人を不安にさせる人のヤバイ心理!何故わざわざ人の足を引っ張るのか?
こんにちは。おかしな幸福論のモリです。
今回は人を不安にさせる人の深層心理についてお話ししていきます。
人を不安にさせる人の4つの深層心理
人をわざわざ不安にさせる人の深層心理ですが、主に4つ挙げることができます。
①私は不幸じゃない
1つ目が、「私は不幸じゃない」と思いたいということです。
人を不安にさせる=相手をおとしめる行為です。
例えば、結婚して幸せそうにしている友達に、結婚したカップルの何組にどの位が離婚するだとか、旦那さんに不倫をされた友達の話をしてみたりだとか、わざわざそんな余計なことを言ってくるのは、幸せそうな相手を前にして「自分は不幸じゃない」と思いたいから。
幸せそうに見える相手に劣等感を感じているわけですね。心の奥底では。
そういう人は劣等感を感じているようには絶対に見せませんので、そうは見えないと思いますが、実際は自分には価値がないと思っていることがよくあります。
自己価値感が低いわけです。
ただ、そのままだと自分がみじめに思えてしまうし、幸せそうな人を見たり、うまくやっているように見える人を見ると、ますます自分がみじめに思えてくるので、相手の幸せな気持ちを台無しにするようなことをわざわざ言ったみたり、相手に問題があるようなことを言うことで、自分は自分でいいんだと思いたいわけですね。
本当はそんなことをしても自己価値は上がらないし、そんなことをしている限り、そこからは抜け出せないんです。
だけど、そういうことに気づけないわけです。
②私の方が上
2つ目が、「私の方が上」だと思いたいというこです。
先ほど、人を不安にさせるというのは相手をおとしめる行為と言いました。
先ほどの例の、結婚して幸せそうな友達をわざわざおとしめるようなことを言うのは、「私の方が幸せだ」と思いたい、もっと言うと、「私の方が上」だと思いたいからでもあります。
こういう人は恐らくこれまで色々な場面で人と比較されてきた人で、その中で自分の方が下だと思わされたり、そういう辛い思いをしてきて、もうそういう思いをしたくないとか、負けたら終わり、という風に思っていることがあります。
だから、自分よりも上だと感じる人に対しては、相手を下げるようなことを言って、自分の方が上だとアピールしてきたりする。
負けたらみじめになると勘違いしているわけです。
本当は人に上も下もなくて、自分が幸せだと思えていれば、それでいいわけです。
幸せは自分が幸せだと思うから幸せなのであって、人に勝っているから幸せではないわけです。それは間違った思い込みなんですね。
マウントを頻繁にとってくるような人はまさにこのパターンです。
人に負けちゃいけないと思っている。
そして、心の中では自分には価値がないと思っていて、本当は自信がないわけです。
自分には価値がないとか、自分はダメだという思いとか、こういうことも本当は自分で変えていくことができます。
ただ、それをせずに、もっと言うと自分は変えずに、人を落とすことでそういった自分の中にあるネガティブな思いを振り払おうとしているわけです。
③私抜きで幸せになってほしくない
3つ目が、「私抜きで幸せになってほしくない」と思っていることです。
これは意外な心理かも知れませんが、本当は相手のことが好きで、その気持ちが満たされないために、あえて相手が不安になるようなことを言ってしまうケースもあります。
簡単に言うと間違った愛情表現をしているということですね。
④自分が不安
4つ目が、自分が不安だからです。
相手のことを心配しているようなフリをして、実は自分が不安になりたくないだけ。
そういう人も中にはいるんですね。
毒親と呼ばれる人達にはそういう人が多いです。
子供のことを心配しているようなことを言っているけれど、実は子供のことは何も考えてなくて、ただ自分が不安になりたくないだけ・・そういうケースが結構あります。
例えば、子供が何か新しいことを始めようという時に子供の意思を尊重しないで、そんなことをしたら危険だとか、あんたには無理だとか、失敗したらこんなに大変だとかそういう風に不安を煽ってくる、必死で止めようとしてくる。
それは本当は子供のことを心配しているわけではなくて、自分が不安になりたくないんですね。
そんなことをして失敗したらとか、そういう不安を自分が感じたくないわけです。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。