【不安を消す方法!】こうすると不安な気持ちは薄れていきます
こんにちは。おかしな幸福論のモリです。
今回は、不安について、具体的には、
- 人が不安になる仕組み
- 不安を消す2つのコツ
について、お話ししていきたいと思います。
不安はこうすると薄れていく
さて、不安な気持ちを落ち着かせるにはどうしたらいいか?
ということですが、実は、脳の中の扁桃体と呼ばれる部分が興奮した状態になった時、人は不安になることがわかっています。
また、この扁桃体の興奮を鎮めると不安も薄れていく、消えていくということもわかっています。
じゃあ、何をしたら扁桃体の興奮を鎮めることができるか?
ということですが、精神科医の樺沢紫苑先生は、「不安は扁桃体が興奮したときに起こり、その興奮を収める方法は、言語情報(を使うこと)」だと指摘されています。(参考:相談の効果を精神科医が解説「不安な気持ちを取り除く最も簡単な方法」特選街)
言語情報ということですが、簡単に言うと言葉を使うと扁桃体の興奮がおさまり、不安な気持ちも薄れていくんですね。
言葉を使う方法は2つあって、1つは話すことです。
人に話を聞いてもらったら、不安がおさまったってこともあると思うんですが、まさにそういうことですね。
不安に思っていることを話すと、扁桃体の興奮がおさまって、同時に不安な気持ちも薄れていきます。
もう1つは、不安に思っていることを言葉にして書き出すということです。
この方法をすすめる心理の専門家も多いですが、今、自分が思っていることをノートに書き出してゆくことで、扁桃体の興奮がおさまっていくんですね。
すると、不安な気持ちも落ち着いていきます。
このノートに書いていく方法ですが、極度に不安になった時でも効果があります。
次に、この書くことで不安を解消する具体的なやり方やそのコツについてご紹介したいと思います。
不安を消す2つのコツ
さて、ノートに書き出していく時ですが、2つのコツがあります。
まず1つ目ですが、不安な気持ちを落ち着かせるには、今思っていることを言葉にするということがとても効果があるんですね。
心の中で思っているだけではダメで、それを言葉にしてみるということが大事です。そうすることで不安な気持ちが自分の中から出ていくんですね。
ですので、まずは心の中で思っていることや頭に浮かんだことを片っ端からノートに書いていきます。
この書くという行為、言葉にするという行為が先ほどお伝えした扁桃体の興奮を鎮めてくれます。
ですので、どんなことでも、自分が思ったこと、思い浮かんだことは、とにかく全部書き出してみます。
そうやって書いてゆくうちに気持ちも少しづつ落ち着いてゆくと思います。
この方法ですが、僕自身も何かあると実践しています。
不安に思うことがある時に、ノートを取り出して、バーッと書き出していくんですね。
思ったことや思い浮かんだこと、そして、次にご紹介することもそうなんですが、そうやって思ったことや思い浮かんだことを書き終わった後は、気持ちがすごく楽になります。
不安に思うことをとにかく書いて出すということが大事なんですね。
2つ目のコツですが、不安は「こうなったらどうしよう」って気持ちなんですね。
だから、「こうなったらどうしよう」って思わないようになれば、不安は消えます。
じゃあ、どうしたら「こうなったらどうしよう」って思わなくなるかと言うと、「そうなったらこうしよう」と考えることです。
もっとも、実際は不安なことは殆ど起こりません。
不安はただの妄想なんですね。
ただ、先ほどもお伝えしたように、不安は「こうなったらどうしよう」って気持ちなので、「そうなったらこうする」って、ある意味開き直って、そうなった時の準備をしてしまうと「こうなったらどうしよう」とは思う必要がなくなりますね。
すると、不安な気持ちも薄れていくわけです。
だから、ノートに書き出していく時も、自分はまず何を不安に思っているのか?ということを書いて、その後に、もしそれが起こったらこうしよう・・ということを書いていきます。
この時ですが、そうなったらこうしようということを書いてもいいですし、そうならないように今こんなことをしよう・・・ということ書いてもいいです。
先ほども言いましたが、不安はただの妄想なので、実際には殆ど起こりません。
大丈夫なわけですね。
ただ、「そうなったらこうしよう」「そうならないように今こんなことをしよう」そんな風に心の準備をしてしまうと、不安な気持ちは薄れていきます。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。