人間関係で悩まない自分になるために必要なたった1つのこと
悩みの多くは人間関係の悩みであると言われています。
そして一番辛いのも人間関係の悩みなのかも、知れません。
これまで人間関係の悩みについて色々な記事を書かせていただいてきましたが、人間関係で悩まない自分になるために必要なことをたった一つのことにまとめようとすると・・・
「他人をどうするかではなく、自分をどうするか、自分はどうするか?」・・・と考えてみることなのかなと、思うんです。
他人をどうするかではなく、自分をどうするか、自分はどうするか?
人間関係で悩む時は、相手のことで悩むことが多いのかも知れません。
だからこそ、深く悩んでしまう。それは相手はどうにもならないことが多いから・・・かも知れません。
相手のことで悩むというのは、相手のことを変えたいと思っていることに実は似ているのかも知れません。
もし、相手は相手のままでいいと思えていたなら、相手のことで悩むこともなくなります。
ところが、そうは思えないために、悩んでしまうわけで・・
ただ、人は誰かから自分を変えられるのが大嫌いです。
だから、相手を変えようと思っても、例え、自分が言っていることが間違ってはいなかったとしても・・相手は変わってはくれない。
誰も、自分も含めて、誰かに言われて変わったりはしたくないものだと思うんです。
だから、相手を何とかしようと思うと、どんどん悩みが深くなっていって、気づくと同じことを何度も何度も、堂々巡りのようにして考えていたり、同じようなことで何度も嫌な気分になってしまったりします・・
ところが、人間関係であまり悩まない人もいます。
そんな人がやっているのは、どうもその反対のことのようでした。
つまり、相手をどうにしかしようとは思わず、相手は変わらないと思い定めてしまうこと。
そして、その上で「相手をどうするか?」から、「自分をどうするか?」「自分はどうするか?」と考えてみます。
「相手をどうするか?」と考えると(相手はどうにもならないことが殆どなので)、同じことで何度も悩んだり、嫌な気分になったりするかも知れません。
ただ、決して簡単ではないけど、自分であれば、変えることができるかも知れません。
また、「相手はどうにもならない」と思い定めただけで、悩みの沼のようなものからは抜け出せることがあります。
「相手はどうにもならない」と思い定めただけでその悩みが消えたと感じる方も大勢います。
勿論、その悩みが全てなくなるわけではないかも知れません。
だけど、少なくとも、同じところをぐるぐるとまわり続けることからは脱出できます。
同じ場所でずっと立ち止まっている自分から、一歩踏み出すことができます。
何か人間関係の悩みに直面した時、「自分はどうするか?」と考えることを繰り返してゆくと、そう考えることが習慣になってゆきます。
すると、不思議なことに人間関係で悩むことはあっても、悩み続けることがなくなってゆきます。
自分はどうするか?と考えると、具体的に動き出すためのアイディアが浮かんできます。
何か自分で実践できることが浮かんできます。
そして、その動き出すこと、何かを実践するということが人間関係の悩みから抜け出すために、一番大事なことなのかも、知れません。
変えることができるのは、いつだって、自分だけだと思うんです。
ただ、自分が変わることで相手が変わることは、あります。
だけど、相手からは変わってくれない。自分からしか、変わることはできないと思うんです。
それは難しいことでもあるけれど、自分をどうするか?自分はどうするか?を実践し続けてゆくと、これまでの悩みを悩みと感じなくなる瞬間がやってくることがあります。