嫌な人に出会って、怒りが湧いてきたら。心が楽になるおかしな夢物語
ある日突然、信じられない言動をする人に出会ってしまって、その人が言ったことやしたことに怒りが湧いてきてしまって、その後もその出来事を引きずってしまう・・・そんなこともあるかも知れません。
今回はそんな時にどんな風に考えたら、自分の気持ちが晴れるか・・・ということについて書いてみたいと思います。
それは、選ばれた人にやってくる「テスト」
嫌な人には・・・できれば誰もが出会いたくはないものだと思います・・
ただ、そんな信じられない言動をしてくる人に出会ってしまうこともあるかも・・知れません。
人の思いを踏みにじるようなことをする人も中にはいるかも知れませんし、自分勝手で他人を何とも思っていないようなことをする人もいるかも・・知れません。
そんな人に対して怒りの感情が湧いてくる・・・そんな自分も大人気ないと思ってはみるのだけど、それでも、その感情がなかなか手放せないということも、もしかしたら、あるかも知れません。
そんな時は相手を許したいのに許せない。そんな時にできる2つのことでご紹介したように、「怒ってもいいよ」と自分を許し続けることも一つの方法だと思うんです。
怒ったっていい。そうやって自分を許すことが、その怒りの感情を手放す方法でもあると思います。
ただ、それでも許せないという時にはどうしたらいいでしょうか?
これはちょっと、昔話というか、夢物語だと思って聞いていただきたいのですが・・・僕が好きなお話にこんなものがあります・・・
観音様というのは、どうも、人に化けて自分の前に現れてくださることがあるようです。
どんな人に化けてくださるのかというと、ちょっと変わった人であったり、自分を困らせる人であったり、または今回のような、嫌~な人、だったり。
そうやって観音様の言ってみれば化身が自分の目の前に現れることがある。
観音様は何故そんなことをわざわざするのかというと、私達を試すため・・・のようです。
自分を磨いて、精神的に成長してゆくと、ある時、観音様が「この人をテストしよう」といって、その人の前に姿を変えて現れて、そして、困らせようとする。
それは、観音様に選ばれたという証拠です。
観音様のテストを受けるところまで自分がやってきたという「成長の証」でもあるのかも知れません。
そのテストにはどうも段階があるようで、次のレベルに上がる直前にやってくることがどうも多いようです。
さて、観音様はそうやって、誰か、例えば、嫌な人に化けて現れて、その人がどんな反応をするのか、怒りを感じても、それを手放せるかどうか・・・ということを見ていらっしゃるようです。
だから、その出会ってしまった嫌~な人は実は「観音様」だったのかも・・・知れません。そして、それは自分にやってきた、「テスト」だったのかも。
・・・とここまで夢物語をご紹介しました。
夢物語ではありますが、僕はどこかでそんなことを信じていて、見えるものだけが全てではないのかも知れないなと、思っています。
正しいことをしようとしている人ほど、間違ったことをする人が許せなかったり、自分よりも相手を大事にしようとする人ほど、自分勝手な人が許せない・・・ということもあって、それはとても皮肉なものかも知れません・・
だけど、その自分にやってきた好ましくない出来事は、自分が選ばれたからこそ・・・やってきたのかも、知れません。
自分が次のステップに進むために。