人間関係を良くする方法と5つの心得
人付き合いは楽しいものですが、時には苦しんだり悩んだりすることがあります。
それでいがみ合ってしまったり、人を恨んだり・・・こんなことなら付き合わなければよかった・・・と思うこともあるかも知れません。
そんな時に思い出したい5つのことについて今回は考えてみたいと思います。
1.相手を変えようとしない
人と言い争いになる時は、「自分が正しくて、相手が悪い」と思っていることが多いと思うんです。でも、自分が正しいというスタンスでいると人間関係はなかなか良くならない・・
人は他人に変えられるのが大嫌いです。例えば、自分が好きでやっていることを誰かが、それはよくないから、これをやってみて・・・と無理にすすめてきたら・・・
きっと何としてでも拒否すると思うんです。
人は他人には変えられたくないんだと思います。
だから、他人を変えようとすることは絶対にうまくいかないわけで。
人間関係を良くしたいと思った時は、相手を変えようとするよりは、まず自分から変わるしかないのかも、知れません。
2.相手に期待しない
相手に期待しない・・・これも人付き合いでは大切なことなのかも・・知れません。
相手に期待すればするほど、がっかりします。
そういうものだと思うんです。
相手に期待するというのは、相手に「こうでいて欲しい」と思っているということなのかも知れません。でも、毎回そうとは限らないわけで・・
そして、そうではなかった時、その期待が高ければ高いほどにガッカリします。
一番いいのは、最初から相手には期待しない・・・ということだと思うんです。それは相手の人に「こうでいて欲しい」と思わないということであり、ありのままの相手をそのまま受け入れる・・・ということになるのかなと、思います。
もし、僕が逆の立場になったら、自分のことをそのまま受け入れてくれる人がいたら、嬉しいなあ・・・そう思うと思うんです。
相手に期待しないというのは、一つの「優しさ」でもあるのかも知れませんね。
3.適度な距離感を保つ
人間関係のトラブルの主な原因は「距離」・・だと思うんです。
「距離が近すぎる」からトラブルになる。遠くから見えなかったものも、近づくとよく見えてきたりします。
それで人間関係が悪化する。親しき仲にも礼儀あり・・・というように、どんな関係になっても相手を尊重すること・・・それは相手に対して踏み込み過ぎないということでもあると思うんです。
もっとわかり合いたい・・・その位でやめておく。
そうすれば、相手の良いところだけを見て付き合ってゆけます。近づき過ぎると、見たくないものまで見えてしまうし、自分の見せたくないものまでも見せてしまうと、思うんです。
4.当たり前・・・をやめてしまう
人間関係も慣れてくると、どこかで「当然」というような考え方が紛れ込んできます。例えば、友達なんだから、会ってくれて当然・・・という風に。
でも、人間関係のトラブルが増えるのもこの「当然」という考え方が芽生えた頃だと思うんです。
当たり前という考え方には、「感謝」という気持ちが全く入っていません。ただ、人間関係を良くする魔法があるとすれば、それは「感謝」ではないかと、思うんです。
会ってくれてありがとう・・・そういう感謝の気持ちがあれば、人間関係はうまくいくかも、知れません。
当たり前をやめて、それを感謝へと変える・・・それだけで関係は随分と改善すると思うんです。
5.相手を尊敬する姿勢
どのような人間関係であっても、そこに「尊敬」という概念があれば、その関係はうまくいくと思うんです。
例えば、職場の上司と部下の関係にしてもそう。部下が上司を尊敬する・・・それは一般的にはよく必要だと言われます。
でも上司も部下を尊重することができたら、この関係は明らかにうまくいくと思うんです。
これは例えば、もっと近い関係でも同じことが言えます。
例えば夫婦関係もそう。
夫が妻を尊重し、妻が夫を尊重する・・・それができている限り夫婦は円満でいられると思うのです。
相手を尊重するなんて言うと、何だか難しいことのように聞えますが、相手の立場になってみるだけでもいいんだと思うんです。それだけでも相手の気持ちが少しわかったりします。