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人の幸せに嫉妬することをやめて、素敵な人と出会うには?

人の幸せを素直に喜べない。結婚した知人に対しても、本当は笑顔でおめでとうと言えればいいのに、どうしても、嫉妬してしまう・・・そんなこともあるかも知れません。

今回はどうやったら、人の幸せに嫉妬することをやめて、そして、素敵な男性(女性)と出会えるか・・・ということについて考えてみたいと思います。

「絶対的な幸せ」を自分の基準に

幸せというものを考えた時、人と比べて自分は幸せかどうか・・・という「相対的な幸せ」と自分を軸とした「絶対的な幸せ」の2つがあるのかも知れません。

人の幸せにどうしても嫉妬してしまう・・・というのは、恐らく、前者の方、人と比べて自分が幸せかどうか・・・という相対的な幸せを求めているから、なのかも知れません。

嫉妬することをやめるためにどうしても必要なことがあって、それはこの相対的な幸せを大事にすることをやめること、だと思うんです。

人と比べて自分が幸せかどうか・・・と考えていると、常に人と自分を比べて、自分が優れているか、劣っているか・・・が気になってしまいます。

それで自分が優れていると思えば、幸せな気持ちになれるかも、知れません。

ただ、自分が優れていると思う気持ちには、もれなく、劣等感もついてきます。人と比べている以上、どちらかだけを持つことはできないから、です。

それらは2つでセットになっているようです。

だから、この相対的な幸せを求めていると、気持ちの浮き沈みが激しい自分になってしまいます。

相対的な幸せは自分だけではつかむことができません。(人と比べなくては、そして、自分の方が恵まれていなければならないわけですから)

それはまた、自分の幸せを自分では決められないことでもあって。

一方、「絶対的な幸せ」には他人は関係ありません。

自分が幸せだと感じるから、幸せなのであって、他人と比べて勝っているか、劣っているか・・・ということはこの場合は関係ありません。

例えば・・・コーヒーを飲んで、「あぁ美味しいなぁ・・・幸せだな。」と思うのは、自分が美味しいと思ったからであって、自分が他人よりも高級な豆を使ったコーヒーを飲んでいるから・・・ではないわけです。

絶対的な幸せを自分の基準にしていると、他人よりも優れていると感じて、幸せな気持ち、またはある種の優越感を得ることはありませんが、その代わり、自分の幸せを他人に依存していないので、自分が幸せだと感じた時ならいつでも・・・幸せな気分でいられます。

相対的な幸せが基準だとそうはいきません。

幸せを感じるためには、誰かが必要だからです。(そして、その人よりも勝っている必要があるわけです)

どちらがいいというお話ではないのかも知れません。人の生き方はそれぞれで、色々な生き方があっていいと思うんです。

ただ、嫉妬を手放すには・・・「絶対的な幸せ」を基準にした方がいいのかも知れません。

素敵な人と出会うには?

嫉妬を手放すには絶対的な幸せを基準にした方がいいかも知れない・・・そう書かせていただきましたが、それは素敵な人と出会うためにも必要なことなのかも・・知れません。

人の幸せに嫉妬している時はなかなか素敵な人に出会えない・・・そんなこともあるようです。

それは何故でしょうか・・・?

嫉妬というのは、誰かと自分を比べて自分の方が劣っている、自分の方が恵まれていないと思ってしまった時に感じる、ある種の寂しさなのかも知れません。

ただ一つ問題があって、それは、人と比べようとすると、自分の良さが失われてしまう・・・ということです。

人には必ず、その人にしかない良さ、輝きがあると思うんですね。

「私にはそんなものはありません」という人がいますが、それは、自分の悪いところばかり、自分に足りないものばかり見てきたから、見えていないだけ・・・なのかも知れません。

絶対的な幸せのお話に戻りますが・・・

絶対的な幸せを大事に生きるというのは、「私は私のままでいい」という自分の在り方を大事にする生き方でもあると思うんです。

それは自分軸で生きるということでもあって。(自分軸とは?自分軸と他人軸の違い、自分軸で生きる方法

自分軸で生きるということは、他人が良しとすることではなくて、自分がいいと思うことを基準に生きることでもあります。

他人軸で生きるのは、他人を見て、その人に対して自分はどうか・・・ということを見ていればいいわけですが、自分軸で生きるためには、自分をよく知らないとダメだと思うんですね。

自分をしっかりと見つめないと、そのようには生きることができません。

ただ、自分をしっかりと見つめようとすると見えてくるものがあります。それが自分の良さ・・・なんだと思うんです。

これは人と比べても見えてこないものだと思うんです。人と比べて、自分がその誰かよりも何かで優れている・・・ということは見つかるかも、知れません。

だけど、それは本当の自分の良さとは違うものかも、知れません。

自分をしっかりと見つめようとすると、自分の欠点も見えてきます。そういうものもしっかりと受け入れないと、自分をしっかりと見つめ続けることはできないと思います。

そして、そういうことを続けていると本当の自分の良さというものが見えてくるものだと思うんです。

そうやって見つけ出した自分の良さ・・・というのは、周りから見たら、物凄くキラキラと輝いて見える「素敵なもの」だと思います。

人は同じようなものに引き寄せられるもので・・・素敵な人も、やっぱり、素敵な何かに引き寄せられるものだと思います。

だから、人と比べることなく、自分だけを見て、自分の良さを見つけることで、また、その良さを磨いてゆくことで、その先には素敵な出会いが待っているかも、知れません。

素敵な人に出会うには、自分のことを自分で認めてあげる必要があるのかも知れません。自分の良いところも、自分に足りないところも。

色々なものをひっくるめて、「私は私のままでいい」と思えた時、同じように、「そのままのあなたがいい」と言ってくれる人が現れる。そんなこともどうもあるようです。