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男女間の気持ちのすれ違いをなくす【2つ方法】

夫や妻、または彼氏や彼女など、自分にとても近い人と気持ちがすれ違ってしまう。

そんなこともあるかも知れません。

男女関係は気持ちがどうしてもすれ違ってしまうものだと思うんですね。

だから、時には気持ちがすれ違ってしまってもいい。ただ、実はちょっとしたことを意識するだけで、気持ちのすれ違いは大きく減ってゆきます。

この記事では、男女間で気持ちがすれ違う原因について、また、気持ちのすれ違いをなくすコツについてご紹介してゆきます。

目次

男女関係は気持ちがどうしてもすれ違ってしまうもの

これからすれ違いの原因やすれ違いをなくす方法についてご紹介してゆくのに矛盾しているかも知れませんが、男女関係は気持ちがどうしてもすれ違ってしまうものだと思います。

僕は気持ちがすれ違ったことがないカップルを見たことがありません。

いくら相手が大好きな人であっても、大切な人であっても、気持ちがすれ違うことがないというカップルはいないものです。

むしろ、相手が大好きな人だから、相手が大切な人だからこそ、すれ違ってしまうのかも知れません。

だけど、きっと大切なことは、全くすれ違わないようにすることではなくて、すれ違ってしまっていることに気づくことであり、何故すれ違ってしまったのかを理解しようとすることだと思います。

また、すれ違ってしまった時というのは、まだ自分が理解できていない相手の何かを見つけるチャンスだったりするんですね。

だから、すれ違ってしまったことがきっかけで二人の絆がより深まることもあります。

できればそんな風にして、すれ違いを二人のこれからの幸せのために生かしてゆけたらいいかも知れませんね。

この2つの小さなズレが気持ちのすれ違いを生む

さて、本題に入りたいと思います。

気持ちがすれ違ってしまう原因の1つは、視点と価値観の小さなズレです。

カップルというとても近い関係の二人であっても、視点や価値観は微妙に違っていたりします。

例えば、二人の関係をもっと良くするために、旦那さんは外食をもっと増やそうと思っているけど、奥さんは二人の関係をもっと良くするために、家での食事(の時間)を大事にしたいと思っていたとします。

この場合、旦那さんは奥さんの(関係をもっと良くしたいという)本当の思いを受け取ることができないかも知れないし、奥さんも旦那さんの(関係をもっと良くしたいという)本当の思いを受け取ることができないかも知れない。

本当はどちらも、二人の関係をもっとよくしたいという思いは一緒なのだけれど、そのための手段が違っていて、それが原因でお互いがお互いの本当の気持ちを理解できないでいる。

そこにはお互いの視点や価値観、もしくは考え方の微妙な違いが関係していて、その微妙なズレが気持ちのすれ違いに発展してしまったりします。

では、視点や価値観のズレをなくすにはどうすればいいか?

ということですが、自分の視点や価値観で相手を見たり、判断したりするのではなく、相手の視点や価値観になった上で、もう一度、その(気持ちがすれ違う原因になった)何かについて考え直してみる・・というのも良い方法だと思います。

自分の視点ではなくて、相手の視点や相手の価値観になった上で、その何かをもう一度考え直してみると、違った答えが出てくることがあります

例えば、先ほどの例では、旦那さんの視点や価値観になった上で「外食を増やしたい」ということについてもう一度考えてみます。

すると「あの人は人を喜ばせるのが好きだから、もしかしたら、私を喜ばせたいと思って、そう言ってくれたのかも知れないな。無駄な出費は増やしたくないなんて言って悪かったな。」

例えば、そんな風に思えるかも知れません。

旦那さんにしても同じように、奥さんの視点や価値観になって考えてみれば「彼女は話すことが好きだから、もっと家でリラックスして会話できる時間を増やしたいと思ってくれたのかな」

例えば、そんな風に違う感じ方になるかも知れません。

すれ違いはこんな風にして、視点や価値観の違いからやってきたりします。

そんな時はもう一度、今度は相手の視点や相手の価値観になった上で、考え直してみると感じ方も違ってくるかも知れません。

与え方と受け取り方の違い

すれ違いの2つ目の原因は与え方と受け取り方の違いです。

これはどういうことかというと、例えば、愛情表現にしても、人によって何を愛情だと受け取るか、どんな与え方を愛情だと考えるかということに違いがあったりします。

例えば、気持ちを言葉にして伝えることが大切だと思っている彼女に対して、口で言わなくてもわかっているだろうと考えている彼氏。

自分がしたことで喜んでほしいと思っている彼氏に対して、あまり私だけのためにお金を使わないでほしい。二人のためにお金を使いたいと考えている彼女。

お互いに相手に対しての愛情はあるけど、その表現方法が少し違っていて、だから、伝えたいのに伝わらなかったり、気持ちがすれ違ってしまったりする。

もし、そういったことが起きている場合は、例えば、愛情表現にしても、相手と自分ではその表現方法は違っているんだということを理解する必要があるのかも知れません。

これも先ほどの相手の視点や価値観になってみるということに通じると思いますが、相手なりの与え方や相手なりの受け取り方があるということを知っておくということも大切なことだと思うんですね。

与え方や受け取り方が自分と一緒だと思っていると、どうしても気持ちはすれ違ってしまいやすくなるからです。

ただ、相手なりの与え方や受け取り方を理解しようとすることで、気持ちがすれ違うということは減ってゆくように思います。

自分とは違う愛情の形も愛情であることに変わりない

先ほどは与え方と受け取り方の違いについて書かせていただきましたが、気持ちがすれ違うことが多くなったと感じた時は、相手が持っている自分とは違う愛情の形を探してみる・・というのも良い方法だと思います。

自分の中で、「これが愛情だ」というものがあると、他のものを愛情として受け取れなくなってしまうことがあります。

相手に共感して、話を聞こうとすることが愛情だと思っていると、悩んでいることを話した途端に解決方法を伝えようとしてくる彼氏に対して、彼が本当は持っている愛情を感じられなくなってしまうかも知れません。

そうではなくて、彼には彼なりの、もしくは彼女には彼女なりの愛情の形があるんだよね、と。そんな風に考えてみて、そして、その相手なりの愛情の形を探してみます。

自分とは違う愛情、思いやりであったり、優しさの形ですとか、そういったものを探してみるのです。

それは先ほどと同じように相手の視点になったり、相手の価値観になって考えてみると、見えてくることがあります。

すると、「あぁ、あれは彼なりの優しさだったのかな」とか「あぁ、あれは彼女なりの愛情表現だったんだな」とか、そういったものが見えてくるかも知れません。

相手の愛情不足を感じた時は?

時には自分が求めている愛情、その100%を相手が与えてくれないこともあるかも知れません。

だけど、例えば、80%の愛情も、それも愛情には違いないと思うんですね。

それは自分が求める愛情の量には達していないかも知れないけど、それでもそれは相手なりの愛情なのかも知れないわけです。

そういった愛情に対しても、足りていないもの、ないものを見ようとするのではなく、そこにあるものに意識を向けるようにすると、相手への不満が感謝に変わったりすることがあります。

このツイートの中でも書かせていただいたのですが、

足りないものを見ようとすると、どんどん足りなくなり、あるものを見ようとすると、どんどん増えてゆく。愛情もどうもそんな風にできているようです。

上のツイートの中で、相手がしてくれていることに意識を向けると書かせていただきましたが、不思議なもので、相手に求めすぎてしまうと、相手がしてくれていることに気づけなくなったりします。

ところが、反対に与えようとしてみると、今度は逆に相手がしてくれていたことに気づけたりします。

相手の愛情は、求めすぎると見えなくなって、反対に自分から与えようとすると見えてくるものなのなのかも知れません。