何もかもうまくいかない時に考える3つのこと
仕事や家庭、友人関係であったり、恋人との関係であったり・・とにかく何をやってもうまくいかない・・そんなこともあるかも知れません。
そんな時はどんな風に今を変えていったらいいのでしょうか?
今回はそんなことについて考えてみたいと思います。
目次
うまくいかないことの中にどうやって希望を見つけたらいいの?
色々なことがうまくいかない時は、気持ちもどんどん暗くなっていってしまうものですし、色々なものが、元気ですとか、やる気ですとか、希望なんかも・・奪われてゆくようで、もう全部が嫌になってきたりすることがあるかも知れません。
だけど、そんな時こそ、うまくいっていないことだけではなくて、もう少し大きな視点で、感情ではなくて理性で、物事を見てみる必要があるのかも知れません。
何もかもがうまくいかないような時はつい、感情で物事を考えてしまいがちです。
このままどんどん悪くなってゆくのではないか・・
何もやってもきっとうまくいかない・・
何で自分だけがこんな目に遭わないといけないんだ・・
・・例えば、そんな風に考えてしまったりします。
感情で物事を考えようとすると、どんどん自分が追いつめられてゆくことがあります。
そんな時は、感情ではなくて、理性で考える、または論理的に考える・・ということをしてみると、何か、例えば、希望のようなものが見えてくることがあります。
じゃあ、理性で考える、論理的に考えるためにはどうしたらいいのでしょうか?
これは以前、自分を苦しめる考え方を変える方法、感情は思考の後についてくるでもご紹介したことがありましたが、自分に対して、
「本当にそうだろうか?」
と問いかけてみることが一つの方法だと思います。
何もかもうまくいかない。
だけど、「本当にそうだろうか?」と考えてみます。
人の脳は問いかけに対して答えを出すのが得意なので、「本当にそうだろうか?」と自分に問いかけてみると、何かしら答えが返ってきます。
例えば、
「仕事が全然うまくいかない。成績も下がり続けている。もう何もやってもだめだ・・」
そんな風に思ってしまったとします。
そんな時は、
「本当にそうだろうか?」
・・と自分に問いかけてみます。
「本当にそうだろうか?」と思ってみると、少し、自分の視点が広がります。
本当にそうなのかどうかを考えるために、それ以外の可能性を探る必要があるためです。
だから、「本当にそうだろうか?」と考えると、少し大きな視点で物事を考えることができるようになります。
仕事が全くうまくいかない。成績も下がり続けている。もう何をやってもだめだ。
でも本当にそうだろうか?
そう思ってみると、
「そういえば、うまくやれた仕事もあったはずだ。」
「成績が悪いのは、やり方の問題なのかも知れない。これから改善してゆくことだってできるかも知れない。」
「これから何をやってもだめかどうかなんて、誰にもわからないはずだ。」
例えば、そんな風に思えてくるかも、知れません。
何もかもうまくいかない時に大切なのは、きっと、そうやって物事を少し大きな視点で見ようとすることなのかも知れません。
物事を感情で考えるのではなくて、少し客観的に、大きな視点で見ようとすることで、今の状況についての感じ方が変わってくることがあると思うのです。
うまくいかない時は下を見る
先程は視点の話をさせていただきましたが、どこをどのように見るか・・というのは自分の気持ちや心をコントロールしてゆく上ではとても大切なことだと思います。
一点だけ見つめることで集中力が高まることもあるし、そこからズームアウトして、もっともっと大きな視点で見つめることで、客観的に物事を捉えられるようになることもあります。
また、上を見たり、下を見たりすることもできます。
例えば、うまくいきすぎて怖い時。
こんな時は上を見ます。自分よりももっとうまくやっている人を見たり、これから先、自分にできること、まだ、自分ができていないことを見てみます。
すると、怖くなくなったりします。
それはちょうど、高いところに行って下を見ると怖くなるようなもので。
下を見るから(落ちてしまうような気がしてきて)怖いのです。上を見ていれば、怖くはありません。
じゃあ、うまくいかない時はどうでしょうか?
うまくいかない時・・
そんな時は下を見るようにしてみます。
自分よりも苦しんでいる人のことを思ったり、自分よりも恵まれていない人のことを思ってみることもできるかも知れません。
何をやっても仕事がうまくいかない。
そんな時は、世の中には仕事を失って苦しんでいる人もいるかも知れない・・例えば、そんな風に考えてみます。
すると、自分には仕事があるじゃないか。まだできることがあるはずだ。
例えばそんな風に思えてくるかも、知れません。
世の中には自分よりも苦しい状況の中、諦めずに頑張っている人達がいる。
そう思うと、自分も諦めてなるものかと、そう思えてきたりします。
時には理屈じゃなくて、そういう「負けないぞ」という気持ちも大切なのかも知れません。
特に、自分を落ち込ませる自分自身の考え方には、絶対に負けてはだめです。
神様からの「やり方が間違っているよ」というサイン
何もかもがうまくいかない。
そんな時に僕自身が思うことはいくつかあるのですが、その一つは神様からの「やり方が間違っているよ」というサイン・・ということなんです。
おかしな話かも知れません。ただ、そんな風に思っていて。
何をするにも、例えば、人との付き合い方であったり、向き合い方にしても、いくつものやり方というか、付き合い方、向き合い方があると思うんです。
友人との向き合い方であったり、家族との向き合い方であったり、または彼氏・彼女、夫や妻との向き合い方であったり。
そういう向き合い方も一つではないわけで、そこがちょっとだけ、お互いにずれていただけで、人間関係というものは、あっという間にうまくいかなくなったりすることもあると思うんです。
そんな時は、うまくいかないことに感情的になるより先に、自分のやり方が間違っているのではないかと考えてみると、自分がやるべきことであったり、例えば、人間関係であれば、その関係を元に戻すために、まだ自分にできることがあるんじゃないかと、思えてくることがあります。
もっとも、例えば、人間関係であれば、どちらか一方だけが悪いなんてことは少なくて、問題が生まれる背景には、少なからず両方が何かしらの形で関係していると思うのです。
ただ、相手を変えることはできない。
自分が変わるしかないと思うのです。
自分が変わるしかない。だけど、自分が変わることで相手が変わってくれることはあるようです。
それでも、やっぱり、自分から変わるしかないと、思うのです。
神様からのやり方が間違っているよというサイン・・ですが、それは他にもいろいろな形があるのかも知れません。
例えば、職場でうまくいかないような時、やり方が間違っているというサインかも知れないし、それはまた、もっとあなたに合った場所があるというサインかも知れませんし。
色々なサインがあると思うんです。
ただ、うまくいかないということそのものがサインで、それは、自分を今よりも笑っていられる自分へと導いてくれるサインでもあるのかも知れませんね。
そのサインを受け取って、自分の在り方を振り返ってみたり、これまでの自分を振り返って、そして、自分のやり方を変えてみることで、物事がよい方向へと動き出してゆく・・そんなこともあると、僕はそう思っています。