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充実感がない。毎日や日々の仕事、人生で充実感を得るには?

毎日の暮らしの中で、日々の仕事の中で、または人生という大きな流れの中で充実感がない、充実感を感じることができない。

そんなこともあるかも知れません。

毎日が充実していると感じる時は、時間が過ぎるのもあっという間で、そして、何より、自分が生き生きしているのがわかったりして、楽しかったりします。

だけど、その感覚を得られない時は、虚無感のようなものを感じて、自分がからっぽになったような寂しさを覚えたりします。

今回はそんな時に、充実感が欲しい時に、何をしたらいいか?何をしたら、充実感を得ることができるか?ということについて見てゆきたいと思います。

また、充実感はあればあるほどいいかというと、実はそうではなくて、充実感を得ることで失うものもあります。それについては、記事の最後で書いてみたいと思います。

いつも充実した日々ではなくてもいい

これから、充実感を得るために必要なことや、何かに没頭できる人(そして、充実感を得ている人)がやっていて、そうではない人がやっていないことについてご紹介してゆきたいと思います。

ただ、その前にこんなことを言うのも変かも知れませんが、いつも、毎日が充実した日々ではなくてもいいと思うのです。

そんなうまくいかない時や、満たされない日々というのも、人生の中ではあるものだと思います。

いつも充実した日々じゃなきゃいけないと思えば、それが悩みになり、充実した日々ではなくて、寂しさを感じても、そんな時があってもいいよねと、その時の自分が感じたことを受け入れれば、気持ちは不思議と少し、前向きになれます。

これから、充実した日々を手に入れるために動き出すにしても、そんな風に、いつも充実していなくてもいいと思ってみると、気持ちが楽になれることがあります。

そのちょっとの心の余裕というものが、自分の今を変えてゆくには必要なんだと思います。

大人になると充実感を失ってゆくのは何故?

さて、前置きが長くなりましたが・・

大人になっても充実した毎日を送れている人もいる一方で、年齢を重ねる度に充実感を感じられなくなってきたという方もいらっしゃるかも知れません。

そんな方でも、小さな子供の頃は、「充実感がない」なんて思ったりはしなかったと思います。

また、学生の頃も、いつも、毎日充実感を感じるなんてことはなくても、例えば、年間を通して充実感がない・・なんてことはなかったかも知れません。

そんな子供の頃にやっていて、大人になってから、やらなくなっていったことがもしあれば、それが充実感を得るための大きなヒントになりそうです。

子供の頃にやっていて、大人になってからやらなくなったもの、何かありますか・・?

それは色々あるかも知れませんが、その一つが「全力を出す」ということではないかなと、思います

子供の頃は「全力で」走ったり、全力で遊んだり、全力で何かに向かっていったり・・・ということをするものだと思います。

ところが、大人になると、色々な意味で、全力を出す機会って少なくなっていったりします。

仕事にしても、プライベートにしても、なかなか、全力を出す、出し切る・・ということが少なくなったりして。

ただ、例えば、学生の頃などを思い出してみると、何かを全力を出してやった後とか、自分が持っているものを出し切った後などは、充実感を感じていた・・ということもあるかも知れません。

全力を出す、出し切るということがもし、充実感に関係しているとして、じゃあ、どうしたらいいか?

ということですが、例えば、仕事ですと、すぐに全力を出すようなことはできないかも知れませんし、何かを出し切るような大きな仕事はすぐには舞い込んでこないかも、知れません。

ただ、大人になってからも簡単に全力を出す、自分の持っているものを出し切ることができる方法があります。

それが、体を使うということだと思います

例えば、走ること、筋トレをすること、泳ぐこと・・などなど。

走り始めてから、日々の充実感が格段に上がったという方もいますし、筋トレをするようになってから、充実感を感じることができるようになったという方も大勢います。

大人になると、なかなか全力を出す機会はないですが、走ったり、筋トレをしたり、泳いだりすると、比較的簡単に毎回、全力を出すことができます。

だから、運動をしている人は、充実感を感じている方が多いのかも、知れません。

また、全力を出すという意味では、チームスポーツもいいですが、一人でできるものの方が手軽に全力を出すことができるかも知れません。

チームスポーツだと、周りのレベルに合わせたり、周りのレベルについていけなかったりして、結局は出し切るということが難しくなることもありますので。

その場合は、一人でできる運動、走ったり、筋トレをしたり、泳いだり、歩いたり・・・ということがおすすめです。

ただし、すぐに全力で走ったりはしないようにします。徐々に体を慣らしながら、少しづつ力を出してゆくような形がいいと思います。

何かに没頭した状態を作るために必要なこと

少し話は変わりますが、充実している時というのは、ある意味、何かに没頭した状態に近いかも知れません。

何かに没頭するということもまた、充実感を得るための一つの方法だと思うのです。

法政大学の浅川希洋志教授によると、ゲームは、例えば、ロールプレイングゲームなどは、没頭した状態になりやすいそうです。

ゲームは、人が没頭するように考えられて作られているものもあって、その中に、自分が何かに没頭した状態になるためのヒントが隠れているかも知れません。

ゲームが没頭した状態になりやすい理由(仕組み)は、ゲームによっても違うと思うのですが、今いくつか挙げるとすると、それは3つあります。

1)敵を倒す、クリアするなど、はっきりとした目的がある
2)レベルが上がったことが、数値などでわかる
3)自分のレベルが上がると、敵のレベルも上がってゆく
4)自分が主人公である

これを少し、現実の世界に当てはめてみると、何かに没頭した状態になれるかも、知れませんし、それが、充実感を自分に与えてくれることもあるかも知れません。

例えば、仕事で充実感が得られないという時に、上記のことをどうやって当てはめてゆくか・・ということを一つづつ見てみたいと思います。

1)敵を倒す、クリアするなど、はっきりとした目的がある

漠然と仕事をするのではなくて、何か明確な目標、目的を作ってみます。

その時、例えば、数字を上手に使ってみてもいいかも知れません。

金額でもいいですし、または、数でもいいです。売上目標とか、または、○個の仕事を覚えるでもいいですし。

何かに挑戦する気持ちで、目標、目的を作ってみます。

2)レベルが上がったことが、数値などでわかる

人は、上達することに喜びを覚える・・という特徴があります。

だから、何かスポーツをはじめたばかりの頃は自分が上達していることがはっきりとわかったりして、夢中になれたり、楽しかったりします。

仕事にしても、趣味で何かをはじめるにしてもそうかも知れませんが、自分の技術ですとか、レベルのようなものが上がっていっている、うまくいっているということを感じるということ、その実感を得ることが、その何かに没頭してゆくためには大切なことだと思います。

ですので、自分がやったことが結果として見える工夫をしてゆくことも大切になってくるかも知れません。

そのために、先ほどの目標の部分では数字を使うといいかも知れません。

例えば、「○個の仕事のうち、○個を覚えることができた」・・など、自分のやったこととその結果が明確にわかる工夫をしてゆくと、楽しさというものが得られることがあります。

3)自分のレベルが上がると、敵のレベルも上がってゆく

仕事の難易度とそれに取り組む自分の能力が釣り合っていないと仕事に対する充実感も得られないかも知れません。

それは、冒頭で書かせていただいた、出し切る、全力を出す・・ということと深く関係していると思うのです。

ですので、例えば、以前は充実感があったのに、今はその充実感がなくなった・・というような場合は、一つ上のレベルの仕事に取り組むべきタイミングなのかも、知れません。

ロールプレイングゲームもそうですが、同じ場所にずっといると、いずれ飽きてしまいますし、充実感を失ってしまいます。

ですので、常に、次のレベルに向かう必要があるのだと思います。充実感を得るためには。

4)自分が主人公である

誰かや何かと比べようとすると、途端に楽しめなくなってしまうことがあります。

人と比べる癖。人と比べてしまう原因と直し方とは?

ゲームもそうかも知れませんが、友達と自分とどっちがうまいか?と考えると、負けていると感じた時に楽しめなくなってしまうこともあるかも知れません。

人と比べて楽しめなくなったり、充実感を失ってしまった時は、自分がゲームの主人公になるようにして、自分を軸にして考えてゆくと、いいかも知れません。

他人軸と自分軸の違い。自分軸の作り方とは?

先ほどの上達した実感・・というのも、他人と自分を比べるのではなく、過去の自分と今を比べてみます。

他人を軸に自分を評価しようとするのではなく、過去の自分に対して、今の自分はどうか?または、自分が目指すところに対して、自分は今どこにいるか?ということを考えてゆきます。

そうやって自分を軸にしてゆくと、自分を見失ったりすることが少なくなるのではないかなと、思います。

何かに没頭しやすい性格の人がやっていたこと

先ほどご紹介した、法政大学教授の浅川希洋志先生ですが、浅川先生は日経ビジネスのインタビューの中で、何かに没頭しやすい人(先生は「フローを経験しやすい人と表現されています)には、「自分が今行っていること自体に喜びや楽しさを見出しやすい性格特性」があると語られています。

この自分がやっていることに喜びや楽しさを見出しやすい性格を「自己目的的パーソナリティ」というのだそうですが、この性格を持つ人と、そうではない人の違いについて、浅川先生が行った調査があるそうです。

その調査によると、

この性格「自己目的的パーソナリティ」の人は、何かに挑戦する時、自分の能力よりもわずかに高いレベルに挑戦する傾向があり、反対に、そうではない性格の人は、自分の能力よりも低いレベルの何かを行おうとする傾向があったそうです。

ですので、何か、自分の能力よりもわずかに高いレベルに挑戦してゆくことも充実感を得るためには大切なことかも知れません。

充実感がないというのは、安定感があるということ

ここまで充実感を得るための方法について見てきましたが、ここで少し、安定感について考えてみたいと思います。

人はもともと、安定した何かを求めるところがあると思います。

安定した仕事、安定した生活ですとか。

ハラハラドキドキする仕事もいいですが、やはりそれは、楽しくもある一方で、疲れてしまいますから。

この安定感と充実感というのは、少し離れたところにあるもので、安定感を求めすぎてしまうと、充実感は得られず、反対に充実感ばかり求めていると、安定感が失われてしまうかも、知れません。

ですので、充実感がないというのは、ある意味、安定感があるということでもあるかも知れません。

反対に充実感があるというのは、ある意味、どこか、何かの安定感には欠けている部分もあるかも知れません。

そう考えると、ここまで充実感を得るための方法について書いてきて、矛盾するかも知れませんが、充実感があるからいいというわけではないのかも知れません。

充実した毎日ばかりではなくても、何か他に得ているもの(安定感など)はあるのかも知れないというか。

ただ、大切なのは、バランスなのかも知れません。

安定感のようなものも大切にしながら、少しだけ、充実感を足す工夫をしてみると言いましょうか。

大きな充実感がなくてもいいと思うのです。

ただ、例えば、ほんの小さなことへの小さな挑戦をしてみたり、そういったことを少しづつ増やしていってもいいのかも知れません。

充実感が欲しいと思った時には、そんな小さな挑戦をするための工夫や勇気が必要なのかなと、思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。