この人(彼氏)と結婚してもいいのかどうか迷ったら?
ご結婚前の女性から「この人と結婚していいものかどうかと迷っています。本当に結婚していいのでしょうか?」と言っていただいたことがありました。
その時は僕が思ったことをお伝えさせていただいたのですが(現在は個人的なご相談をお受けすることはお休みしております)、度々そういったお話をいただいたので、今回は結婚を迷った時に考えてもいいかも知れない・・・ということについて書いてみたいと思います。
この人(男性)と結婚してもいいのだろうか・・・と迷ってしまうということは、何かしら、迷ってしまうような要因があるのだろうと思います。
今回は少しそういった要因になりやすいことを絞って考えてみたいと思います。
また、この人(男性)でいいかどうか・・・というのはその方(女性)によっても変わってくるものだと思います。
ですので、ここに書かせていただくことは(これはこのサイト全体にも言えることですが)、あくまでもこういうこともある、こういうケースもある・・・という一つの例、または考え方であることを理解していただいた上で読み進めていただければ幸いです。
1)私を結婚してからも大切にしてくれるか?
相手は結婚してからも私のことを大切にしてくれるか不安・・・と思われてしまう方もいらっしゃるかも知れません。
結婚してからも大切にしてくれるかどうか・・・というのは今、自分を大切にしてくれるかどうかを見ただけではわからないこともあるかも、知れません。
男性は好きな女性に対しては、特に結婚前のラブラブの時は女性に優しいもの。ただ、結婚後は、釣った魚にはエサを与えないのが男性・・・なんて言われることもあります・・
そんな時は、それまでその男性が長く付き合っている人達に対してどう接しているかを見るというのも一つの方法かも知れません。
(彼が彼の)ご両親に対して、ご兄弟に対して、ご親戚に対して・・・または友人に対して、どんな風に接しているか・・・ということを見ます。
また、お相手の職場の同僚や部下、上司といった方々に対してどう接しているか・・・ということもみてみてもいいかも知れません。
彼が長い間付き合ってきたような人達とどう接しているか、接してきたか・・・ということを見てみることで、結婚してからも自分を大切にしてくれるかどうか・・・ということの、少なくともヒントが見えてくるかも・・知れません。
2)お相手の将来性が不安になったら
女性はお相手の男性の将来性が気になったりすることもあるかも知れません。
男性は好きな人と結婚できればいいと思うところがあっても、女性は「育てる性」とも言われますが、子供を育てたり、または家庭を守ってゆく立場になることが多く、旦那さんになる方の将来性が気になるのは当然のことかも知れません。
もし、今、仕事をしていない、もしくは仕事をはじめてもすぐやめてしまったり・・・借金を繰り返してみたり・・・ということがあって・・・
だけど、結婚したら彼も変わってくれるだろう・・・というのは僕はあまりおすすめはできないといいますか・・・相手が変わることを期待しての結婚はやめた方がいいかも知れません・・
暴力(DV)をふるう男性は変わらないとよく言われますが、お金に対する態度もなかなか変わることがないと言われます・・
今は仕事をしっかりとしていて、だけど、そんなに経済的に余裕がない。それでも、この人は伸びると思われたのなら・・・それはあなた(女性)次第で伸びてゆくことは大いにあると思うんです。
というのも、男性は好きな女性(妻、彼女、母親・・etc.)に褒められたり、応援されると伸びる・・・という傾向があって。
天才と呼ばれるような人(男性)の母親はとにかく息子を褒めて育てた人が多い・・・と言われます。
男性が伸びるかどうかは僕は女性も大きく関係しているように思います。
3)結婚してやっていけるか自信がない
結婚して(自分が)やっていけるか自信がない・・・と思われる方もいらっしゃるかも知れません。
ただ、最初から自信があるという人は少ないものだと思います。
やっていないのに最初から自信があるということは少なくて、自信というのは進みながら少しづつついてゆくもの、だと思います。
人は役割によって育てられる・・・ということがあると思うんですね。例えば、仕事でも「課長」になってから、課長らしい仕事をするようになったり・・・そんなこともあると思うんです。
夫婦もそうで、「夫」「妻」という役割によって自分が育てられる・・・ということもあると思います。
自分が妻としてうまくやってゆけるかという不安はあるかも知れませんが、きっと心配していたことの殆どはうまくできるようになると思います。
4)お互いに支え合ってゆけるか
お互いがお互いをちゃんと支え合ってゆけるか・・・ということも大事なことかも知れません。
大事なことは、お互いが自分の足でしっかりと立って、その上で手をつなぐこと・・・なのかも知れません。
もし、どちらかがどちらかに寄りかかってしまうと、寄りかかられた方はいずれはその重さに耐えられなくなってしまい、結局は二人とも倒れてしまう・・
だから、お互いがしっかりと自分の足で立っている必要があって。
自分の足で立つというのは、精神的に自立しているかどうか・・・ということで、もし、どちらかが、相手に寄りかかろうとしていると、うまくいかなくなってしまう傾向にあるようです。
結婚した後は、結果的には相手に支えてもらうことも出てくるわけですが、ただ、自分が相手を支えるんだという気持ちをお互いが持っているご夫婦は長く幸せでいる傾向がどうもあるようです。
5)価値観の違いはどうする?
価値観が似ているというのはみなさん結婚相手を選ぶ際に大事にされるポイントのようです。
それはとても大事なことだと思うんです。
ただ、価値観が完全に一致することは殆どなく、必ず合わないポイントが出てきます。それが別れのきっかけになってしまうこともあって・・
だから、この人(相手)のためなら、自分を変えてもいいと思えるかどうか・・・というのも大事なことなのかなと、思います。
6)お互いに尊重できているか
長年幸せに暮らしているご夫婦を見ていると、色々と共通点のようなものが見えてきます。
その共通点の1つはお互いがお互いを尊重し合っている・・・ということでした。
この場合のお互いに尊重し合える関係というのは・・・
・相手が大切にしていることを理解して、自分もそのことを大切にしようと思うこと
・相手が言われたくないこと、相手の地雷のようなものを理解して、そこに触れないようにしようと思うこと
・お互いが相手の立場になろうと思うこと
・・・全部、「~と思うこと」と書かせていただきましたが、完璧にはできないと思うんです。ただ、そうしようと思う心があればそれでいいのかも知れません。
もっとも、結婚して二人はいつまでも平和に暮らしましたとさ・・・ということは少なくて、どんなご夫婦であっても、やはり色々な山や谷を超えながら、歩んでゆくものだと思います。
だけど、そうやって相手を尊重しようと思える関係なら、どんなことがあってもお二人はうまくやっていけるのではないかなと、思います。
結婚する時に大事にしたいことはその方によっても変わってくるものだと思いますし、色々な考え方がありますが、ご自分の中で納得のゆく決断ができるといいですね。