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自分を好きになりたいけど、自分を好きになるがわからない【こういうことでいいんです】

こんにちは。おかしな幸福論のモリです。

今回は、自分を好きになりたいけど、「自分を好きになる」っていう感覚がわからない、そんなテーマでお話ししていきたいと思います。

「自分を好きになる」がわからない

自分を好きになると人生が好転する。

そんな風に言われたりします。

ただ、自分を好きになりたいけど、その「自分を好き」って感覚がわからないとか、自分を好きって感覚になれないって人もいると思うんですね。

ただ、自分を好きになると言っても、必ずしも「自分が好きだ!」ってならなくてもいいんです。

ところで、自分を好きになるってどういうことかと言うと、これは勿論、色々な考え方がありますが、それは友達を好きとか、恋人を好きとか、そういった好きとは違っていて、それはもっと穏やかな気持ち、感覚でいいと思うんですね。

もっと言うと、自分を好きになるとは「私は私でいい」そんな気持ちを持てるようになることだと思います

そして、「私は私でいい」って思うために必要なことは何かというと、自分を受け入れることです。

心理学では自己受容と言いますが、自分を受け入れるということが、自分を好きになることにつながっていきます。

自己受容ができると、例えば、それまでは自分のダメなところばかり気になっていた人でも、そういうことがあまり気にならなくなったり、自分を上手に許せるようになったり、または、自分らしさというものに気づけるようになったりします。

「私は私でいい」と思えない原因

自分を好きになるとは「私は私でいい」って思えるようになること。

そんな風に言いましたが、言い換えると、自分を好きになれないというのは、私は私でいいって思えていないってこと、私は私のままじゃだめだって思っていること。

つまり、自己受容が出来ていないということです。

でも何故、私は私でいいって思えないのかと言うと、多くの場合、その原因は子供の頃にあって、もっと言うと、子供の頃に親にあなたはあなたでいいんだよって言ってもらえなかったことが原因になっている、そんなケースが多いように思います。

例えば、親に否定されてばかりだったり、褒めてもらえなかったりすると、それは子供にとっては、あなたはあなたじゃダメだっていうメッセージになるんですね。

親が過保護だったり、過干渉の場合も一緒です。

過保護の場合は、子供が自分でできるようなことを親が先回りしてやってしまうわけですが、これは子供に対して「あなたにはできないのだから、私(お父さん、お母さん)がやってあげる」というメッセージにもなります。

言い方を変えると、過保護という行為は「そのままのあなたではダメだよ」というメッセージを子供に送り続けていることになって、そのメッセージを受け取った子供も自分のままではだめだという思いを抱くようになります。

過干渉の場合は、過保護よりもさらに強い否定のメッセージ、「今のあなたじゃだめだというメッセージ」になることがあります。

色々なケースがありますが、そんな風にして「私は私でいい」と思えない原因が過去にあるということが多いです。

「私は私でいい」って思うには?

じゃあどうやったら、「私は私でいい」って思えるか?

ということですが、そのために大事なことが2つあります。

1つが、「あなたはあなたでいい」って言ってくれる人、自分を肯定してくれる人と付き合うようにすることです

勿論、わざとではないケースも多いですが、自分の身近にいる人が「あなたはあなたじゃダメだ」っていうメッセージを自分に向かって投げ続けていることが、実はとても多いです。

そういう人から、少し距離を置くということですね。

2つ目が、「私は私でいい」って自分で自分に向かって言っていく、ということです

いや、そもそも「私は私でいい」って思えていないのでって思う方もいらっしゃるかも知れませんが、ただ、言葉にして言うだけでいいんですね。

心からそう思えていなくてもいいんです。

これは色々な研究でもわかっていますが、言葉が先でも感情(気持ち)は後から付いてきます。

だから、私は私でいいって思ったから、「私は私でいい」って言う。そういうこともあるけど、「私は私でいい」って言っているから、私は私でいいんだって思えてくる、そういうこともあるんですね

つまり、「私は私でいい」って口にしていくと、いずれ心から、そう思えるようになっていくということです。

じゃあ、具体的にはどのように、どういうタイミングで言ったらいいか?

ということですが、普段から「私は私でいい」って口にしてみるのもいいですし、日記を書いている方であれば、日記の最後に「私は私でいい」って書いてみるのもすごくいい方法だと思います。

それと、例えば、自分はダメだなって思ってしまった時に、ちょっと立ち止まって「今はそれでいい」とか、「今はそれでOK」って言ってみるのもおすすめです。

ちなみに、自己肯定感の上げ方もこれと一緒です。

自分にそれでいい、それでOKっていう言葉をかけていくと、自己肯定感も上がっていくんですね。

そういう意味で、自分を好きになるとは、ある意味、自分を肯定できるようになるってことでもあると思います。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。