自分を大切にする3つの方法【自分を大切にできない理由は子供時代にある?】
こんにちは。おかしな幸福論のモリです。
今回は、自分を大切にする3つの方法についてご紹介していきたいと思います。
①自分を犠牲にしない
さて、早速ですが、自分を大切にする1つ目の方法が「自分を犠牲にしない」ということです。
自分を大切にしていない人は、自分を犠牲にすることが多かったりします。
例えば、無理をして誰かに優しくしようとしていたり、無理をして誰かに何かをやってあげようとしていたり。
そういうことをやめることが、イコール、自分を大切にすることにつながってゆきます。
もっとも、自分を大切にしている人も、誰かに優しくしたり、誰かに何かをしてあげることもあります。
ただ、自分を大切にしている人と自分を大切にしていない人の優しさには、決定的な違いがあります。
それは何かというと、その優しさがどこからやってきているか、ということです。
もっというと、自分を大切にしている人の優しさは心の余裕から生まれているのに対して、自分を大切にしていない人の優しさは自己犠牲の上に成り立っていることが多いんですね。
自分の心に余裕がある時に、その心の余裕をお裾分けをするつもりで与える優しさは、自分の心を豊かにします。
だけど、自分を犠牲にする必要のある優しさは、与えれば与えるほど、自分から心の余裕を奪ってゆきます。
すると最後には、誰にも優しくできなくなったり、誰も大切にできなくなったりするんですね。
勿論、時には自分を犠牲にすることがあってもいいと思うんです。ただ、自分を犠牲にし続けてはダメです。
ただ、中には自分を犠牲にすることをやめようと思っても、それが癖になっていて、なかなかやめることができない・・という人もいます。
でも何故、そんな癖を身に付けてしまったのか?
ということですが、その原因の一つが、子供の頃に親との関係の中で自分を犠牲にしなければならない何かがあった・・ということです。
もっとも、大人になった今、本当はもうそういうことを続ける必要はないわけですが、自分を犠牲にしなければならないような環境で育つと、そういうこと(自分を犠牲にすること)が当たり前になってしまうんですね。
だから、そういう人は自分が自分を犠牲にしている自覚もあまりなかったりします。
ただ、そういうことを続けてゆくと、人間関係が何故かどんどん辛いものになっていったりします。
そしてある時、その自分を犠牲にして続けてきた関係にもう耐えられなくなってしまって、その関係を断つしかなくなる・・ということもあって。
そうならないためには、自分には自分を犠牲にする癖があることに気付くことがとても大事です。
気付けないために手放せないでいる人も多いです。
ただ、気付けば、手放すという選択肢も浮かんできます。
②自分に嘘をつかない
自分を大切にするために大事な2つ目のことが「自分に嘘をつかない」ことです。
自分に嘘をつかないとは、自分の本当の気持ちを偽らないということ、自分が思ったことを否定しないということです。
自分を大切にしている人は自分に嘘をつかないことが多いですが、自分を大切にできていない人は自分に嘘をついていたり、自分の本当の気持ちを否定している(抑え込んでいる)ことが多かったりします。
例えば、人間関係で何か嫌だなと思ったとします。
その時、そんな風に思っちゃだめだと考えるのは自分に嘘をついていることになりますし、自分の本当の気持ちを抑え込んでいるわけですね。
こういうことを続けていると、自分の本当の気持ちがわからなくなったり、自分が本当は何をしたいのかがわからなくなったりします。
本当はもっと自分の気持ちを大事にしてもいいし、自分が素直に思ったことを抑え込んだり、否定する必要もないんです。
もっとも、自分の気持ちを抑え込む癖は、先ほどの自分を犠牲にする癖と一緒で、子供の頃に身に付けていることが多く、すぐに手放すのは難しいかも知れません。
長年続けてきたわけですから。
ただ、①と一緒で無意識の間にやっている、自分でも知らぬ間に自分の気持ちを抑えていることが多いので、その癖に気づくだけでも違ってきます。
気づけば、意識することができます。
意識することができたら、変えていくことができるようになります。
③あなたを大切にしてくれない人と関わらない
自分を大切にする3つ目の方法が「あなたを大切にしてくれない人と関わらない」ということです。
具体的には、
・あなたを雑に扱う人
・あなたに関心のない人
・あなたの気持ちを尊重しない人
・あなたに対してマウントを取ろうとしてくる人
※マウントを取る・・自分の方が上だとアピールしたり、相手を見下す行為
こういった人とは関わらないこと。
自分を大切にしている人はこういった人達とは関わらないようにしています。
ところが、自分を大切にしていない人ほど、無理をしてこういった人達と関わっていたりするんですね。
例えば、断っては悪いかなと、相手の気持ちを大切にしていたりして。
だけど、こういった人達、あなたを雑に扱う人、あなたに関心のない人、あなたの気持ちになってくれない人は、あなたのことを大切にしているわけではないんですね。
そういう人を大切にする必要はありませんし、自分を大切にするためには、そういう人と関わらないことがすごく大事です。
迷った時はこうしてみる
少し話が変わりますが、中には大切にされてこなかったことが原因で自分を大切にするという感覚がわからない、どう自分を大切にしたらいいかわからない・・という人もいます。
例えば、子供の頃に大切にされなかったとか、または何らかの人間関係の中で大切にしてもらえなかったとか。
この場合も、まずは①自分を犠牲にしない、②自分に嘘をつかないということを心掛けることが大事だと思います。
ただ、それでも自分を大切にするという感覚がつかめない時は、
・自分の友達に言わないことは自分にも言わない
・自分の友達に求めないことは自分にも求めない
・・ということを実践していただくといいのかなと思います。
友達を大切にするような気持ちで、自分にも接してみるわけですが、自分のことというより、友達のこととして考えた方がわかりやすいかも知れません。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。