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自分には魅力がない、いいところがないと悩んだら?

自分には魅力がない。
自分にはいいところがない。

そんな風に思っている時は、恋愛や、友人関係、または、仕事での人間関係などなど・・様々な対人関係の中で自分に自信が持てなくなるかも知れません。

ただ、魅力というのは面白いもので、自分には見えなくても、人からは見えたりするものです。

だけど、あることをすることで、それが人からも見えなくなってしまうことがあります。

今回はそんな魅力について、自分には魅力やいいところがないと思ってしまった時にはどうしたらいいか?異性に対して自分は魅力がないと思った時はどうしたらいいか?また、記事の最後では、自分の魅力の見つけ方についてや自己否定をやめる方法についても書いてみたいと思います。

目次

人を惹き付けるオーラ、人を遠ざけるオーラ

オーラとは、辞書で調べると、「人や物が発する、視覚ではとらえられない一種の雰囲気」(出典:三省堂 大辞林 第三版)とあります。

この、人が持つ、またはその人を囲んでいるオーラにも色々とあって、中には、人を惹き付けるオーラや人を遠ざけるオーラもあるようです。

自分には魅力がないと思っているのは「自分」・・ということになりますが、これはイコール、自己否定をしていることになります。

実は、自己否定をしていると、他人からは魅力的だと感じてもらえないことが多いようです。

でも、何故でしょうか?

それは、自分に魅力がないから・・ではないようです。

じゃあ、何なのか?ということですが、自己否定をすると、人を遠ざけるオーラが自分から出てしまうから、のようです。

人は、多くの場合、男性でも女性でもそうですが、否定されたくはないと思っているものだと思います。

認められたい、受け入れてもらいたいという根本的な欲求が人にはあるというか。

だから、人を否定する人は、どうしても避けられてしまうというか。

もっとも、自己否定の場合は誰かを否定しているわけではなくて、自分を否定しているだけなのですが、否定するのは自分であっても、他人であっても、周りの人からは、オーラという意味では、似たようなもの(オーラ)を感じてしまうようです。

だから、自己否定をすると、人を遠ざけてしまう。

人が寄ってきてくれないと、自分には魅力がないんだと思ってしまうこともあるかも知れませんが、それはもしかしたら、自分に魅力がないから・・ではないかも知れません。

人から魅力的に見える人は、反対のことをしているようです。

自己否定の反対のこと。

つまり、自分を肯定しているわけですが、自分を肯定しているといっても、自分が最高だと思っているとか、自分が優れていると思っているとか、自分はカッコイイ、自分は美人だと思っているわけではなくて・・

自分を、長所だけではなく、欠点も全部ひっくるめて、それでもいいと肯定しているというか、受け入れている。

そんな風に自分を肯定している人、自己肯定感の高い人からは、人を引き寄せるオーラが出るようです。

自己肯定感が低い。原因と3つの高める方法とは?

その理由は、先ほどと同じく、人は受け入れてもらいたい、認められたいという根本的な欲求があるから、なのかも知れません。

そんなことを考えてゆくと、自分には魅力がないと悩んだ時にやるべきことは、まず、自分を少しづつでもいいので、いいところも悪いところも含めて、受け入れてゆく、肯定してゆくということなのかも、知れません。

本来であれば、隠したくなるような自分の欠点を笑って話す人が魅力的に見えるのは、その人を囲んでいる肯定的で明るいオーラが関係しているのかも知れないですね。

異性に対して魅力がない・・は勘違い?

ここで少し異性に対する魅力ということについて考えてみたいと思います。

異性(男性や女性)に対して、自分は魅力がない・・そう思っている方も中にはいるかも知れません。

ただ、それはもしかしたら、勘違いかも、知れません。

何故かというと、男性が思う男性としての魅力は、実は女性にとっては全然魅力的ではないことも多く・・

同じように、女性が思う女性としての魅力は、実は男性はそんなに気にしていない・・・ということも多いためです。

例えば、ある男性が、「リスクがあっても、夢に向かって突っ走っている男は(女性には)カッコイイと思われるだろう」と思っていたとします。

でも自分は、そんな夢があるわけでも、リスク覚悟で何かでかい仕事をしているわけでもなく、堅実に働いているだけ(だから魅力がない)と思っていたとします。

勿論、そういう、夢に向かって突っ走っている男性やリスク覚悟で、でかい仕事をしている男性がカッコイイと思う女性もいるとは思います。ただ、女性はどちらかというと、もっと現実的で、安定した収入を男性には求めている・・そんな調査結果もあります。

例えば、ある女性が、「私は内気で、自分のことを話すのが苦手だし、男の人に自分から積極的に何かをしてあげたりすることも苦手」と思っていたとします。

勿論、そういう、話が上手な女性やとにかく何でもやってくれる、尽くしてくれる女性が好きな男性もいると思います。

ただ、男性の一般的な心理として、知らないものに興味を持つもので、何でも話してくれる女性が好かれるとは限らないかも知れません。

また、男性は、「オレの話を聞いてほしい」わけで、話すことが上手な女性よりも、聞き上手な女性の方がモテることもよくあります。

何かをしてあげたりすることが苦手・・・というのも、男性の場合、してもらうよりも、してあげたい。もっというと、自分がしたことで女性に喜んでもらいたいことが多く、だから、何かをしてあげたり、尽くしてあげることが下手でも・・喜び上手な女性の方がモテるということもあるかも知れません。

異性との関係ではそんな風にして、思っていることが全く違っていた・・ということもありますから、(異性に対して)自分は魅力がないと思うのは、まだ早い・・かも知れません。

ただ、いずれにしても、男性にしても、女性にしてもそうですが、一番避けられてしまうのが、自分、または誰かに対する「否定のオーラ」なのかも知れません。

反対に肯定感のある明るいオーラは、多くの人にとって(または異性からも)、魅力的と思われることが多いように思います。

自分の魅力がわからない時は?自分の魅力の見つけ方

少し話は変わりますが、自分の魅力がわからない・・という時はどうやって、自分の魅力を見つけたらいいでしょうか?

魅力というのは、先ほども書かせていただいたように、オーラ(雰囲気)でもあるのですが、もっと具体的な魅力、例えば、思いやりがあるとか、一緒にいると癒されるとか、そんな具体的な自分の魅力はどうやって探せばいいでしょうか?

実はこれにはとても簡単な方法があります。

それは、周りの人のいいところ、魅力的だなと思うことを探す・・という方法です。

その相手の人に見つけた、魅力的なところは、「あなた」の中にもあるものだと思います。

例えば、友達のことを、「友達思いの優しい人」と思った人は、やはり同じように、「友達思いの優しい人」なのだと思います。

これは心理学では「投影の法則」と言いますが、人は、自分の中にあるものしか見ることができません。

自分の中に優しさがないと、人の優しさは見えないものだと思うのです。

だから、周りの人の良いところを探すと、自分がどんな人なのかがわかります

周りの人の中に見つけた素敵だなと思ったところは、自分の中にも何かしらの形であるはずです。

人のいいところ探しをしていると、自分のいいところがわかって、それが自己否定をやめることや自己肯定感にもつながってゆくかも、知れません。

すると、オーラが変わって、周りの人からは魅力的な人だと思われる・・なんてこともあるのではないかなと、思います。

今、抱えている悩みや問題の中に自分の才能があることも

自分の魅力や自分のいいところはまた、今、自分が抱えている悩みや問題の中にある場合もあります。

例えば、自分は人間関係のことで悩むこと、例えば、クヨクヨしたり、落ち込んだりすることが多いなと思っている人の中には、良い人間関係を築くことのできる才能が隠れていることがあります。

悩むということは、そのことについて沢山考えるということだと思いますが、それがまさに才能だと思うんですね。

沢山考えることができないと、本当の答えって出てこないと思うんです。

だから、悩んでいることの中に自分の隠れた才能やいいところがあるということがよくあります。

悩みの中に自分の隠れた才能があることも。

例えば、恋愛や夫婦関係のことで悩むことが多いという人も、自分のパートナーと幸せな関係を作ってゆける、そんな潜在的な才能がある人だと思います。

例えば、仕事で悩んでしまうことが多い人も、そこに何かしらの才能があるからこそ、悩んでしまうのかも知れません。

こんな風にして、悩みの先に、自分の魅力や才能が隠れていることがあるので、悩んだ時はその何かに自分ではまだ気づいていない魅力や才能があるんじゃないかな?と思ってみるといいかも知れません。

自分をいいと思ってくれる人は最初から決まっている

ここでちょっと不思議な話になるかも知れませんが(夢物語と思っていただいて結構ですが)・・

この世の中で、自分のことをいいと思ってくれる人はどうも最初から決まっているようです。

自分のことをいいと思ってくれる人は、世の中にいる人の中の2割ほど。(恋愛や友人関係などなど全部含めて)

残りの8割のうち、2割は何をやってもいいと言ってくれない人。6割は、どちらでもない人。

世の中はどうも、そんな風にできているようです。

何をやってもいいと言ってくれない2割の人に何を働きかけても、時間の無駄かも知れません。

6割の人達は、その人達にとって何か得になることがあれば、いいと言ってくれますが、例えば、仕事などではそれでも(お客様がそんな感じでも)いいのですが、恋愛相手や結婚相手として考えるなら、この6割の人達も対象外にした方がいいかも知れません。

大切にしたいのは、ありのままの自分を受け入れてくれる2割です。

もっとも、例えば、恋愛だと、上記の6割の中にも、このありのままの自分を受け入れてくれる2割に入っているようなふりをしてくる人もいますので、注意が必要です。

見分け方は、自分を「尊重」してくれるかどうか、です。

この○割というのは、数というより、度合いなので、ありのままの自分をいいと言ってくれる人の数が少ないということもあるかも知れません。

ただ、その場合は、度合いが強いわけなので、数は少なくても、とにかく自分をどこまでも大切にしてくれる人(恋人、友人、家族、etc.)がいるということかも、知れません。

さて、話が長くなりましたが・・

もし、この「2割:2割:6割」というある種の法則が世の中にはあるとしたら・・

例えば、人に好かれるために、自分を自分以外の誰かに見せようとしたり、誰かに好かれるために、自分を変えようとするより、自分のままでいることが大切なことになります。

自分を否定するのではなく、ありのままの自分を受け入れてゆくこと、ありのままの自分を認めてゆく努力をしてゆくということが、そのままの自分を受け入れてくれる人を引き寄せてくれるはずだと思います。

魅力というのはすでにその人の中にあるものだと思います。

ただ、それを隠すオーラを出しているか、それを輝かせるオーラを出しているかだけの違い、なのだと思います。

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