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心配性の性格を直したい。心配性の治し方と場面別の対処法

自分の心配性の性格のせいで、ちょっとしたことでも、あれこれ心配してしまって、疲れてしまったり、やりたいこともできないことがあったり。

そんなこともあるかも知れません。

そんなことが嫌になって、自分の心配性の性格を直したいと思った時はどうしたらいいでしょう?

そもそも性格というものは変えることができるのか?また、その場合は、どんなことをして心配性の性格を治してゆけばいいのでしょうか?

心配性については以前、心配性を治すたった3つの方法という記事を書かせていただきましたが、今回はその時の話も含めて、心配性について、また、場面別で不安や心配になった時の対処方法について、まとめてみたいと思います。

目次

性格は直せる?性格の何割は生まれつきなの?

性格というと、直すことが難しいもの、変えられないもの・・・というイメージがあるかも知れません。

ただ、心理学の世界では、性格は習慣が束になったものと言われることがあります。

もし、性格というものが、「習慣が束になったもの」であれば、性格は直せるということになります。

そして、実際に性格を変えていった人も多くいます。

ただ、性格はすべてが習慣ではなく、生まれ持ったものもあると言われています。

専門家の中には、性格のおよそ半分は生まれつき決まっているものだと言う人もいますし、また、そういった研究結果も出ています。

もしそうであれば、それはつまり、性格の半分は生まれ持ったものであり、半分は直せるものである・・ということかも知れません。

心配性の性格も、半分は持って生まれたものだけど、もう半分は直せる可能性がある・・ということになります。

持って生まれた半分

心配性も、半分は持って生まれたものだけど、もう半分は直せる可能性がある・・・ということでした。

これから、その半分の直し方についてご紹介してゆきたいと思いますが、その前に、持って生まれた部分の心配性について少し考えてみたいと思います。

これから心配性の直し方について書いてゆく前におかしなことを言うようですが、持って生まれた半分の心配性は、悪いことと捉えることもできますが、それは悪いものではないと捉えることもできるように思います。

実は、僕(筆者)自身、心配性で、子供の頃からいつも何かに対して、一々心配したり、不安になったりしていました。

ただ、そう思われないように、それを隠そうとしてきました。

おかしな話ですが、心配性であることを隠すために、大胆な行動に出たりしていたのです。

ただ、ある時から、そんな自分も嫌になって、隠す必要なんてないと、心配性でいいじゃないかと、開き直ってみることにしたのです。

すると、むしろ、心配性だから、今の自分がいるのだろうと思えてきた。

心配性だからこそ、何かできることがあるかも知れないと思えてきたのです。

僕自身の話はこの辺にしたいと思いますが、いずれにしても、持って生まれた性格というものがあるならば、大事なのは、その捉え方なのかなと思います。

心配性でなければ、自分の性格に対する悩みはなくなるかというと、恐らく、そうではないように思います。

別の性格にも別の性格なりの悩みがあるものですから。

大事なことは、持って生まれたモノを、自分なりに受け止めて、できれば、いつかはそれを自分自身で引き受けて、そして、生かしてゆくということなのかなと、思うのです。

残った半分の心配性の治し方

「不安」の意味を調べると「心配なこと、またはそのさま」とあります。

厳密には違う表現になるのですが、簡単に言うと、心配=不安なわけです。

または、言い換えると、不安が心配の原動力になっているとも言えるかも知れません。

残った半分の心配性を治すためには、この「不安」をコントロールする術を身に付けることが大きなポイントになってくるように思います。

不安をコントロールできるようになってくると、持って生まれたモノ以外の心配性の部分が薄れてくる、または消えてゆくことがあるためです。

実はみんな不安はある。心配性の人とそうでない人の違いとは?

心配=不安ということでしたが、実はみんな、誰もが不安はあるものだと思います。

だけど、心配性の人もいれば、そうでない人もいます。

この違い、(生まれつきということ以外での)心配性の人とそうでない人の違いは、自分の中に湧き上がってきた不安(心配)をどの程度真剣に受け止めているか・・・の違いなのかも知れません。

これはどういうことでしょうか?

この説明のために、まず、不安(心配)を「不安クン」と名付けてみたいと思います。

そして、自分の体を「」、自分をその船の「船長」に例えてみたいと思います。

不安クンは、実はこの自分という船の乗り組み員で、この自分という名の船が安全に航海できるように働いてくれています。

不安クンの仕事は、この先に起こるかも知れない最悪の状況を予測して、船長の自分に伝えること。

ただ、ここで1つ、問題があります。

それは何かというと、不安クンは実はとても不器用で、最悪こんなことが起こるかも知れないということを伝えることしか・・・できないのです

不安クンは、その想定した最悪の事態が、論理的に考えて、起こり得ることなのか、それがどの程度の確率で起こるか・・・といったことは一切考えることができないのです。

それは(不安クンが持ってきた、最悪こんなことが起こるかも知れないということが実際に起こり得ることなのかを冷静に判断するのは)船長である自分の仕事になります。

心配性の人とそうでな人の違いは、この不安クンが伝えてきたことをどれだけ真剣に受け取っているかの違いなのかも、知れません。

心配性の人は不安クンの伝えてきたことをすべて真実(またはそれに近いもの)として受け取ってしまうことが多いかも知れません。

ただ、実際は、先ほども書いたように、不安クンには、それが本当に起こり得ることなのかを判断する能力はないわけです。ただ最悪の状況を考えて、そして、それを船長に伝えることしかできないのですから。

一方、心配性ではない人の中には、もしかしたら、不安クンの話を大して聞いていない人もいるかも知れません。

「ん?あ~ないない、そんなこと。大丈夫でしょ。」・・と。

ただ、実はこれはどちらも問題なのです。

不安クンの伝えてきたことをすべて真実として受け取ることの問題は、不安クンの性質を考えればわかります。

それが全部起こり得るこということはあり得ないわけです。

一方、不安クンの話を無視するのも問題です。

不安クンは大事なことを教えてくれているかも知れないからです。

つまり、心配性を治すためには、不安クンの性質を十分に理解した上で、不安クンの言うことを一旦受け取った上で、それを今度は船長である自分が、理性で、または論理的に判断してゆく・・・ということが必要になってくるように思います。

そして、そういったことを習慣にしてゆく・・ということが大切なことのように思います。

冒頭で性格は習慣が束になったもの・・・と書かせていただきましたが、そういったことを習慣にしてゆくことで、性格そのものも変わってゆくはずです。

何かを過剰に心配してしまう人は、自分をそうさせている何かしらの習慣が自分の中にあるはずです。

それを見つけて、違うものに置き換えてゆく。

そして、その置き換えたものを新たな習慣にしてゆくということが大切なことのように思います。心配性という性格を治してゆくためには。

場面別、不安(心配)への対処方法

さて、最後に場面別に不安(心配)が高まってきた時の対処法についてご紹介したいと思います。

将来のことが心配になったら

このやり方は不安になった時の6つの解消・対処方法にて詳しく書かせていただいているので、簡単に書きますが、将来のことが不安になった時の対処法として、まず、ノートを用意します。

次にこんな風に線を入れて3分割にします。

そしたら、①不安に思っていること、②わからないこと、自分にはコントロールできないこと、③わかること(自分にできること)、自分でコントロールできることを書き出してゆきます。

全て書き出したら、③の自分にできること、自分でコントロールできることに焦点を当てるようにしてゆきます。

将来のことについては、自分でコントロールできないことを考えれば考えるほどに不安、心配になってゆきますが、反対に自分でコントロールできることを考えるほどに不安は薄れてゆきます。

例えば、将来、お金のことが心配になった時も、将来の経済状況ですとか、そういった自分にはコントロールできないことを考えると、どんどん不安になりますし、心配になります。

一方で、自分でコントロールできること、例えば、毎月貯金をしようとか、将来どうなってもいいように、資格を取ってみようなど、自分にコントロールできることに焦点を当てて、そして、行動に移してゆくと、不安や心配がす~っと、薄れてゆくことがあります。

失ってしまうのではないか?という心配の止め方

何かを失ってしまうのではないか・・と心配になった時は、「感謝すること」がとてもよい薬のように効きます。

例えば、今の幸せな暮らしがいつか終わってしまうのではないかと心配になったり、不安になった時は、とりあえず、意味もなく「ありがたいなぁ」ととにかく口にしてみます。

すると、脳は矛盾したことが嫌いなので、勝手にありがたいことを見つけてきてくれます。

だから、最初(「ありがたいなぁ」と口にした時)はありがたいとは思えていなかったとしても、不思議とありがたいなぁと思えたりします。

ありがたいなぁと思えた時、不思議と気持ちが今に向いて、そして、不安や心配が薄れてゆきます。

失ってしまうのではないかと不安になった時は、上を見るのも一つの方法です。

高いところに来た時、下を見るから怖くなるのです。上を見ていれば、怖くはありません。

幸せすぎて不安になる、怖い気持ちが湧いてくる時は?

ニュースを見て、不安になる時は

何かのニュースを見て、心配になったり、不安になった時ですが、ニュースはバラエティ番組だと考えてみるのもよい方法です。

ニュースも視聴率が大事です。だから、人の気を引くように作られています。または、人をあっと驚かせたり、不安にさせるように作られることもあります。

本当は平和なニュースも多いわけです。

ただ、今日も街は平和でした・・・では人の気を引けないので、あえて、何か人の気を引くことを大きく取り上げる必要があります。

勿論、そうではないニュースもありますが、ニュースを見て不安になった時は、そんな風にして、ニュースというものが作られる目的を考えてみてもいいかも知れません。

ニュースを見て不安になる時はどうしたらいい?

車を運転していて事故に遭ったら、起こしたらどうしようと心配になったら

車の運転に関しては、心配している時が一番安全な時です。

事故の多くは気が緩んだ時に起こるもの。心配な気持ちがある状態がある意味、一番安全な時だと思います。

飛行機が落ちてしまうのではないかと心配(感情で考えて不安になる時)

落ちてしまうのではないか(不安)・・という風に感情で考えるのではなく、理性で考えます。

理性で考える方法はいくつもありますが、「確率」を考えるのもよい方法です。

アメリカのある機関の調査によると、飛行機が墜落する確率は、0.0009%。

飛行機の話を例にしましたが、何かが心配で仕方がなくなった時は、こんな風にして、感情で物事を考えるのではなく、理性で考えるといいかも知れません。

確率を考えてみるというのはそのための良い方法だと思います。

鍵をかけたか心配で何度も家に戻ってしまう時

合図を作るといいかも知れません。

例えば、鍵をかけたら、鍵穴に向かって、1回、指を指して「OK」と言う・・といった「鍵をかけたよという合図」を作っておくといいです。

この合図の作り方ですが、ポイントが2つあって、1つは、体を使った合図であること(指を指す。OKと口に出す、など)

2つ目は、1回だけ行うということです。

これについてはまた機会があれば、詳しくご紹介したいと思います。

鍵を閉めたか不安。心配で何度も確認してしまう時の2つの対策方法

旅行など、計画を立てる時に心配で余計なことまで細かく考えてしまう

これはむしろいいことだと捉えてみます。

また、先ほどのように、心配していることが、自分にコントロールできることなのか、できないことなのかと考えてみるのもいいと思います。

それから、計画を立てる時は、こういう風に楽しみたいという目的があると、色々心配になることがあります。

そんな時は、そういった目的を少し捨てて、ただ楽しむことそのものを目的にしてみようと考えてみると楽になれることもあるかも知れません。

これがうまくいかなかったらどうしようと心配な時

うまくいかなかった時の選択肢をいくつか用意しておくといいかも知れません。

その後の選択肢を用意してみることで、不安や心配が和らいでゆくこともあります。

病気になったらどうしようと不安な時

これも将来の不安と一緒で、自分にコントロールできることとできないことにわけ、今、できることに気持ちを向けて、行動に出てみるといいかも知れません。

例えば、栄養学について勉強してみよう・・などなど。

嫌われたのではないかと心配になった時

他人軸ではなく自分軸で考えてみます。

他人軸と自分軸の違い

例えば、「あんなことを言ってしまって嫌われたかな?」ではなく、自分が友人の○○だったら、嫌うだろうか?と考えてみます。

他人軸と自分軸の違いですが、例えば、自分がお店の店長だったとして、「これは売れるだろうか?」と心配になった時、自分軸で考えるにはどうしたらいいと思いますか・・?

この場合は・・

自分がお客さんだったら、これを欲しいと思うだろうか?と考えると、何を売るべきかが見えてくることがあります。これも自分軸の考え方です。

自分軸で考えると、余計なことを心配しなくていいようになってゆくことが多いかも知れません。

さて、ここまで心配になった時、不安になった時の対処法について色々とご紹介してきましたが、こんな風にして、何かしら自分なりの対処方法も持っておくのもよい方法だと思います。

最後まで記事をお読みいただいて、ありがとうございました。