
このやり方で、つまり、誰かに認めてもらったり、誰かに勝つことで自信を持つこともできます。
実は以前の僕自身、かなり長い間、他人軸の生き方をしていました。
誰かに認めてもらうことであったり、何かを成し遂げること、抜きん出ることが大事だと思っていたんですね。
そして、そうやって認めてもらったり、何かを成し遂げたり、抜きん出ることで、自分に自信が持てるようになるだろうと、そう思っていました。
もっとも、先ほどもお伝えしたように、このやり方で自分に自信を持つこともできます。
ただ、この他人軸のやり方で得た自信というのは実はすごく失いやすい自信になることが多いです。
誰かに認めてもらったり、誰かに勝ったとしても、次に誰かに否定されたり、次に誰かに負けたと思った時に、せっかく得た自信を失ってしまうためです。
僕はそのことに気付くのに、すごく長い時間がかかりました。
僕の中には、自信とはそうやって認めてもらったり、何かを成し遂げたり、抜きん出ることで得るものだという思いがあったので、他に自信を持つ方法があるなんて、思いもしなかったんですね。
だけど、自信を持つ方法は実は他にもありました。
しかも、そのやり方は他人軸のやり方で得る自信と違って、ちょっとしたことでは失ったりしない、そんな自信になります。
それはどんなやり方か?
次に、その方法についてご紹介したいと思います。
「自分軸」で生きると自分に自信が持てるようになる
先ほど、自分軸とは「自分がどうありたいか」ということが基準になっている考え方、生き方のことと言いました。
自信を持ちたいと思った時、他人軸では、認めてもらったり、誰かに勝つ必要があるわけですが、自分軸の場合は少し違います。
自分軸の場合は、結果を出して誰かに認めてもらったり、誰かに勝つことで自信を持とうとするのではなく、結果の手前にある過程や自分の在り方、姿勢といったものを大事にして自信を持とうとします。
他人軸では、自信が持てるかどうかはある意味、他人次第です。
人が自分を認めてくれるかどうかは相手次第ですし、誰かに勝つといっても、それもある意味相手次第です。
一方で、自分軸の場合は、自信が持てるかどうかは自分次第です。
自分軸では、例えば、結果ではなくて、その手前にある過程を見て、自信を持とうとします。
自分がその何かに向けて努力してきたその姿勢であったり、その過程の中でやってきたことを自分自身で評価することで、そんな自分をそれでいいと判断する。
自分軸で自信を持とうとした時は、そんな風にして、過程や自分の在り方、姿勢を見て、自信を持とうとします。
このやり方だと、他人はあまり関係ないんですね。
結果と違って、過程は自分でコントロールできることが多いです。自分の在り方や姿勢も、他人は関係なくて、自分次第です。
また、他人軸の場合は、他人と自分を比べますが、自分軸では他人ではなく、過去の自分と比べます。
自分軸の場合は、過去の自分よりも一歩前に進んでいる自分をそれでいいと評価することで、自信を持とうとします。
ここで少しまとめると、自信を持とうとした時、
他人軸の場合
・結果を大事にする
・他人に認めてもらうことが大事
・他人に勝つことが大事
自分軸の場合
・過程を大事にする
・自分の在り方や姿勢を大事にする
・過去の自分と今の自分を比べる
という違いがあります。
ここまで見てきた通り、他人軸で自信を持とうとすると、自分ではどうにもコントロールできないことに大きな影響を受けますし、自信が持てるかどうかは相手次第だったりします。
一方で、自分軸で自信を持とうとするやり方は、過程や自分の在り方、姿勢といったことを大事にしてゆくわけですが、そういったことは他人は関係なくて、自分次第なんですね。
(他人に大きな影響を受ける)他人軸で得る自信は、ふとしたことで失ってしまうことも多いですが、自分軸で得る自信は、他人の影響を受けることが少なく、ちょっとしたことでは失ったりしない、そんな揺るぎない自信になりやすいです。
* * *
先ほど、僕が長い間、他人軸の生き方をしてきたことをお話ししましたが、ある時、自分軸の生き方に変えてみようと思ったんですね。
他人軸の頃は、人に認めてもらうことに必死でした。
ところが、自分軸の生き方に変えてみた時、(当時の自分としては)不思議なことに、人に認めてもらうことはそんなに重要なことではなくなりました。
僕はその時から、人からの評価をいい意味で手放して、自分がいいと思うことを大事にするようになったのですが、そうすることで手に入ったものが2つあります。
それが、穏やかな自信と自己肯定感です。
僕自身の話はこの辺にしたいと思いますが・・
他人軸、自分軸といってもどちらかに極端に傾いて生きている人は少なくて、多くの場合は、どちらに寄って生きるか・・ということになると思います。
だから、100%自分軸ではなくても構わないわけです。
ただ、もし他人軸でなかなか自信が持てないと思われた場合は、少しだけ、自分軸の方にシフトしてみるのもいいかも知れません。
ほんの少し、自分軸の方にシフトしてみるだけでも、自分の中で色々なことが変わってゆきます。
ということで、今回は自分軸で生きると自分に自信が持てるようになるということについて見てきました。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。